上田秀人のレビュー一覧

  • 布石 百万石の留守居役(十五)

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    シリーズ第十五弾。

    越前福井松平家藩主・綱昌が書かされた“詫び状”を巡って、金沢では本多主殿(息子)、江戸では本多政長(父)がそれぞれ越前松平家を翻弄。
    本多父子の策略家っぷりも大したものですが、何にせよ、越前福井藩に人材がいなさすぎますね。藩主を筆頭に皆が愚策を繰り返している感じです。それで自分達が対処できないのを“恨み”に変換してしまうので、今後また本多翁や数馬が狙われ続けるのでしょう。越前福井藩の元留守居役・須郷が逃亡してしまったのも気になります。
    そして、ラストで紀州家の留守居役が爆弾発言。読者が「!!」となった状態で次巻へ続く・・と。どうする、どうなる!?

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    2020年08月21日
  • 日雇い浪人生活録 八 金の悪夢

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    並行して読んでいる佐伯泰英の「吉原裏同心」と時代も舞台も似通ってきた。時代は裏同心が30年ほど後だが、違いは田沼意次の評価。裏同心では悪で日雇い浪人では善だ。舞台がどちらも吉原近郊なので「居眠り磐音」の江戸地図を追いかけながら読み進めることができる。

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    2020年08月01日
  • 天主信長〈裏〉 天を望むなかれ

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    官兵衛側からの信長!!!

    うー!ーんこれもまた見応えバッチリ!!!!謎の多い本能寺の変!
    いまだに真相分からずだとこういう歴史ミステリとして成り立つのね!!!

    こんな結末も確かにあり得そう!と思わせるとのろがまたすごいよなぁ信長って。っていうオチです。

    なんかすごいよなぁ。

    もしここで死ななかったら、やっぱり日本の歴史はさらに大きく変わったかもなぁ。って思うのもある。織田信長!!!!!!みんながハマるのようわかる!!!

    黒田官兵衛の本もたくさんでてるけど、この人の人生も面白いわぁー!!!!!!!!!!!

    ハマるハマる!今頃歴史にハマる。笑笑

    面白い本からの歴史を学ぶって大事だよね

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    2020年07月29日
  • 天主信長〈表〉 我こそ天下なり

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    信長に夢中!

    このあと、黒田官兵衛からの視点で見る信長ストーリー天主信長の裏を読みます!

    信長の忍びで知識の下地ができてたので、歴史追い易かったー!

    全く歴史ダメダメのわたしでも、信長がのさばってくるまでの過程を楽しめました!

    信長の忍びではまだ本願寺とやり合ってるとこで、この本では殺されるまでを描いてるから、ラストのイケイケ信長の感じ!これが世間で言われる信長の冷酷さなのか!!!!と、改めて思った。

    そうか、信長って人に裏切られ続けて信じられなくなってしまわれたのね。
    と。

    にしてもすごい男だ。信長。

    すごいね。髭の伸ばし方もね。粋よねぇ。

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    2020年07月21日
  • 総力~聡四郎巡検譚(六)~

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    第三部終了?? 水城聡四郎シリーズの第三部が終了。
    「長編時代小説」と銘打っているが、大いなるバイオレンス小説でもあると思う。上田秀人の他のシリーズに比べて、妻の紅のキャラクターが今ひとつ。(筆者は好みなのだろうが)
    とはいえ、次作が出れば、買ってしまうだろう。 

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    2026年01月18日
  • 町奉行内与力奮闘記 一 立身の陰

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    作者は、人気の時代小説家だと承知しているが、作品を読むのは、2、3冊目ぐらいか。自分が時代小説に求めるものは、ノスタルジックな日本人感と軽い爽快感なのだが、後者はあまり感じられない。役人、商人の建前と本音の落としどころを見極めきれない若い内与力の失敗と成長を軸に展開していき、それはそれで読ませるのだが、シリーズ長編を意識しすぎているのか、起承転結の振幅が弱いように感じる。この点、シリーズ化の娯楽時代小説だと「居眠り磐音」に軍配が上がる。若干ネガティブな感想なのは、直前に逢坂剛の重蔵始末シリーズの二作目を読んだせいかもしれない。

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    2020年07月13日
  • 愚劣 百万石の留守居役(十四)

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    ネタバレ

    上田秀人先生のロジカル時代小説
    みんな大好き陰謀実践論
    成長期の瀬能を老練な陰謀家達が
    事細かに言葉・行動・貸し借りの
    意味を詳細に書く
    日常常識で当然の事と見るか陰謀
    と見るかは生まれ育ち方によるね

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    2020年07月12日
  • 前夜 奥右筆外伝(十三)

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    本編は完結まで読んでいるはずだが、記憶には鮮明に残ってない
    関連する登場人物が本編に係ってくる経緯を記載
    主人公と婿になる隣家の次男坊、宿敵となる二人、背後にある田沼による家基暗殺?

