上田秀人のレビュー一覧

  • 戦端 武商繚乱記(一)

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    大坂町奉行所で繰り広げられる権力闘争。
    武士を上回る力を持ち始めた淀屋を潰せるか。
    江戸町奉行と違う舞台が面白い。
    話は序盤が始まったばかり、面白くなりそうな感じで終わる。

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    2023年05月06日
  • 悪貨 武商繚乱記(二)

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    2023.04.22
    私、上田先生大好きなのに、この本はピンとこなかった。多分、わたしが弱っているからなのだろう。

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    2023年04月22日
  • 隠密鑑定秘禄二 恩讐

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    家基の死で将軍家治は絶望を味わった
    御政道を止めまいと意次は独り政務に
    奔走したが、それは将軍の意に沿った
    事ではなかった、、、側近としてただ
    傍に寄り添えば良い時を逃した意次は
    将軍の死に臨んで傍に呼ばれず失脚と
    なった・・・という前提で本作は進む
    定信へ宣戦布告をする意次
    『若さまの仇を討つところ」を亡き公
    方に見せてくれようと!(´・ω・`)

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    2023年04月18日
  • 戦端 武商繚乱記(一)

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    時代小説は江戸時代とひとくくりにできず、どの時代
    を書いているかで登場人物や社会の空気が違う、元禄
    時代が舞台の本書では武士が持つ殺気もひとあじ違う
    淀屋辰五郎の改易をテーマに大石蔵之助の登場がどの
    様な物語を編み出すのか楽しみな新シリーズ(´・ω・`)

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    2023年04月12日
  • 日雇い浪人生活録(十四)金の足搔き

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    会津藩は愚かなのか?なまじ保科正之が副将軍の立場で名君と呼ばれたばかりに「呪」にかかる・・・幕府を支えると思い尚武の精神で家来は鍛錬するが、その反動からか百姓など民を慈しむ心が醸成されなかった(このことが幕末にしっぺ返しとなり帰ってくる)百姓の年貢率を毎年引上げ、ついに7割を超える年貢となり(百姓は窮乏・間引きも恒常的で人口は激減)、田畑は荒れ、手余地(=耕作放棄地)は増え年貢は益々減少・藩の財政は悪化する一方、ついに寛延2年(1749)『一揆』蜂起、15000人が城下に迫り年貢半減を要求(寛延の大一揆)
    (以下本書)そんな会津藩は借財を分銅屋から幾度も借りようとするが、側用人田沼意次と深いつ

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    2023年04月11日
  • 使者 百万石の留守居役(六)

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    瀬能数馬少し活躍
    このシリーズは説明が多いし、何度も同じ説明をするところがダメ
    とりあえずこのシリーズは6巻まてで休憩します。

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    2023年03月29日
  • 波乱 百万石の留守居役(一)

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    徳川4代将軍家綱の加賀藩が舞台
    病弱の家綱の後継に加賀藩主前田綱紀を据えたい幕府大老の思惑で前半は政局ばかりで面白くないが、主人公の瀬能数馬が出てきてから話は動きますが、シリーズ物なのでまだまだ先は見えず。
    以降に期待
    チャンバラ少なめ

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    2023年03月01日
  • 隠密鑑定秘禄一 退き口

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    しがない小人目付大吾が、将軍家斉の命を受け、隠密探索を始める話
    15才の家斉が老中松平定信対策として、自分の地位を揺るがないものとするための優秀な人材を探すことに。そこに243名の大名辞典が登場するのだけど、そんなものがあったんですね~

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    2023年02月18日
  • 日雇い浪人生活録(十四)金の足搔き

    購入済み

    惰性に!!


    発刊を重ねる度に、つぎは買うのを止めようかと迷う。マンネリの積み重ね。いつも新刊案内メールが来る度に迷う。

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    2023年07月02日
  • 新装版 孤闘 立花宗茂

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    ゲームなどでも人気の戦国武将、立花宗茂の本ということもあり読みやすかったです。
    テンポも良く、一気に読むことができるので歴史小説をあまり読んだことない方でも読みやすいと思います。

    ひとつだけ気になったのが宗茂の妻・誾千代の扱いですね。
    なんだか世間知らずで感じの悪い嫁という印象しか受けない描かれ方だなーと。
    私の中では本田小松ばりの女傑ってイメージだったのですが、、
    結構な頻度で登場するのですが、こんな扱いをするならあまり出してほしくなかったですね。

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    2023年01月28日
  • 勘定侍 柳生真剣勝負〈六〉 欺瞞

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    今回もあっちこっちで思惑、策略が飛び交う第六巻。戦がなくなると武士が要らなくなるという時代が始まる。そんな時代に一年先の武士と評された一夜。十兵衛という強ーい見方を得て読むほうも一安心だけど、実は永和と佐夜の扱いが一番難儀になりまへんかあ

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    2023年01月22日
  • 日雇い浪人生活録(十四)金の足搔き

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    シリーズも14作目となると中弛みのような気がする。毎度お馴染みの会津藩との確執。諦めずに姑息な手段を考えてきた。盗賊も同じように何度も襲っては諫山用心棒に撃退される。浪人でありながら誠実な諫山は女性にうぶ。今回も二人の女性に翻弄される。
    田沼は現在側用人。老中になるまでこのシリーズは続くのだろうか?

