あらすじ
腹違いの兄・高倉義明の策略で、想いを寄せる友人・森下友臣に「接待」として体を差し出さなければならなかった聖司。兄弟の歪んだ関係を目の当たりにして戸惑うあまり、聖司を手厳しく拒絶してしまった友臣。互いへの想いを断ち切れないまま一年後に再会した二人は!? 聖司のやんごとなき「おともだち」茅島氏が登場する書き下ろし短編を収録。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大好きな「茅島氏の優雅な生活」のスピンオフ。気になってた生け贄(的なもの)になってた美貌の医師の話。
もうそれだけでいいんです。
遠野先生ありがとうございます
Posted by ブクログ
始めは殺伐とした会食シーン。
だけど、徐々に明らかになる恋心。
兄から弟への鬼畜な振る舞い。
一途に恋して、闘いを挑む主人公。
悲惨な生い立ちでも、儚げで健気で綺麗なのは
イラストの力も大きいのかも
最初から最後まで引き込まれて読んだ。
シリアル系BL
どうしてこういう兄貴を出す?
本当にストーリーがこういう兄貴を出すことで
膨らませたいのでしょうけど、個人的には、好きになれないし
嫌ですね。
腹違いとは言え、兄弟なのに変態すぎて途中でたまらない気持ちになりました。
Posted by ブクログ
茅島氏を読んでてぽっかり抜け落ちてて気持ち悪かった部分が補完されました。
聖司が意外に強かったのにほっとした。
見た目もはかなげで精神も脆かったらつらすぎるもんなぁ。
それにしても兄と攻めの夕日に向かって走っちゃいそうな「手打ち」がなんだか……www
Posted by ブクログ
「茅島氏の優雅な生活」のスピンオフです。
月に一度大学病院から茅島氏のお屋敷に定期検診をしに来る大学病院内科医の高倉聖司のお話です。
クオーターで庶子腹の美貌の聖司と高倉総合病院の医院長である義理の兄、義明との異常な関係や聖司を使って仕事を取ったりと暗い内容ではありましたが、聖司を愛している事を聖司を拒否した後に気が付いて悩む森下友臣との関係が良い方へ向かって安心しました。
とは言え、茅島氏シリーズ程胸に迫らなかったのは何故でしょうか?
途中もどかしさを覚えたりしましたので、もう少し二人の絆を深く読みたかったです。
義兄の捻れた執着愛は素敵でした☆愛と憎しみは裏腹なのですね〜
絵も、茅島氏シリーズと同じ日高ショーコさんにして頂きたかった。それもなんとなくお話に違和感を感じた要因ではあります。
Posted by ブクログ
茅島氏の主治医の話で、茅島氏もチラッと出てくるとのことで読みました。でも、なかなか物語に入り込めずやたらと読むのに時間がかかりました。入り込めたのは本編終盤だったくらい。たぶん、攻め視点で書かれているため、聖司に起きてることが蚊帳の外から見てる感じだったからでしょうね。聖司視点で、義明にされちゃうアレヤコレヤを読んでみたかった気がします。
イタいなぁ。。
過去読んだ遠野さん作にハズレないし優雅な生活〜の茅島氏がチョイ出ってのも気になっていそいそと読み出しましたが途中で若干後悔。何故って聖司の扱いが酷すぎて可哀想を通り越して憐れで。実兄に抱かれてました〜ってだけなら平気でしたが(?)反抗する事なく男娼の様にヤらされまくってしかもそれが実兄の歪んだ愛情故に〜ってのは私の理解や想像の範疇から逸脱しているしその諸悪の根元の実兄が友臣と殴り合って和解か?って流れも全く意味わかんないし気分が悪い。。本作、唯一お日様みたいな友臣に救われてる感じですかね。。ちょっと辛口ですがスイマセン本当に聖司の設定でどーにも滅入っちゃいました。。