白川道のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋人に裏切られたことから故郷を離れ上京し、血と汗と罪の上に財を成した男の物語。財を手にした男の胸の内には、復讐の2文字。物語は、“主人公”と“主人公がかつて犯した罪を追う刑事”の場面が交互に書かれていきます。
とてもいい本でした。読んだ後は暫く登場人物の名前が忘れられないくらいになるかも知れません。誰に一番感情移入するのかは、読む人によって様々でしょうね。僕は『一馬』かなぁ。
題名の『天国への階段』は、レッドツェッペリンの『Stairway to Heaven』からとられている様です。作中にも登場します。今までギターの綺麗さだけに気がいってて歌詞の意味を知ろうとしませんでしたが、この本を見て「こんなに悲しい歌詞だったのか」と思いました。
There's a lady who's sure all that glitters is gold
And she's buying a stairway to heaven -
Posted by ブクログ
ん??これで終り??いやいや、ここまで盛り上げたら竜一が戻ってからの復讐劇は絶対にあるハズでしょ。で、続きが出版されてるのかを調べてみると、そもそも本書の単行本時のタイトルには"飛翔篇"と付いてるのに文庫化に伴ってサブタイトルが消えてる…。えっ??
まさかの打ち切り??
…と、先ずはこの続きが気になるほどに後半は盛り上がって、面白かった。
上巻から引き続き、双子の兄弟が世間と巨大企業への復讐のために金と権力と地位を築いていくのだが、その野望も大きければ突き進む道もスケールがデカい!裏社会でのし上がる兄の竜一は非情な手段を講じながらも仕手戦で着実に資金をつくり、絶対権力とのパイプを強固にしていく。一庶民としてはいささか現実離れした世界で繰り広げられるハードボイルドな展開ではあるが、竜一に反感を抱く者たちを掌握していく手法だったり、仕手戦の戦略や立ち回りだっりにはリアリティが感じられて策略家による頭脳戦としての面白味と読み応えがあった。
少し残念だったのは、期待していた弟の竜二の活躍がほとんど見られず、切れ者とは言われつつも竜一と同等の頭脳明晰さには思えなかった。故に、どのようにしてキャリア官僚としてのし上がっていくのかの説得力と現実味に欠いた気がしてしまって…。
まぁ、それを含め続編のあることが前提での展開なのだろうから致し方ない部分ではあるが、本作では登場機会の少ない主要人物たちの伏線が未回収になっているので、是非とも収束させてほしいものだ。。。
…そもそも、原動力である「復讐」は計画だけで何も実行されてないんだし。。。。 -
Posted by ブクログ
政財界注目の若き実業家柏木圭一が描く復讐のシナリオ
牧場を騙し取られた父親の無念、将来を誓った亜希子の裏切り
絶望を与えた実業家上がりの政治家江成を貶めるストーリー
遺された遺書により実の息子の狙いが徐々に明らかに…
江成への復讐を進める傍らで実の息子による復讐が
一方で亜希子の娘未央も実の娘と明かされ・・・
隠された事実がこれだけ一挙に判明すりゃ困惑するわな
警察の捜査方法にも疑問…仮定のストーリーで動きすぎ
極めつけは、最も遠い銀河のキャラとカブリ過ぎ(こっちが古いけど)しかも主要な人物が、刑事も含めね
この作品の反省を活かした焼き直し作品なのかな?最も遠い・・・は