【感想・ネタバレ】流言 武商繚乱記(三)のレビュー

あらすじ

吉川英治文庫賞作家・上田秀人がおくる
書下ろし時代小説、最新刊!!

世に怖きは噂の力。
見せよ! 町方同心魂

時は元禄、大坂では莫大な富を得た大商家・淀屋が隆盛をきわめる。
淀屋に借金をする大名が増えて、返済が滞る、さらにカネを借りるという悪循環に陥っていた。
もはや、淀屋は世を動かす重要な歯車になっていることに危惧を覚えた
幕府は、目付の中山出雲守を大坂東町奉行の増し役(ましやく)に任じ、淀屋を探らせることに。
大坂・東町奉行所の同心、山中小鹿(やまなか・ころく)は、
上役の娘だった妻の不貞を許せず、少々手荒に離縁したのを理由に東町奉行所内で孤立していた。
「淀屋を潰す証拠を見つける」という密命を帯びた中山出雲守は、気概あるはぐれ者の小鹿に目をつけて、
淀屋の監視を命じる。いっぽうの淀屋も密かに策を練っていたーー。
カネを駆使して武士を水面下で操ることに長けた豪商との争いに直面する
町方同心・山中小鹿は、持ち前の粘り強さでいかに立ち向かうのか。

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Posted by ブクログ

う~んこの作品は他の作品に比べてちょっと重いんだよねぇ(^^;
いつもは5の評価だけど1点マイナスかな?

0
2024年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上田秀人先生も手慣れ過ぎて、本の半分は
たとえ話が延々と続くが物語のあらすじを
書くと5行分程度が1冊に化ける
淀屋辰五郎が大名に金貸し過ぎて幕府より
金を蓄財したばかりに「一罰百戒」の生贄
にされてしまった
早くに悟って資産を移動しはじめるが、そ
もそも軌道修正できないものかな?
後の時代の田沼意次が構想した大名貸しを
全国銀行にする実態が単独でできそう

0
2024年07月09日

Posted by ブクログ

2024.03.21
上田作品の大ファンである私が初めて星3つまで評価をさげました。
理由は2つ。
まず、展開がまどろっこしいというか進展が遅い。次に主人公の山中の気質がよくわからない上に成長がみられない。さらに強さ、強みがよくわからないので感情移入しにくい。

0
2024年03月21日

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