白川道のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家業の牧場を騙し取られ、非業の死を遂げた父。将来を誓い合った最愛の女性・亜希子にも裏切られ、孤独と絶望だけを抱え19歳の夏、上京した柏木圭一は、26年の歳月を経て、政財界注目の若き実業家に成りあがった。罪を犯して手に入れた金から財を成した柏木が描く復讐のシナリオとは。(文庫本上巻粗筋引用)
粗筋はめんどうになったので引用。
もっとドロドロしてて陰湿かな、と思ったが、結構爽やか。落ち着く場所に落ち着くので安心して読めます。ドロドロさせようと思えばいくらでも手駒はあると思うのだが、素直に終ってます(色々と妄想した人)
物足りないと言えば物足りないかな。結局愛に走っちゃうからねぇ(笑)
ま -
無理がある
まず、美里の死体遺棄から8年も経って、警察が動く訳がない。
死体遺棄の時効は3年。
保護責任者遺棄でも5年。
上記の致死行為加わっても10年。
死亡した女性の遺体は明らかに成人女性の遺体で、殺人罪での捜査は行われておらず、完全に時効成立時間。
それを、元警察官とはいえ追う事は無理がある。また、現役な刑事がその行為を支える事はあり得ない。 -
Posted by ブクログ
事実関係が明らかになり、さて、どうなるか!復讐を志して生きてきて成功した主人公から復讐の気持ちが消え、育ての父を殺した実の父である主人公に復讐しようとした一馬も複雑な思いに変わり。苦悩に満ちた一冊。でも罪を犯しているからハッピーエンドにはならず。
現代でそんなに一途に一人の人を思い続けるかなぁ?と、そもそものところに引っかかりが。現代と言っても昭和50年辺りなのか。その頃にはあったのかなー。さらにそもそもなんだけど、主人公に「お前は他の者とは違う」と目をかけてかわいがっていた及川が、出来心とはいえ主人公を誘って犯罪を犯そうという行動さえも人物設定上、無理があるように感じる -
Posted by ブクログ
筆者は自身を真人間と表現しているが、さまざまなロクデナシと接してきてしまったせいで、考え方はだいぶイっちゃっていると思う。
しかし、株や先物取引は、幻想や嘘が多いということは確かだと思う。そして、欲に塗れず慎ましく生きていくことが、面白みはないかもしれないが最も充実した生き方だと教えてくれた気がする。
また、6:4の割合で善いこと悪いことを行い、トータルで善いことをたくさん行えばよいという考え方もとても参考になった。これくらいハードルを低く設定しておけば、心の余裕も生まれて気楽に生きられそう。
人生経験の少ない自分にとってはなかなか面白い作品でした。 -
Posted by ブクログ
最終学歴をどこにするかは個人次第なのだからできるだけ自分の将来にとって有効な通行手形を持っておくに越したことはない。
最終学歴は社会において‘有効な通行手形’によって何が保証されるわけでもない。その最大の重みというのは、その大学に入ろうと努力したし合格するだけの要領と理解力もあった、ということを己の人間性を知らない者にアピールできる。
「努力するために自由も時間も拘束されたけれど成し遂げた。その努力を放棄することはなかった」
ということはアピールできる。
P119
金が人間をどのように幸せにしてくれるかと問われたら、「金は幸せになんかにはしてくれない」と答える。金は人間に必要なものである。し