上田秀人のレビュー一覧
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デビュー前から上田秀人はこんなに凄かった!
発掘!歴史の謎を大胆に読み解く、驚愕の初期作品集。
・乾坤一擲の裏(桶狭間の戦い、黒田官兵衛)
・功臣の末路(堀田正俊暗殺、新井白石)
・座頭の一念(田沼意知暗殺、座頭)
・逃げた浪士(忠臣蔵、竹田出雲)
・茶人の軍略(千利休、松平不味)
・たみの手燭(坂本竜馬暗殺事件、勝海舟)
・忠臣の慟哭(桜田門外の変、小栗上野介)
・裏切りの真(箱館戦争、勝海舟、福沢諭吉)
本書は、日本意外史の流れをくんだ歴史短編小説集である。
桶狭間の戦いの謎を、黒田官兵衛が解いたり、堀田正俊暗殺の謎を、新井白石が解いたりする。どれも -
Posted by ブクログ
十一代将軍 徳川家斉の時代、武芸のみでは武士の生活はすでに立ち行かなくなってる。江戸から遠くはなれて領地を持つ大名は、国禁の密貿易に手を染める。幕府はそれを知っていながら目をつぶる。そんな中、津軽藩が新たにロシアと密貿易をはじめる。なんとその手助けをするのが、将軍家斉の実父治済だ。彼には野望があり、次期将軍の座に付くべく画策しているのだった。
奥右筆秘帳シリーズ第二弾『国禁』、奥右筆組頭の併右衛門と、彼の護衛、立花家の次男衛悟がお話を盛り上げる。併右衛門の上役が事件の詳細をもみ消そうとしていたり、脇役の忍や僧侶など、また剣の大立ち回りと読みどころ満載なのだが、この巻では話は完結せず、第三