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    2020年07月12日
  • 高家表裏譚1 跡継

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    新シリーズ第一弾
    高家筆頭吉良家の話、記憶では後継ぎは赤穂浪士の討ち入りに際し負傷して後継ぎに不適格の烙印をおされた記憶だが
    いずれにしても良くは把握できてないのは事実
    今回は毛利家との遺恨?、それに関係して近衛家との確執
    シリーズ物なので今後に期待、少なくとも一方的に悪者にされる所以は無いと思われるので

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    2020年07月12日
  • 愚劣 百万石の留守居役(十四)

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    シリーズ第十四弾。

    加賀藩宿老・本多政長が江戸に留まっている件で、その思惑を巡って周りがザワザワ。
    当の本多翁は悠々と数馬と共に江戸を巡っております。数馬もこの機会にしっかり色々と吸収してほしいですね。
    一方、金沢では越前松平家の重鎮が藩主の無理難題をゴリ押しにやってきて、本多政長の嫡男・主殿さんの手腕が問われるところです。
    そして越前松平家の留守居役の逆恨みにより、吉原で襲撃を受けた数馬達は、それをこてんぱんに返り討ちすることで、吉原への“貸し”をゲットします。かなり大きなその“特典“を数馬が今後有効に使う事ができるのか、次巻以降の展開が楽しみです。

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    2020年07月10日
  • 町奉行内与力奮闘記 七 外患の兆

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    第七弾
    奉行所の建て直し途中、強盗と南町の敵対
    江戸の闇を制するのは用心棒の過去を知る南町の打つ手は
    奉行所統合に動きだす曲淵北町奉行は

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    2020年07月05日
  • 町奉行内与力奮闘記 三 権益の侵

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    第三弾
    富札の件で寺社方に遺恨を、矛先は内与力城見亨に
    また、奉行の改革に対し、既存の権益を守りたい町方は

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    2020年07月05日
  • 急報~聡四郎巡検譚(五)~

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    ネタバレ

    それぞれの思惑があるから悪巧みをしてもうまく行くとは限らない
    道中副奉行としての活躍はまだ見られないものの、江戸の騒動の方が面白い
    総四郎よりも嫁の方を主役にしてよかったのに(笑)

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    2020年07月03日
  • 町奉行内与力奮闘記 八 詭計の理

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    第八弾
    元筆頭与力の襲撃を交わしたがこの事が南北奉行の対立へ
    懇意の酒問屋のを巻き込んでの罠へ、

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    2020年06月25日
  • 日雇い浪人生活録四 金の権能

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    田沼意次の目的たっせにどんどん組み込まれ、かなり危ない目に合うようになった。
    時折、喜代や加壽美が見せる女心が和ませてくれる。

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    2020年06月14日
  • 日雇い浪人生活録(二) 金の諍

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    諌山左馬之助は分銅屋仁左衛門の用心棒として信用を得ていく。生活は安定していくが命に係わる騒動にも遭遇する。田沼意次は小説によって善人にもなるが、多くはわいろ政治の代表のように書かれる。ここではどうか?八代将軍吉宗の遺命を遂行することにはなっているが・・・・。

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    2020年04月10日
  • 分断 百万石の留守居役(十二)

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    第十二弾
    加賀藩取り潰しの策謀?、次期将軍候補にも上げられた加賀藩主、これを助ける因縁の加賀本田家、愚かな重役の策略に対処しながら幕閣との暗闘
    本田の姫を娶った故の今後の活躍は
    影の武田との今後は?

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    2020年04月06日
  • 天主信長〈表〉 我こそ天下なり

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    本能寺の変の新解釈で、面白い案だと思った。誰も真実が分からないからこそ、このような斬新な物語が生まれるのだろう。

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    2020年03月20日
  • 維新始末

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    「闕所物奉行 裏帳合」シリーズの20年後の話。

    幕末の江戸。天満屋と扇太郎は、強請をかけてきた勤王浪人を返り討ちにしたことから、浪人どものバックについている薩摩藩士に目をつけられてしまいます。
    20年たっても、扇太郎の剣捌きは相変わらず冴えわたっていて凄まじい強さを見せてくれます。
    そして、狡猾な印象の強かった天満屋ですが、ラストで格好いいと思えました。

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    2020年01月17日
  • 新装版 奉行始末 闕所物奉行 裏帳合(六)

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    シリーズ完結。

    老中、水野忠邦から一太郎征伐を命じられた扇太郎。
    火の手が上がる中での乱闘シーンは、まさにカオス。無事に朱鷺の元に戻ってこれるのでしょうか・・。
    そして“嫌われ役”鳥居耀蔵が、ラストで小憎らしい存在感を見せつけてくれます。

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    2020年01月15日