梶原しげるのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2016年、49冊目です。
言葉の誤用によるしくじりは、年長者である自分も気をつけるべきだし、
後輩への指導ができるくらい、正確な理解をしておきたいと思い読んでみました。
「流れに竿をさす」これは、ネガティブなイメージで理解し、使っているかもしれない。本来は、ポジティブに物事が加速して進む時に使われるようですが、たぶん、ほとんど誤用していると思います。
「煮詰まる」も、誤用はしばしば聞きます。ちょうど今朝も、Meetingで、入社10年目社員が、「この話し合いも煮詰まってきたので、Meetingの最初の狙いに立ち戻て、ディスカッションしたい」と話していました。議論が尽くされたという意味で -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ相手のプライベートを詮索するような質問をいきなりしないマナーは、日本人社会でのもの。(韓国やフィリピン、欧米では職業や年齢などを初対面で確認する。)
リスクが低い会話のきっかけは「独り言」「現在の共有体験」「自分の報告」。
自己紹介は盛るひつようはなく、自分の人柄を具体的なエピソードで。
タイトルの会話のきっかけにとどまらず、コミュニケーションのコツが軽妙につづられている。
損得勘定による判断も一つの方法、問題に名前をつけて外在化させて解決に取り組むなど、目からウロコの情報もあった。
相手や場のことに関心を払い、ネタになりそうな情報を集めようとする気配りの大切さを感じた。
14-174 -
Posted by ブクログ
また、ストレートな題名から堅い本のイメージが幾ばくかあったのですが、パラパラ見てみたらあまりに会話体の文章が多くて即座に購入候補へ。いやぁ、ためになるのかもしれませんが、ただでさえ疲れている電車で堅い本読んだら一気に睡眠薬となりますのでね。。
さて、内容はテレビ言葉や若者の言葉やしゃべりのうまい人の話に焦点を置いた話を展開し、最後はアナウンサーであった著者からのちょっとした話しかたのポイントが小奇麗にまとまっており、実に気軽に読めました。特に最近の若者言葉について
「~とか」「みたいな」「っぽい」「わりと」「なにげに」
のように曖昧な言葉を連発するが、これは「直接な表現を微妙に避け -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
例1「この仕事頼む」「無理っす」。
例2「どうするんだ」「トラスト・ミー」…即答するバカが増えている。
いかに効率重視の時代でも、すぐに答えればいいというものではない。
口に出す前のちょっとした工夫で、あなたの言葉は「すごい力」を発揮するはずなのだ。
身近な話題から芸能界、政界まで、しゃべりのプロが、いまどきの「口のきき方」を総点検。
一読爽快、溜飲を下げつつ、実践的な会話の技術も身につく一冊。
[ 目次 ]
はじめに―即答する前に考えてみたいこと
第1章 ちょっとした物言いの「すごい力」(意外に難しい「感動伝達力」;電話番で養われる会話力;新旧の達人に学ぶ「毒舌力」;準備が物 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
妙に人をイライラさせたり、何とも言えない徒労感を与えたりする。
そんな「ことばの生活習慣病」患者がこの世にはあふれています。
いや、もしかするとあなたも感染しているかも…。
言い間違い、読み間違い、「間違っちゃいないけど何だかムカつく」物言い等々、気になるしゃべりをすべてチェック。
政治家、IT長者からバカ大学生まで一刀両断。
さらに「ABO型別口のきき方」も本邦初公開。
[ 目次 ]
第1話 「ことばの生活習慣病」にご用心
第2話 ため口は許されるのか
第3話 言い間違いをどうする?
第4話 そんな呼び方ないだろう
第5話 言ってはいけない
第6話 敬語のチカラ
第7話 しゃ