梶原しげるのレビュー一覧
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購入済み
楽しい話です
英語の楽しさや、色々な人とのコミュニケーションを書いておられるので英語が話せたら楽しい事が良くわかりました。人生一度なので私も英語にチャレンジしたいと思います
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面白かったし、すぐに読み終えてしまった。
一つ一つに大いに同意しながら読み進めました。
引っかかる、気にかかる、気に障る、そんな言葉づかいが多くて、「これはどうなんだろう?」と思っていたことが、
あぁ、同じことを「どうなんだろう」で終わらせずに突き詰めている人がいるんだ、と、安心感に包まれ、ほっとしたところです。
日ごろ、テレビを見ていて、今のことばは変じゃないか、と周囲に語ると、そういう風にテレビを見たり時間を過ごしたりして疲れませんか、とやんわりと責められているのですが、でも、気にかかってしょうがないのです。そのままにしている方が疲れるのです。
この本でそんな疲れが取れました。
よかった~ -
Posted by ブクログ
■「印鑑」とは神に押された「印影」のこと。印鑑と呼ばれている道具は印鑑ではなく「印章」。
■NHKの取材者たちは「被災者」「がれき」「壊滅的」という言葉を使用しないようにした。
・「被災者」は外から目線になり,ひとくくりにまとめてしまうため「被災した人」に置き換え
・「がれき」は本来「値打ちのないもの」について表現する言葉
・「壊滅的」は第三者的からの表現であり,その地域に寄り添っている感じに欠ける
■流行歌の影響
・「白夜」は「はくや」。「知床旅情」の「びゃくやは明ける~」の影響から。
・「花街」は「かがい」。「円山・花町・母の町」の影響から「花町=花街」が刷り込まれる。
■「精霊流し」は「 -
Posted by ブクログ
この人の言語感覚がすごく好きで、新刊を見つけたら100%買っている。誰にもうまく表現できなかった歯がゆさや気持ち悪さをばしっと言い表して斬ってくれるところが最高に気持ちいい。
本書もいきなり前書きの1行目から「思い」「気持ち」「こころ」を多用する奴くだらん、とさっそく攻撃。しびれるわ。
誤解しないでほしいのだけど、この本はよくある敬語の誤用とかを指摘して上から目線で批判する本ではない。中身のない主張や発言をうやうやしいことばで飾ろうとして、そこに何にも感じてない鈍感な人たち、言葉を軽んじてなめている人たちへの批判なのだ。
TVの食レポの「さっそくお店の中に入ってみたいと思いまーす。ご主人!ご主 -
Posted by ブクログ
ネタバレ<主な目次>
はじめに-声に出す前に考えよう
第1章 ブラウン管言葉の「聴き方」
第2章 しゃべりの好プレー珍プレー
第3章 現代用語の非常識
第4章 若者言葉の味わい方
第5章 秘伝・口のきき方
あとがき
<各章のポイント>
◯まえがき 日常的に交わされる日本語のしゃべりを考えよう
◯第1章 思います、報道などで見かけるおかしな言葉遣いの事例 意味を再確認してから使わないとおかしな言葉遣いになってしまう
◯第2章 ワンセンテンス、ワンブレス5秒以内主義、記録は通過点・・・強い信念を持って活躍している人物の言葉は洗練されている
◯第3章 自分へのご褒美、自分磨き、自己実現、自分探し・・・よく -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
敬語を正しく使って嫌われた首相もいれば、「タメ語」連発で愛される人もいる。
使えないのは論外だが、やたらと使うのも考えもの。
敬語は必要に応じて使うべき「武器」なのである。
「すべらない」敬語はどう身に付けるのか?
失敬と丁寧の境界線はどこにあるのか?
国の「敬語革命」、名司会者のテクニック、暴力団への口のきき方等々、敬語という巨大な森の中を探検するうちに、喋りの力がアップする一冊。
[ 目次 ]
敬語革命、勃発す
「正しい敬語」はころころ変わる
敬語業界vs.国家
敬語は自己責任である
トムとキムはどうなのか
三大名人に学ぶ技
小泉さんと安倍さんの差
くすぶるマニュアル敬語問