【感想・ネタバレ】貸借 百万石の留守居役(七)のレビュー

あらすじ

大藩加賀に参勤交代の季節が近づいた。江戸から琴の待つ金沢へ。会津で国家老相手に渡り合い、貸しをつくることができた数馬は、またも難題、国元に帰る藩主一行のお膳立てを命じられる。道中の各藩の留守居役を集めた吉原での会合に、一人で臨む数馬に、思いがけぬ援軍が。だが、富山藩の不満、敵意を抱く老中堀田家による包囲網、と加賀をとりまく状況は風雲急を告げる。貸しはすぐに借りになる。加賀藩の留守居役、走る!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

留守居役間の緊張感ある攻防が面白い。
当時の資料がここまで詳しく残っていたとは思えないので、仕来りや交渉術は上田氏の想像なのだったのなら恐れ入ります。
女忍 佐奈さんの魅力がここに来て益々発揮されており、数馬のようなうぶな男がいつ、どのように関係を持つのか興味津々です。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

主人公が少し間抜けなのに、負けない小説を書く上田先生・・・今回もドジしながらも優位になっていく不思議

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2017年03月17日

Posted by ブクログ

会津で貸しを作ることに成功した数馬。手を失った小沢は、内通できる妾を用意するため、佐奈を狙う。
佐奈と石動のペアは見ていて爽快。数馬もいい意味でなかなか悪くなってきており、相手をかわす様も堂にいってきた。新たな敵、相変わらず中二病を拗らせたような名前だが、あっという間に数人欠け。立場のわりに損得勘定の下手なこと。

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2019年06月01日

Posted by ブクログ

シリーズ第七弾。

前巻でやっと“逆恨みトリオ”を片付けたと思ったら、今度は“新武田二十四将”とかいう、面倒くさそうな輩が出てきました。
石動さんと佐奈の従者コンビは強くてカッコイイ。安心して見ていられます。

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2019年11月24日

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