上田秀人のレビュー一覧

  • 隠密鑑定秘禄一 退き口

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    新シリーズ。以前から持っていた「土芥寇讎記」という本を改めて確認して書き始めたとのこと。
    部下が調べた大名の個人情報を時の将軍が個人見解を追加した記録だそうだが、それの本物をもとに復刻版が市販されているそう。捜せばあるものですね。この記録を家斉が、大名や腹心探しに利用しようと隠密調査ができる部下として小人目付から抜擢したもの。一作目なので作者も主人公もまだまだ手探り状態。実際の役職は次回になる模様。

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    2022年04月21日
  • 日雇い浪人生活録(十二)金の穽

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    ネタバレ

    時々書かれる用心棒の心得的なシーンが良い

    両替商分銅屋仁左衛門の用心棒諌山左馬介は
    数万両資産を一人で用心棒しているが流石の
    プロ意識で酒も飲まず忠臣のように主を守る
    ところは堕落した武士の反面鏡で面白い
    御側御用取次田沼意次が将軍吉宗の宿題とし
    て託されたお金を軸とした幕政改革、武家が
    予想以上に賄賂に馴染み過ぎて予定が狂うも
    のの最終的な目標である貨幣政策に行きつく
    シナリオと推察するが・・・歩が鈍い
    作者には珍しく12巻でこの体たらく、でも久
    々の用心棒活躍シーンは面白い(∩´∀`)∩

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    2022年03月29日
  • 裏用心棒譚二 流葉断の太刀

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    ネタバレ

    将軍より下賜された茜の茶碗が盗賊に盗まれ
    相馬藩存続のため盗賊に身をやつして無事に
    奪還したが藩への復帰が認められず、意趣返
    しに田沼意次に茶碗を渡した小宮山一之臣

    盗賊の用心棒として身過ぎをしつつ田沼意次
    の命で働きもする
    政敵の多い田沼の陰謀や周到な罠が楽しそう

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    2022年03月08日
  • 勘定侍 柳生真剣勝負〈四〉 洞察

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    ネタバレ

    柳生家が1万石の大名になったことで、今まで
    の役柄から恐れられていた存在から、周囲全て
    が敵になる、当面の最大の敵は財政難であるが
    江戸初期の時代はお金は不浄のモノとする風潮
    があるため算盤一つあってなく商人からは喰い
    散らかされている状況を、大阪商人の知略人脈
    を駆使して一息
    こんどは襲い掛かる老中のアギトを破る必要が
    あるが・・・( ゚Д゚)

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    2022年01月17日
  • 高家表裏譚4 謁見

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    ネタバレ

    主人公吉良上野介は家督を継ぐまえにも関わらず
    近衛基煕(後陽成天皇のひ孫)の命を救い少年同志
    らしく肝胆相照らすなかとなる
    御礼に従四位外で侍従となった三郎(上野介)は
    上皇に謁見するのだが・・・

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    2022年01月12日
  • 勘定侍 柳生真剣勝負〈二〉 始動

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    一夜の強烈なキャラ健在。憎めない。
    周りに集まり始めている脇役たちからも今後の展開が間違いなく楽しくなるだろう気配がぷんぷんしてます

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    2021年10月24日
  • 表御番医師診療禄1 切開

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    パパの本。ずっと積読だったのを読んだら面白かった。奥さんが勝手な人だったのは想定外。この流れだとよい嫁が来て、家庭もよく、、のはずが的外れたところが面白い。

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    2021年10月17日
  • 裏用心棒譚二 流葉断の太刀

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    シリーズ2作目だが前作から2年も経ち、ほぼ筋を忘れて居る。読み進めているうちに思い出してくる。今作では剣の立ち合いも減り、主人公が誰か分かりずらい。田沼意次は上田氏の他のシリーズでも出てくるが、やはり印象的には悪人の評判が強く、読み味としては暗くなる。今作でも主人公達を手のひらの上で使い倒し、最後は敵方と相討ちを望むなど、可哀想になってくる。

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    2021年10月10日
  • 要訣 百万石の留守居役(十七)

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    シリーズ第十七弾にして完結編。

    数馬の妻で本多政長の娘・琴が、一度離縁された紀州徳川家から再嫁を求められます。
    勿論、断固拒否の数馬サイドですが、琴に執着する紀州藩主・徳川光貞が次々と強硬な揺さぶりをかけてきて・・。
    “留守居役”という難しい役職につかされた、若き数馬の成長が楽しみだったこのシリーズもついに完結です。
    ここ数巻は、数馬の義父・本多政長が美味しいところを持っていく感じでしたが、結局最後まで“本多劇場”でしたね。恐るべし、そして天晴れ本多ファミリー、という感じです。
    ハラスメントの権化のような徳川光貞の悪行も、将軍の前で晒されることになり、まずはひと段落で良かったです。
    今後も数馬には、色々な試練があると思いますが、琴と仲良く二人でを乗り越えて行ってほしいです。
    そして、今回とんだとばっちりを受けた、数馬の妹・美津も幸せになって頂きたいですね。

