石田淳のレビュー一覧
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ネタバレ知っていることも多く書いてあったが、気づきを与えてくれる部分もあり、これは今の私にはいい本だったと思ってます。
部下をしっかり見て、褒めて、ストレッチした目標を設定して・・・・という点では当たり前なことですが、この本ではそれを結果だけで判断するのではなく、行動で判断しようということを強く訴えています。
元々の教えるの目的は期待通りに動いてもらうようにすることです。何かができるようになることではありません。できるようになった能力をいつ、どのタイミングで使うのかの使い方がわかってないと、その能力の意味はありません。つまり、できるということは手段なのです。
教えるの概要だけを掴もうとすると、見 -
Posted by ブクログ
この本の目的は、「『教える』とは、
・学び手に身につけてほしいのに、できていない行動〈たとえば、球の体積を求める公式を記憶し、必要に応じて使いこなすこと〉ができるようにする
あるいは、
・学び手の間違った行動〈たとえば、玉ねぎを強火で炒めること(玉ねぎは焦げてしまう)〉を、正しい行動〈弱火でじっくり炒めること〉へ変える」ことにある。その手法は、行動を分解し、具体化し、できているかをチェックし、褒める、この一連の過程を行うこと。
なにより、文章が簡潔でとても読みやすい。無駄を削ぎ落としておきながら、柔らかい印象を崩さない、いい文だと思う。 -
Posted by ブクログ
時間の使い方を見直す、という事は自分の人生を見直すこと。時間=人生。
何となく生きるのではなく、自分の願望に自分の行動や意識を向けて充実した人生を送りたい、と思っている。にも関わらず、不思議と自分が本当にしたいことって出来ないものです。
どんな行動をすれば、目標を達成できるのか、
そのために必要な行動を徹底的に分解して、誰にでもわかる形にする。
行動科学マネジメントの手法で時間を作り出して自己実現する方法が書かれています。
個人的に目からうろこだったのは、「これはやらない」と決めて実践すること。
自分は欲張りだからか、あれもこれもしたい、とか、これもやっておきたい、とかいろいろなことに手を -
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学び深い。良本。。
★「結果」でなく「行動」に着目する。かつ、スモールゴールをたくさん作って小さな成功体験をたくさん積み上げる=達成感を感じる瞬間が多くなる→できる!という感覚が身につく。
まずは簡単な業務を振り、100点をとらせまくる
→成功体験と達成感をつくることで自己効力感を増やす
★やるべきことを具体的に伝え、達成しやすいようにする。MORSの法則。
例: お客様に商品を渡す時はもっと丁寧に!→商品を両手で運びながら、出口までお見送りする。
計画書をなる早で出して!→明日の午前11時までにメールに添付してわたし宛に送ってください
★続けられない理由→やる気がないからではな -
Posted by ブクログ
p.89
とくに、その業務を苦手に感じている人こそ、仕事を細かく分析し、徹底的に行動に落とし込むことはとても有効です。仕事の流れを分析してからあらためて眺めてみると、自分が苦手にしているのはどの部分なのかがわかってきます。
→ まずは、新書の感想を投稿する手順を詳細に分解してリスト化する。次に読書会の企画→案内→準備→開催→レポート→参加者のフォローの分解をしてみよう。きっと新しい気付きと苦手な作業を改善するコツが見えてくるよ♪
2025/11/04
p.118
置き場所を決めるにあたっては、使用頻度の高いものから順に、手に取りやすいところに置いていきます。
会社のデスクであれば、使用 -
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ネタバレ「助け合えるはずの人たちが、むしろストレスを生み出すマイナス要因として存在しているのが職場です。」
冒頭の文から、そうなのか…と考えさせられました。
なぜこんなにストレスに塗れているのか、
そして、それから脱却できないのか、
行動マネジメントを推し進めている著者のストレスマネジメントについての考察。
「心の問題をコントロールできるのは、思考ではなく、『行動』です。」
各章のはなしが具体例もあり、
とてもわかりやすかった。
まだまだストレスに晒されているけれど
少しずつこの本のようにうまく運んでいくことを
ねがいながら実践していこうと思う。 -
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○ビジネスの結果は社員の「行動の集積」。つまり結果を変えるには「行動」を変える必要がある
○注目すべきは「結果」ではなく「行動」
○間違った行動をしている→望ましい行動に変える
○成果につながる行動を実行していない→行動を具体的に教えて実践させる
○教える→相手から「望ましい行動」を引き出す行為
○仕事を教えるときは必ず「知識」と「技術」に分類する
○「知識」→聞かれたら答えられること
