とり・みきのレビュー一覧

  • SF大将 enlarged and revised edition

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    古典的名作SFのパロディ漫画集。
    巻末で元ネタの概要が紹介されているのがありがたい。
    ショートショート全41編中、
    オリジナル作品2編を除いたパロディ群のうち、
    読んだことのある原作は僅かに3編、
    読んでいないが有名過ぎるので概要を把握している作品が
    いくつか――という体たらく。
    それでも(知らなくても)
    腹筋が攣りそうになるくらい笑えるのが凄い!

    ソラリスを学校のプールに見立てた
    「ソラリスの陽のもとに」と
    出オチも甚だしい瞬間芸(失礼!)「溺れた巨人」が
    個人的双璧。

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    2021年12月02日
  • プリニウス 11巻

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    少年時代のプリニウス……よりも、弩砲!バリスタ!私がずっと火箭だと思っていたものは弩砲だったのか!!!(ゲームの話) #漫画 #コミック #プリニウス

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    2021年07月25日
  • プリニウス 10巻

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    #漫画 #プリニウス
    パルミュラの話はこの頃から世界は繋がっていたんだなぁ、としみじみ。面白かったです。ネロ……アケロンの話は久しぶりにゾワッとした。

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    2020年10月31日
  • プリニウス 10巻

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    いやー面白かった。
    ネロの表情と人間味がすごい。
    家臣がわりと無表情で淡々としてるから余計際立つ。

    ローマ史詳しくないけど、勉強になった。
    この巻が1番好き。

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    2020年10月02日
  • プリニウス 1巻

    賢人になれる気がする

    プリニウスという人を初めて知りました。ヤマザキマリさんの作品でなかったら、一生知らなかったかも。現代科学とは違うけど、昔の人が世界をどのように「科学」していたのか知ることができる良書。なにより、小難しくなく分かりやすいのが良い。プリニウス、眉間にシワの寄ったオジサンですが、憧れます。

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    2020年09月11日
  • プリニウス 10巻

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    作画、話の展開ともに力作。始まった頃にはこんなに長くなるとは思わなかった。
    プリニウスはパルミュラ行ったことあったんか。私も行きたかったな。
    これだと、ポンペイまで随分かかりそう。

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    2020年09月10日
  • プリニウス 5巻

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    火山の噴火や地震、津波など、日本との共通性がまじまざと感じられる。特に東日本大震災や津波の被害、熊本の震災や西日本豪雨での被害など、記憶に新しいため、この自然の力に興奮するプリニウスの気持ちがわかる。

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    2019年04月23日
  • プリニウス 4巻

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    フェリクスの魅力爆発の第4巻。当時の軍団上がりの典型的な人ってこんな感じなんじゃなかろうかと思わせる。
    ウェスウィオスやポンペイなど、歴史を知る我々は先がわかっているが、それを予測しようとするプリニウスに感服。

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    2019年04月23日
  • プリニウス 3巻

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    ウニコルヌスやマンティコーラースなど架空の動物の影に怯えるシーンから、逆にその時代のリアリティを感じさせる。ローマが徐々に落ちていく時代を反映するかのようなくらい一冊。

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    2019年04月23日
  • プリニウス 1巻

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    プリニウスの人となりがわかる第1巻。なかなかの変人ぶりだが、知識欲が旺盛でさまざまなことに興味を持って知りたいことに突き進んでいく姿に共感する。こんな風に生きられたら面白いだろう。まずは、自己紹介的な始まり。

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    2019年04月23日
  • プリニウス 6巻

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    ​前回取り上げてから​2年近く経った。いつの間にかその間に3巻も進んでいた。言うまでもなく、プリニウス「博物誌」から想を得た一世紀ローマ時代の博物記録なのだ。いろんな発見があるので、この辺りで記録する。以下の箇条書きは、素っ気ない書き方をしているけど、素っ気ないマンガでは決してない。緻密な描写は驚嘆に値するし、誠実な描き方に2人のローマ愛を感じるのである。

    4巻目。
    ・ポンペイ噴火の17年前に起きたポンペイ大地震の描写が、素晴らしい。水道の枯渇、深海魚の打ち上げ、赤い月、大量の羊の死骸、鳥の大群、そして起こる大地震。大地震は62年に起きたそうだが、詳細な記録が残る文化が既に確立していることの

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    2018年08月05日
  • プリニウス 7巻

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    ローマ、エジプトが目白押し!特にエジプトの方はインディー・ジョーンズみたいで面白かった!まだまだ色々な場所が出てくるらしいので次巻が楽しみ!

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    2018年07月16日
  • プリニウス 7巻

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    順調に歴史的事実を回収しながら、物語が進んでいる。この時代を描くなら、ローマ大火は一つのハイライト(絵的にも)。人物や、建築物、風俗など、最近の考証に基づいて、歴史の教科書に出来そうな感じ。ローマ街の描写がいいです。地区ごとの違い、これはどこら辺から、どっちを見ているところまで考えてる絵です。

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    2018年07月16日
  • プリニウス 6巻

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    何だかんだでようやっと読み終わった6巻。プラウティナやネロが久しぶりに出てきて久しぶりにローマなシーンもありました。しかし、主人公たちはアフリカ……温度差が激しい。

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    2017年11月23日
  • プリニウス 5巻

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    マグネットの語源って地名なの?!な、第5巻。プリニウス一行の旅のスケールが凄い。大冒険!って感じでした。次巻はもう少し人間関係がドロドロするって……想像がつかない。

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    2017年02月11日
  • プリニウス 4巻

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    古代ローマ人にとってのリアルを現代人の視点から描く手法が、オカルトを多く扱ってますます楽しい。現代科学的にある物とない物、歴史的事実とフィクションが渾然として、独特の酩酊感がある。電子版は表紙が「オビ付き」しかないのがドン引き。

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    2016年12月19日
  • プリニウス 1巻

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    古代ローマの博学者プリニウスの物語。新約聖書と同じくらいの時代の話で、「プリニウスの博物誌」は聖書に出てくる植物を調べるときに重宝します。ということで、実在する人物です。
    興味ある物に対してはとことん追求、地震が来ようが火山が噴火しようがやりたいことはやり通す。当時の生活の様子も見ることができて、なかなか面白いです。

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    2016年09月12日
  • プリニウス 4巻

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    ポンペイの地震……から幕開けの4巻。地震、火山どっかで……と思ったらTDSのプロメテウス火山近辺はこの辺の話がモデルだ!と気が付きました。フォートレスクスプロレーションには絵もあったはず。

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    2016年06月26日
  • オタカラウォーズ 迷路の町のUFO事件

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    うん!面白い!
    はやみねさんには珍しいSFがメインの作品(((^-^)))
    最後のミッション?が特に面白かった!

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    2016年06月22日
  • プリニウス 1巻

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    塩野七生さんのローマ人の物語文庫版23巻、ヴェスヴィオ火山の噴火に触れたくだりで、2通の手紙の訳が引用されている。
    本書の主人公大プリニウスの甥小プリニウスからタキトゥスに充てたもの。そこで語られるのが、大プリニウスの最期。
    まさに本書の冒頭部分。
    手紙の明晰にして流麗な文体に久しぶりに文章を読む悦びを覚えるとともに、偉大なる変人大プリニウスの人柄にも強く魅かれた。そんな人物が主人公の漫画が面白くないわけがない。

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    2016年03月31日