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    2021年10月07日
  • 高家表裏譚3 結盟

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    ネタバレ

    吉良上野介になりました
    家督も継がない嫡男が、見習いからの
    侍従・従四位下(親とおんなじ)
    血盟を汲んだのは3年前に生死を共にした
    近衛基煕の思惑だが、単純な友情ではなく
    将来顕れる皇位継承の争いに備えて・・・
    何百年の流れで家の存続を考える公家なら
    ではの未来への布石に義央は妙手を打てる
    のであろうか (´・ω・`)ムリムリ

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    2021年10月03日
  • 禁裏付雅帳十 決別

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    第十弾
    「朝廷の闇」が討ちとられ、その女の行方が、禁裏に匿うことにより定信に敵対、配下を一人打ち取りはっきりと敵に
    京で敵対する一派にくぎを刺し、殺し屋一味を撃退

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    2021年09月21日
  • 禁裏付雅帳 九 続揺

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    第九弾
    南條蔵人を巡る関係者それぞれの思惑、理屈と慣習、ややこし過ぎる?
    幕臣内の対立に、摂関家、大阪商人と
    選り取り見取りの状況、背後には将軍と老中、として主上の意志

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    2021年09月15日
  • 禁裏付雅帳 八 混沌

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    第九弾
    許嫁?の弓江が誘拐、犯人の呼び出しに鷹矢と檜川で救出に、京の闇を支配する元公家とその配下の戦闘集団『四神』を倒し、事件は新たに定信との対立へ?
    公家とその姫、そして犯罪の背後を知る公家の娘
    それぞれの思惑が

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    2021年09月15日
  • 勘定侍 柳生真剣勝負〈三〉 画策

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    第三弾
    出入りの商人との手切れの対決、監視役に付けられた伊賀のくノ一佐夜は!
    柳生の里には別の甲賀の刺客が

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    2021年09月09日
  • 勘定侍 柳生真剣勝負〈二〉 始動

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    第二弾
    家光の屈託した愛憎が柳生を含め渦巻く
    一夜の天性の感と勘定の知識がいよいよ発揮か?
    幕閣の思惑と伊賀、甲賀の対立、

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    2021年09月09日
  • 勘定侍 柳生真剣勝負〈一〉 召喚

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    シリーズ第一弾
    柳生が一万石の大名に、裏が有りそうだが当面の体裁の為捨てられていた淡海屋の孫一夜が召し出され、先ずは柳生の里へ、全く剣の修行は無いが天性の感が十兵衛に見透かされる
    が?

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    2021年09月09日
  • 禁裏付雅帳十二 継争

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    第十二弾の完結編
    江戸での定信との対決、将軍家斉の自立と合わせ、今上帝との係わりで危機を乗り越え京へ、最強の敵は女二人?

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    2021年09月03日
  • 禁裏付雅帳十一 偽計

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    第十一弾、久しぶりに読む続き
    定信と決別した鷹矢は加増を理由に江戸へ呼び寄され、
    当然ながら京からの打ち手と江戸からの刺客に襲われ撃退

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    2021年09月03日
  • 勘定侍 柳生真剣勝負〈三〉 画策

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    ネタバレ

    上田先生の戦国モノをいくつか読むと、どうして
    コノ結果になったかロジカル時代小説家らしい部
    分に目がいく
    元々、武士が格式や権威の仕組みの中で言質をと
    られたりマウントを取る様を強調する小説だが、
    その根底には関ケ原の戦いや神君の行為こそが聖
    典のように絶対視した論理が絶対だった

    本書は戦国の遺風が薫る時代であり、上田先生の
    他の時代との差を楽しめるのでご一読を
    (´・ω・`)本書の感想書いてないw

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    2021年07月22日
  • 禁裏付雅帳十二 継争

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    あまりに敵ばかりで呆れる物語の最終巻。最後に一矢報いることができたのは良かったのだけれども、もう少し先の道筋も欲しかった。敵が多過ぎて収拾つけられなくなった?
    将軍家基の急死に松平定信が関わっていたという説に驚き!上田氏の小説は徳川幕府の闇がテーマになっていることが多い

    追伸、光格天皇の実父は明治になって慶光天皇の名がおくられ、京都の廬山寺にお墓があります

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    2021年06月27日