陵クミコのレビュー一覧
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好感度が高い絵柄が好みです。挿絵ではおなじみですがストーリーものはどうかな?と思い購入しました。
大学生の衛は38歳のカフェ店主柳井に片想い中。男しか好きになれないと打ち明けている衛にも、偏見なく優しく接してくれる柳井。
この柳井が、とても衛に親身になって優しいんです。でも、衛の気持ちは受け入れてくれません。
そんな二人に柳井の友人である鵜瀬が割り込んできて、端から見れば三角関係の相関図ぽく見えなくもないけど、実は。
ストーリーは意外な真実が明らかになって、後で柳井の優しさや鵜瀬の職業に納得させられます。鵜瀬が衛を好きになった理由を深読みするとフクザツです。
話がちょっとひねり過ぎな感じも -
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「茅島氏の優雅な生活」のスピンオフです。
月に一度大学病院から茅島氏のお屋敷に定期検診をしに来る大学病院内科医の高倉聖司のお話です。
クオーターで庶子腹の美貌の聖司と高倉総合病院の医院長である義理の兄、義明との異常な関係や聖司を使って仕事を取ったりと暗い内容ではありましたが、聖司を愛している事を聖司を拒否した後に気が付いて悩む森下友臣との関係が良い方へ向かって安心しました。
とは言え、茅島氏シリーズ程胸に迫らなかったのは何故でしょうか?
途中もどかしさを覚えたりしましたので、もう少し二人の絆を深く読みたかったです。
義兄の捻れた執着愛は素敵でした☆愛と憎しみは裏腹なのですね〜
絵も、茅島氏シリ -
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隣人、会社員・渡辺研一×在宅勤務SE・槙原俊(すぐる)
PTSDを持つ研一の息子・孝太に懐かれた俊には、距離を置いているが、自分を都合のいいスペアの様に扱う恋人・金森伸也がいる。
二人の関係が近くなるのに、不自然でない事件や出来事が起こるのが、違和感を抱かせず物語に入らせてくれる。
俊を慕う孝太が好ましく、子どもらしい健気さがいい。
なかなか本気で伸也を振り切れない俊にはイラつきもするが、その自分を押し出さない部分が、孝太を惹きつけたらしい。
伸也の執着は怖いと云うか気色悪い。きっと彼は精神的に未熟なのでしょう。
伸也との関係がはっきり切れるのと、研一への思いを自覚するのが、ほぼ同時期なの -
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[ミシンメーカー設計者×営業マン]
年下攻め
人とのコミュニケーション能力に欠ける攻め。
初めて叱ってくれた受けに懐きます。
まさか一才しか違わないとは思えない二人。
ワンコ攻め好きな私でもこれはそんなに萌えませんでしたが、
まぁ楽しめました。
☆あらすじ☆
――ぼくだけを見ててください。
工業ミシンメーカーに勤める営業の飯山和弘は、クレーム処理のため同じく設計部所属の杉義彦と組むことに。
だが杉は、愛想なし洒落っ気なしの理系一筋・機械バカだった。不安は的中し、杉は持ち前の「正論」で事態を
悪化させてしまう。堪忍袋の緒が切れた飯山は杉を叱りつけるが、それ以降、妙に懐かれる始末。
年下で、無 -
作者買いです。
きたざわ先生の作品が好きで購入しました
ストーリー自体は、飛び抜けていいって思うこともなくて
普通
攻めの性格のキツサはちょっと嫌かな -
購入済み
とにかくうるさい
とにかく落ち着きがなくて声で聞いていないのに
うるさいんです
同級生で初恋の人でゲイでっていうのはわかります
ただ小学生のときから好きで、初恋で助けてくれた人っていう
設定がいるのかなと思いました
結局思い出したかどうかもわからず -
購入済み
再会もの
子供の頃いじめられていた高木は、いじめていた張本人・赤坂の姪の犬を助けたことで再会するはめに。
赤坂が今現在の高木を、かつていじめていた相手だと気づいていないと感じ、いじめられた仕返しに誘惑して相手が落ちたらポイしようと考えます。
高木はいじめのせいで、自己評価が低くネガティブ。しかし真面目で一生懸命で親切。ただ、赤坂の高木に対する気持ちが最後の方までイマイチ分からずモヤモヤ。
高木も赤坂を騙していて、赤坂もまた高木を騙していたわけですが……。そもそも、いじめられた高木は赤坂のしたことを許せるものなのか。今が良くても過去にしたことは消せないと思います。幼なじみの千葉も赤坂も何か苦手でした -
ネタバレ 購入済み
物足りないかな
受けの榛名がいい子ちゃん過ぎるのと、攻めが3歳から大人びてるのことが現実味が足りなかったので、感情移入ができないお話でした。
イラストも完成されてない感じでです。
幼馴染に執着される受けのBLが好物で幸せ気分を期待していましたが、不完全燃焼に終わりました。
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ネタバレ 購入済み
イタいなぁ。。
過去読んだ遠野さん作にハズレないし優雅な生活〜の茅島氏がチョイ出ってのも気になっていそいそと読み出しましたが途中で若干後悔。何故って聖司の扱いが酷すぎて可哀想を通り越して憐れで。実兄に抱かれてました〜ってだけなら平気でしたが(?)反抗する事なく男娼の様にヤらされまくってしかもそれが実兄の歪んだ愛情故に〜ってのは私の理解や想像の範疇から逸脱しているしその諸悪の根元の実兄が友臣と殴り合って和解か?って流れも全く意味わかんないし気分が悪い。。本作、唯一お日様みたいな友臣に救われてる感じですかね。。ちょっと辛口ですがスイマセン本当に聖司の設定でどーにも滅入っちゃいました。。