白川道のレビュー一覧

  • 最も遠い銀河<2>春
    建築家桐生晴之が業界でのステイタスを徐々に上げつつあるなか、小樽で揚がった女性死体に事故死した愛娘を重ね身元調査に執念を燃やす元刑事渡誠一郎がジワジワと彼に近づく

    わずかな手掛かり、ペンダントの片割れから、その作者、作者の身元引き受け人、持主の名前まで辿りつく

    4分冊の第2章。春ならではの繁...続きを読む
  • 天国への階段(中)
    初めて著者の本を読んだのがこの本でした。さして期待するわけでもなく、しかし、読み進むうちにどんどん惹き込まれてしまい一気に読み終えました。この本に出会えたことにとても幸せを感じています。そして、著者の大ファンになりました。他の作品にも共通するところがありますが、主人公の陰の雰囲気というか、決して他人...続きを読む
  • 天国への階段(下)
    初めて著者の本を読んだのがこの本でした。さして期待するわけでもなく、しかし、読み進むうちにどんどん惹き込まれてしまい一気に読み終えました。この本に出会えたことにとても幸せを感じています。そして、著者の大ファンになりました。他の作品にも共通するところがありますが、主人公の陰の雰囲気というか、決して他人...続きを読む
  • 天国への階段(上)
    初めて著者の本を読んだのがこの本でした。さして期待するわけでもなく、しかし、読み進むうちにどんどん惹き込まれてしまい一気に読み終えました。この本に出会えたことにとても幸せを感じています。そして、著者の大ファンになりました。他の作品にも共通するところがありますが、主人公の陰の雰囲気というか、決して他人...続きを読む
  • 天国への階段(上)
    いつ読んだかも内容もあんまり覚えてないけど、
    とにかく読んだことの記録。

    柏木圭一とか、本間、、、とか運転手とか。
    なんか断片的にだけ記憶に残ってます。
  • 最も遠い銀河<1>冬
    ◆あらすじ◆
    建築家・桐生晴之は焦れていた。
    名を売るほどの大きな仕事ができていない現実に。
    最愛の女との約束、そして彼女を死に追いやった男への復讐心。
    激情を胸に秘め、成功を目指す晴之。
    だが、小樽署の元刑事・渡誠一郎が、隠し続けた彼の過去に迫る。
    出会うはずのない二人が追う者と追われる者になった...続きを読む
  • 最も遠い銀河<3>夏
    ◆あらすじ◆
    ついに晴之の名前を突き止めた誠一郎。
    一方の晴之は、大きなチャンスを前にしていた。
    超巨大企業「サンライズ実業」が極秘で進めるホテル建設のプロジェクト。
    彼は、金と欲と思惑が渦巻くその企業の中枢に食い込み、設計の仕事を得ようとする。
    だが、不良時代からの親友が、自らの命を犠牲にして起こ...続きを読む
  • 最も遠い銀河<2>春
    ◆あらすじ◆
    渡誠一郎は悔いていた。八年前に小樽の海に遺棄された女性の身元を割り出せなかったことを。
    死体が揚がったのは、愛娘が不運な事故で命を落とした場所でもあった。
    退官してなお消えない執念は、事件解決への僅かな手がかりから再燃する。
    そして、名前すらわからぬ一人の男を追い詰めていく。
    だが、既...続きを読む
  • 最も遠い銀河<4>秋
    ◆あらすじ◆
    信じた友の、命を賭した凶行。
    晴之の成功は、日陰に生れ落ちた者たちの悲願に変わった。
    哀しみと期待を一身に背負い、悲壮な決意で道を切り開く晴之。
    そして、彼に対して深い理解を示しながらも執拗に追い詰めていく誠一郎。
    ついに二人が対峙した時、運命は優しく微笑むのか、それとも───。
    人が...続きを読む
  • 天国への階段(上)
    01年マイベスト3。上下巻。
    父の復讐のため北海道から上京し、財をなした圭一を追う警察。逃げ切れと思わず応援しながら読んでしまった。
  • 天国への階段(下)
    気付いたらどの登場人物にも強い思い入れを抱くようになっていました。児玉が覚悟を決めるところが一番私的にはぐっときました。最後未央はどんな思いだったのか、が気になりました。解説の人と同意見で読み終えたあと、虚脱感でいっぱいでした。
  • 天国への階段(上)
    一緒に推理をしていく感じがたまらなかったです。上巻では桑田警部をちょっとうっとおしいと思っていた。この頃柏木派。上巻はまだ各々の人物の感情は大きく表れてないけど、この先おもしろくなるだろうっていう匂いがぷんぷんしていました。
  • 天国への階段(中)
    桑田警部に感情移入してきました。しかしやっぱり柏木派。捕まるな、と心で願ってました。未央が知らずに柏木に惹かれていくのが切ない。一馬が柏木に真実を打ち明けるところは息を止めてすごいスピードで読みました。泣けました。
  • 天国への階段(下)
    下巻。もの凄いスピードで話が進む。止まらない。そして涙涙涙。まさかこんな作品とは。柏木、寺島、及川、江成、桑田親子。柏木と児玉、桑田と水原などの信頼関係。
    彼氏彼女の“愛”とかじゃない“愛”について考えさせられた。とても良い作品。
    ただ読後1日たって考えてみると等閑にされているキャラ達もいるような。...続きを読む
  • 天国への階段(中)
    最初は柏木側で読み進めてしまう。だが途中で桑田の頑張り執念が桑田側に読者をさせる。
    急展開するときはする。ひっぱるときはひっぱる。カスワイのじいちゃん桐島がうなずくとか、絵笛での柏木とあきこの再会は…やりすぎ?

    ただ何十、百ページも前にでてきた人物やエピソードについてはきちんと説明がはいりよみやす...続きを読む
  • 天国への階段(上)
    知り合いに薦められたが上中下というボリュームに中々手をつけれなかった。しかし読み始めると凄い。止まらない。数多くの人物が登場しそれらが絡み合う。上巻だけでもかなり話が進み、絡み合い驚きがあった。これからどうなってしまうのかー。楽しみで仕方ない。
    色々なキャラクターの視点で次々と進んでいくのもよし!
  • 病葉流れて
    名作『麻雀放浪記』に勝るとも劣らない、青春ギャンブル小説の傑作。圧倒的な筆力を持って語られる闘牌が、読む者を魅了する!
  • 天国への階段(上)
    最高傑作☆☆
    大切な人のために罪を犯す主人公。殺人という悪いことをしているはずなのに、主人公のことを追う刑事をつい敵のように思ってしまう。
    こんなに最高のラストを書いた本を私は読んだことがない。
  • 天国への階段(上)
    最初に知ったのはTVドラマでしたので、ドラマのキャストがちらほらしてしまいました。柏木の復讐劇が息を飲む間も無く展開されます。
  • 天国への階段(下)
    終わりは最もミステリーで好きな終わり方だったのもあって、とってもよかった。一般的に悲しい結末ながらも、登場人物ほぼすべてが幸せなんじゃないかと思った。