【感想・ネタバレ】日雇い浪人生活録(二) 金の諍のレビュー

あらすじ

「幕政のすべてを米から金へ」変える大改革に挑むお側御用取次・田沼意次。金で動く世を拓くためならと、意次に手を貸すこととなった浅草の両替商・分銅屋仁左衛門。しかし、早くもこの動きを察した江戸有数の札差・加賀屋は、利権渡すまじと根回しを始める。武士たちの首を抑えているも同然の加賀屋を向こうに回し、分銅屋が打つ手とは。金と利権をめぐる火花が散り、お庭番が暗躍するなか、分銅屋の用心棒として雇われた浪人者・左馬介も命を懸けて立ち向かうことになる。しかし、剣の腕はまだ頼りなく――。江戸の「金」に斬り込む大好評シリーズ、第二巻。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

お金に関わる見識が田沼にさほどなかったという佐藤雅美先生の説とは、真逆の設定の本です
主人公は相変わらず、少し物足りなく描く上田先生

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2017年04月29日

Posted by ブクログ

諌山左馬之助は分銅屋仁左衛門の用心棒として信用を得ていく。生活は安定していくが命に係わる騒動にも遭遇する。田沼意次は小説によって善人にもなるが、多くはわいろ政治の代表のように書かれる。ここではどうか?八代将軍吉宗の遺命を遂行することにはなっているが・・・・。

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2020年04月10日

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