あらすじ
高校三年の和倉佑真は、異性に興味を持てない自分を覆い隠すように、必要以上に明るく振る舞っていた。そんな上辺だけは平穏な日常が、後輩・武川秀一と出会って変わり始める。無愛想だけどまっすぐな武川に、恋をしてしまったから。誰も好きになってはいけないのに――思い悩む佑真だが……?商業誌未発表作&書き下ろしを加え、待望の文庫化!!
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出会うべくして出会う
武川のかっこよさにやられました。
しかし、こういう展開はドラマであり、でありべくして出会い、愛し合うべくして愛し会う。切ないけれど、王道の展開。
やっぱり好きですね。
Posted by ブクログ
前出「白雨」と「慈雨」の間に出版された本。
時系列では「白雨」の半年前、水沢の店で働くアルバイト、祐真と秀の物語。
好きな人に好きって言えないのはどうしてこんなに切なく泣けるんだろう。
そしてこの作者さんはそれを書くのがとても得意だ。