○「技術」→やろうとすればできること
○人材育成にかかせないのは「信頼関係」→ポイントは初めに「仕事の話をしてはいけない」ということ
○上司は部下に対して自分の失敗談こそ語るべき
○スモールゴールを設ける理由は -
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「続けること」は仕事でもプライベートでも非常に重要なことだと考えます。
しかし、決意しても、続けられなかった経験がある方もいるのではないでしょうか。
私もその一人です。
本書では「決意」ではなく「行動」に焦点をあて、
・ある行動を増やす または
・ある行動を減らす
ためには、【ある行動をするための阻害要因または、ある行動をしてしまう要因を防ぐための小さな行動をすることが大事】だと書かれています。
私は自分の夢に向かって経営を始めたころは、会社員をやりながらダブルワークで立ち上げました。体力的に厳しい状態を経験したことで継続しやすい環境を整える必要性を痛感します。そして職住接近や趣味の草 -
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2019.01.04 再読
初読時は、「分かりやすいけど、ちょっと内容薄いかな」と思ってました。が、再読を通して、ここまでそぎ落とすことで読者(指導者)が最低限やるべきアクションにフォーカスしているのだと、著者の意図が読み取れました。漫画なのでサラっと読めてしまうのですが、ふとあるコマを読んでいて「師匠や神吉さんのように人に説明できるほどに理解できているか?」と自問してから、何度も読み返しました。基本を徹底できていない指導者(大半ですが)にとって、良本だと思います。特に、「相手のことが分からなくても、行動を褒めることは誰でもできる」は刺さりました
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・ビジネスの結果は、社員の行動の集積 -
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中身は薄いが、方針がいい、自分の考えと近いところが多い、MOESの法則
1年後に決断するという区切りをつけて、その決断を出せるように動く。
いきなり会社を辞めるというのは、決断のようで決めてはいない。嫌だという状態に流されているだけ。
じぶんがどういう人生を歩みたいかを考える、何が好きか、何が向いていて今何ができるか、
どういう人と関わりたいか、どう社会に貢献するか、誰のため何のために働くか、を1年かけて考える。
そのためには今の会社でなるべく、できることをしておく必要がある。
自分ブランド、自分が何のプロフェッショナルかをはっきりさせる。会社で知られるくらいに。
決断の前に、会社でそ -
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8割のできない人ができる人に変身するといったい何ぞや?と読んで見た。ポイントはリインフォースによるモチベーションアップ。成果ではなく成果を生むプロセスにリインフォースすることが肝心。マネジメントから見て、正しい行動をした人に、その行動を取った瞬間に、褒めるなどして、リインフォース(繰り返しさせるよう動機付けする)する。イルカやサル、犬などへの躾と同じで、「すぐに」というのも非常に大事。
以下キーワードを列挙
・行動分析心理学
・やり方を知らない
・続けることができない。
・ MORS
・残業は消極的なリインフォース
・進捗報告が罰になっていないか?
・人の行動を方向付けるのは結果
・60sル -
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科学的手法で習慣を自分のものにする
?不足行動→何かを続けるために増やしたい行動
?過剰行動→減らしたいと思う行動
?不足行動は、すぐに結果が出てこない、目に見えにくい
ダイエットなど長く続けなければ成果が出ないもの
→天敵がライバル行動といわれる誘惑、漫画を読む→すぐ楽しくなる
お菓子を食べる→おいしい
?過剰行動は、すぐに行動を享受できるからやめられない。
煙草を吸う→うまい
この行動原理を逆手にとって、意図的にコントロールすることで、物事を継続させる
「習慣を手に入れる」
行動がしづらいのであればしやすくする
行動してしまうのであればしにくくする
習慣化に精神力は必要 -
Posted by ブクログ
スローガン言葉は身につまされます、いや本当に。ついつい日常の仕事でも多用していることに改めて気づきました。これでは自分の指示していることも正しく伝わりませんし理解されませんね。自分の仕事にひきつけて言い換えると「言葉の定義」を明確にしたうえで指示するということなのでしょう。さっそくGW明けの仕事ではこれを意識してゆかねば!
また本書で紹介されている「行動の教科書」、ぜひ自分の職場でも構築したい想いを強くいたしました。8割の人はローパフォーマー、そういった人たちでもわかるよう平易な言葉で書く、分岐はさせないなど実際の教科書づくりの参考になるエッセンスもふんだんに盛り込まれており、この人の著作は本