白川道のレビュー一覧
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建築家桐生晴之が業界でのステイタスを徐々に上げつつあるなか、小樽で揚がった女性死体に事故死した愛娘を重ね身元調査に執念を燃やす元刑事渡誠一郎がジワジワと彼に近づく
わずかな手掛かり、ペンダントの片割れから、その作者、作者の身元引き受け人、持主の名前まで辿りつく
4分冊の第2章。春ならではの繁...続きを読むPosted by ブクログ -
いつ読んだかも内容もあんまり覚えてないけど、
とにかく読んだことの記録。
柏木圭一とか、本間、、、とか運転手とか。
なんか断片的にだけ記憶に残ってます。Posted by ブクログ -
◆あらすじ◆
建築家・桐生晴之は焦れていた。
名を売るほどの大きな仕事ができていない現実に。
最愛の女との約束、そして彼女を死に追いやった男への復讐心。
激情を胸に秘め、成功を目指す晴之。
だが、小樽署の元刑事・渡誠一郎が、隠し続けた彼の過去に迫る。
出会うはずのない二人が追う者と追われる者になった...続きを読むPosted by ブクログ -
◆あらすじ◆
ついに晴之の名前を突き止めた誠一郎。
一方の晴之は、大きなチャンスを前にしていた。
超巨大企業「サンライズ実業」が極秘で進めるホテル建設のプロジェクト。
彼は、金と欲と思惑が渦巻くその企業の中枢に食い込み、設計の仕事を得ようとする。
だが、不良時代からの親友が、自らの命を犠牲にして起こ...続きを読むPosted by ブクログ -
◆あらすじ◆
渡誠一郎は悔いていた。八年前に小樽の海に遺棄された女性の身元を割り出せなかったことを。
死体が揚がったのは、愛娘が不運な事故で命を落とした場所でもあった。
退官してなお消えない執念は、事件解決への僅かな手がかりから再燃する。
そして、名前すらわからぬ一人の男を追い詰めていく。
だが、既...続きを読むPosted by ブクログ -
◆あらすじ◆
信じた友の、命を賭した凶行。
晴之の成功は、日陰に生れ落ちた者たちの悲願に変わった。
哀しみと期待を一身に背負い、悲壮な決意で道を切り開く晴之。
そして、彼に対して深い理解を示しながらも執拗に追い詰めていく誠一郎。
ついに二人が対峙した時、運命は優しく微笑むのか、それとも───。
人が...続きを読むPosted by ブクログ -
気付いたらどの登場人物にも強い思い入れを抱くようになっていました。児玉が覚悟を決めるところが一番私的にはぐっときました。最後未央はどんな思いだったのか、が気になりました。解説の人と同意見で読み終えたあと、虚脱感でいっぱいでした。Posted by ブクログ
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一緒に推理をしていく感じがたまらなかったです。上巻では桑田警部をちょっとうっとおしいと思っていた。この頃柏木派。上巻はまだ各々の人物の感情は大きく表れてないけど、この先おもしろくなるだろうっていう匂いがぷんぷんしていました。Posted by ブクログ
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桑田警部に感情移入してきました。しかしやっぱり柏木派。捕まるな、と心で願ってました。未央が知らずに柏木に惹かれていくのが切ない。一馬が柏木に真実を打ち明けるところは息を止めてすごいスピードで読みました。泣けました。Posted by ブクログ
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知り合いに薦められたが上中下というボリュームに中々手をつけれなかった。しかし読み始めると凄い。止まらない。数多くの人物が登場しそれらが絡み合う。上巻だけでもかなり話が進み、絡み合い驚きがあった。これからどうなってしまうのかー。楽しみで仕方ない。
色々なキャラクターの視点で次々と進んでいくのもよし!Posted by ブクログ -
最高傑作☆☆
大切な人のために罪を犯す主人公。殺人という悪いことをしているはずなのに、主人公のことを追う刑事をつい敵のように思ってしまう。
こんなに最高のラストを書いた本を私は読んだことがない。Posted by ブクログ -
終わりは最もミステリーで好きな終わり方だったのもあって、とってもよかった。一般的に悲しい結末ながらも、登場人物ほぼすべてが幸せなんじゃないかと思った。Posted by ブクログ