【感想・ネタバレ】密約 百万石の留守居役(五)のレビュー

あらすじ

若き留守居役瀬能数馬の後ろ盾は、岳父となる"五万石の陪臣"本多政長。だが徳川の闇を知る本多家は、幕府にとって天敵でもあった。四代家綱の寵臣酒井忠清に替わり権力を握った老中堀田正俊は、加賀前田家の抱える本多家に狙いをつけた。老獪な駆け引きはなくとも剣の腕をもつ数馬は、老中と藩主の秘密直接会見に意外な場所を提案する。加賀潰しの包囲網から、数馬は藩を救えるのか!? 面白さ抜群の書下ろしシリーズ第五弾!

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Posted by ブクログ

本シリーズで語られている留守居役の行動がどれほど当時の事実に近いのか分かりませんが、なるほど参勤交代で財力を削られるだけでなく、藩同士が牽制し足を引っ張り合うことに執心したお陰でそれぞれがどんどん弱体化して徳川安定に繋がったんだなと思います。
これで幕臣にもっと外交まで考えられる人材がいたら、今とはちがう日本になっていたのかも。

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2025年03月28日

Posted by ブクログ

酒井の最後の一手と堀田の謀略が加賀に迫る。一難去ってまた一難の前田家は生き残れるのか。
猪野らの惨めさが。さっさと見切りをつければよかろうに、と思うのだが、武士の矜持ってやつなのか。

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2019年05月26日

Posted by ブクログ

シリーズ第五弾。

留守居役としてまだまだ未熟な数馬の存在が、加賀藩の弱みとばかりに他藩から目をつけられてしまいます。
これ以上他藩や幕府から揚げ足を取られないように、江戸から離され、追い立てられるように会津へ向かう事になった数馬。
会津では何が待ち受けているのか、展開を期待します。

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2019年11月15日

Posted by ブクログ

第五弾
若すぎる留守居役の数馬は加賀藩の弱みとして狙われ、老中堀田と藩主綱紀は極秘会談に
この時裏切り留守居役の絡みで武田二十四将名乗るごろつき集団が、堀田に貸を

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2018年10月17日

Posted by ブクログ

綱吉が将軍職へ就任。酒井雅楽頭陥落。その合間の攻防に巻き込まれた加賀百万石前田綱紀。瀬能数馬は慣れぬ留守居役に悩みながらも、なんとか生き抜いていく。作者の描きたいことはわかるけれど、じれったい。

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2015年06月28日

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