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    2023年01月15日
  • 戦端 武商繚乱記(一)

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    西国大名が皆頭が上がらない豪商淀屋を調べよと密命を受け、新奉行が大阪東町へ
    その新奉行に訳あり同心小鹿が拾われる
    とにかく小鹿の上司同僚が酷い輩過ぎてゲンナリです。堺屋と大石内蔵助がどう関わってくるか、が注目ポイント。小鹿が若い頃の水城惣四郎のような感じが・・・

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    2023年01月05日
  • 勘定侍 柳生真剣勝負〈六〉 欺瞞

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    相変わらず面白い商人の知恵を無尽蔵に使い
    大名・老中相手に口ハ丁で懲らしめるロジカ
    ル時代小説の六巻、相手が馬鹿ばかりなので
    もう少し丁々発止互角に戦える強敵が欲しい

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    2023年01月06日
  • 隠密鑑定秘禄二 恩讐

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    将軍とお側御用次に過酷な任務を請負わされた主人公の射貫大伍。幼馴染の佐久良が引越しのお手伝いに来てくれて、その両親も二人を応援してくれているのがホッとする。
    のんびりとしている間もなく、結果を求められ、飛び込んだ先で大きな情報を掴むが、一勝一敗のような状況。次々と手柄を催促され、中々厳しい。
    失脚した田沼意次が虎視眈々と狙ってきたりして、落ち着かない状況。
    上田氏の書くものは、若い主人公が上司達に無理難題を言われて、成長する物語。これもシリーズ2作目だが、どこまで成長(出世)するかが楽しみだ。

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    2022年12月12日
  • 新装版 孤闘 立花宗茂

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    誾千代を道化に描く作品、少しはリスペクトして
    欲しかったけど、気位だけの女城主に描かれてた
    主人公立花宗茂の心情を細かに書いていて読み応
    えあるものの、朝鮮の役での短慮な様子だけ納得
    がいかない(´・ω・`)
    十年前の作品を文庫化に合わせて歴史事実の発見
    部分を修正して出したとあとがきにあるけれども
    関ヶ原の戦いはアタクシの思っている歴史事実よ
    りも十年古い内容w

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    2022年11月30日
  • 梟の系譜 宇喜多四代

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    宇喜多直家一代記。幼き日に祖父能家が島村豊後守に討たれ父興家と共に城を追われる。父は武将としての才覚が無く親子共々商人の家に匿われる。力が大きくなり過ぎた島村豊後守への牽制の為主君である浦上宗景に呼び戻される。生涯の大半を宿敵豊後守への敵討ちと主君宗景追い落としに費やす。そして備前を統一した頃には西に毛利、東に織田と巨大勢力に挟まれる状況。一歩間違えば宇喜多家滅亡の状況の中権謀術数を駆使し巨大勢力を渡り歩く直家。

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    2022年11月16日
  • 勘定侍 柳生真剣勝負〈六〉 欺瞞

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    前回までは面白かったが、主人公の一夜が商人に戻りたくて、柳生を離れるべく工作が激しすぎて展開が分かりづらくなってきた。老中を巻き込んでの上様の登場、豪商から親への揺さぶり。親からも兄からも敵視され、一夜は斬られそうになる。読んでいて楽しいものでは無くなる。長兄の柳生十兵衛だけが助けてくれるので、何とか大丈夫なのだが。

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    2022年10月07日
  • 日雇い浪人生活録(十三)金の妬心

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    上田先生の作品にしては分銅屋における同じようなエピソードが続く(氏の作品は10冊程度で急転直下でまとめる)
    左馬介を取り巻く関係を気に入ってるのかも・・・とみていると、田沼意次のおかれている状況と手下の村垣伊勢の判断が動き始めた
    ここからの展開は速そうだ(´・ω・`)

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    2022年10月05日
  • 波乱 百万石の留守居役(一)

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    もうすぐグインサーガを読み終わるので、代わりとなる大河小説を探しているところで手に取った。4代将軍徳川家綱のあとに前田家から跡取りを酒井雅楽頭が画策するという設定がかなりいかれていると思ったが、それに翻弄される前田家のお話。次の巻が読みたくなってきた。

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    2022年09月20日