ミユキルリアのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
“「これはこれはヴァレリアさま、お目にかかれて光栄ですぅ!」
「あ、はぁ……」
「わたくし、王国軍第三工廠技師長キケ・アルビオールの姪で、ベッチーナ・アルビオールと申します〜。今回、ヴァレリアさまの従者として任務に同行させていただくことになりました!どうぞよろしくお願いいたしますう!」
「た、確かに女性の従者をってお願いはしたけど、あ、あなたがそうなの……?」
「はい!身の回りの雑用から護衛まで、すべてこのベッチーナにお任せください!」
「あなた……ホントに女の子なの?」
ヴァレリアが疑わしげに尋ねると、ベッチーナは地団太を踏んで憤慨した。
「どうしてみなさんそんなこというんですかあ!誰がどう見ても女の子、ぴちぴちの十三歳ですよう!ほらほら、この声で判るでしょう!?」
「ぴちぴちかどうかはともかく、あの変人技師長の姪っ子って話は本当だ。馬鹿力もあるし、ポーターくらいにはなるだろ」
ディミタールは横から口をはさみ、もう一枚のマントをベッチーナに引っかぶせた。”[P.62]
表紙のデザインに惹かれて。
あまり読んだことない雰囲気。
ベッチーナちゃんの素顔早く早く。
“「これだけ出血すれば、倒れるのが、ふつうだ……」
「い、いまさら何いってるのよ?信じられないし!無責任!」
「おれがここで死ぬのはかまわんが、おまえに死なれるのはまずい。だから、どうにか逃げられるように、最低限の魔法が使えるようにしたんだろうが……いいから、早くガチャピンクと合流して、逃げろーー」
「あっ、あなただけ置いていけないでしょ!?」
「そうするのが、おまえの義務だ……」
「あなた……おっ、おかしいんじゃないの!?」
ふたたび気に寄りかかったディミタールの襟首を摑み——そこもすでに血で濡れているみたいだった——ヴァレリアはいった。
「どうしてそこまでするわけ?気に食わないんでしょ、わたしのことが?」
「それとこれとは、別の問題だ」
ディミタールの口から弱々しくもれる吐息が血なまぐさい。
「理屈ではそうかもしれないけれど、実際にはそうはいかないのが人間でしょ!?」
「綺麗ごとをいっていないでさっさと逃げろ。……おまえだって、おれのことが大っ嫌いなんだろ……?」
「……っ」
死にぞこないの少年に屁理屈でやり返され、ヴァレリアは絶句した。”[P.220] -
ネタバレ 購入済み
突っ込みたいところが多い
展開自体は悪くなかったです。しかし、突っ込みたいところが多い。
まず主人公が髪色を誤魔化すために兜を被っていた理由の説明の浅さ。ずっと被っていたらそれについて指摘する人はいます。それについてどんな理由で誤魔化していたのかの説明もなし。
次に主人公を支援してた男が主人公に目をつけた理由が釈然としない。いくら主人公に才能があろうと、髪色がばれただけで支持者がいなくなるような奴を支援するなんてリスクが高すぎます。たとえば戦いの最中に兜が外れたら、その時点でアウトでしょう。そんな奴を支援するより、他の候補者を選ぶ方がリスクも少なく、賢明な判断です。そもそも魔法がある世界なのに、髪色を誤魔化す方法が兜をかぶるだけって「それしかなかったの??」と首を捻ってしまう。
あと、主人公の幼馴染の女の子は差別意識を持たず誰にでも優しい性格ってはずなのに、主人公が監獄に来るまでヒロインがいじめられても庇うことはなかったらしい。しかし、主人公が来てから急にヒロインに関わるようになったので、悪い見方をするなら「主人公の前ではいい子ぶりたいからそうしただけでは?」という風にも見えてしまう。
他にも色々と「なんで?」と疑問を感じるところが多い。
これがデビュー作の新人さんなので爪の甘さは仕方ないのかもしれませんが、次巻を買いたいとはあまり思えません。
-
ネタバレ 購入済み
このまま
学園モノな話が続くんでしょうか。学校は舞台なだけで本題は別にあったような気がするんですが、そっちは忘れちゃっていいんでしょうか。ちょっと飽きています。
-
購入済み
いまいち
最初の頃は面白かった。
結婚した辺りからネタが尽きてきたイメージかな?
また、登場人物(ゴーレム)も多くて扱いが雑。
13巻からは、もういいやって思いました。 -
購入済み
完結とのことなので
9巻とちょっとくらいまで読みました。
序盤は面白く後半になればなるほどつまらなくなる。書いてある話が焼き増しに近い。
合本版を買う人は頑張って読んで下さい。
読むなら割引とクーポンで3か5巻で刻むことお勧めします。 -
購入済み
あらら
途中からとめどもなく暴走気味に、そして謙虚だった青年は少々傲慢で我が儘に偉そうに成長し、巻を重ねるごとにつまらなくなってきたこの物語だけど、この巻にして遂にネタ切れパターンに突入。
先代の思い出話に終始する、どうでも良い過去の話が延々と続くのにうんざり。
半分も読まないうちに、巻末を確認し面白くなさそうなのを確認してこの巻の放棄を決めた。
最初の頃は面白かったんだけどねぇ。
残念だが、もう行き着くとこまで行っちゃったんだし、終わらせて良いのではないかと思う。
-
購入済み
理屈ぽいのに納得感が乏しい
話全体がテンプレそのものなのは、この本に限ったことでも無いし、とりあえず、まあ良いとします。
問題なのは、いわゆる世界観の部分で、魔法の理論やらなんやら、わりと理屈っぽい設定がアレコレ書かれていて、そのボリュームが割と多いのに、どうしても頭に入ってこない。
リアリティが出るところまで作り込まれていない、あるいはリアリティを感じる雰囲気や整合性が確保されていない、という印象です。
これは設定や背景の部分だけでなく、人物やそのやり取りも同じで、全体的に内容が浅いと感じることがほとんどです。
この水準だと、そこそこの大人が読むのは、ちょっと厳しいかなー。自分は、相当とばした斜め読みをしたものの、読了できませんでした。さすがに時間がもったいないなと。