白川道のレビュー一覧

  • 天国への階段(上)
    こりゃ面白そう!と本棚に保存したが、
    ネットであらすじ読んだら、むかーし昔に読んでいた。
    たしか面白かった記憶。だから、星☆4ツ
  • 世界で最初の音
    鎌倉で「瑠璃色」を営んいる桜井達也.交通事故に遭った女性を救助したことから警察が絡むようになる,少年院のことやアウトローの仕事をやっていたことも気になったが,警察は落合肇の行方を追っている由.仲間だった荒本明,矢田京一,さらには事故の被害者だった広末依公子が絡み,押田刑事の「ゴリ押し」の捜査で次第に...続きを読む
  • 天国への階段(上)
    かつての大ベストセラーを知人からいただいた。次第の選び方、成功している主人公の今の立場が危うくなる不安と、なんとも松本清張のような世界観。重いテーマなだけになかなかページが進まない日もあったが…
  • 天国への階段(下)
    これまで自分の胸のなかに巣くっていた江成に対する憎しみの気持ちが氷解するように薄れてゆくのを覚えた。そしてそれに代るように、今度は彼に対する哀れみの情が芽生えてくるのも感じた。
    天国への階段というのは、ひとの心のなかにあるもので、決して買えるようなものではないとおもっています
    浦河に降り注ぐ星の光は...続きを読む
  • 天国への階段(中)
    人を観察する目の鋭さ。この娘自身の持つ感受性の鋭さによるものなのかもしれない。
    心の傷が深ければ深ければ深いほどより人間的・・・・・・、ですか
    未央の性格がそのままファインダーを通して表わされているようにおもえた。
    動物が怯えるのは心に傷を負っているからです。その傷をつけたのは、わたしたち人間です・...続きを読む
  • 天国への階段(中)
    圭一の犯罪、一馬の復讐、未央の恋心、亜紀子の心配、桑田の執念、などなど色んな事が絡み何処かに向かっている。このあとそれぞれどうなって行くのか非常に気になる。
  • 世界で最初の音
    白川さん独特の世界観による作品で胸を打つが、何だか韓流ドラマを感じる展開。青年期迄、不幸の生い立ちの2人が少年院で友情を深め世に出てからの闇の世界で成功後、当時ヤクザをふとした事から殺して事をその後の生活の中であぶり出されて行く展開。
  • 世界で最初の音
    心熱くさせてくれるハードボイルド。
    最後は予想がつきました。
    どんな環境で生まれ育っても、自分が犯した罪からは決して逃れることがないのだなと思いました。
    ここからはネタバレ。
    同じ少年院で過ごした二人。一人は頭脳を持つ達也。もう一人は腕っぷしの矢田。二人は過去にノミ屋と金融で金儲けをして、大金を掴ん...続きを読む
  • 天国への階段(下)
    自分の経営する小さな牧場を、騙されるように取られた末、非業の死を遂げた父。
    そして、将来を誓い合った幼馴染みである亜木子にも裏切られた柏木圭一は、故郷を捨て、上京。
    20余年の歳月を経て、グループ企業を束ねる実業家となった圭一が始めた復讐の結末は?

    友人のお勧めという事でお借りした本。
    友人もまた...続きを読む
  • 竜の道(下)
    面白かった、続きがよみたいな。
    白川さんの続いてよもう。
    半沢じゃないけど、力があってぶれないものにひかれるな。時代の感じかな。
    不安定で自分が日よりみだからかな、
    強く、ぶれないなら、自分には無理だが憧れるところあり、ソロモンはそこが嫌なんだな。ひよりみで、さべてなくすてきな。
  • 竜の道(上)
    会長おすすめ作家
    躍動的、面白かった、暴力的なもの好きではないが、疾走感がありおもしろかった。強いものづきだなとおもう
  • 天国への階段(中)
    ストーリーそのものは、それほど新しいものではない気がしますが、この手の展開は好きですね~。面白いです。はい。
  • 最も遠い銀河<4>秋
    あぁ、やっぱり最後はそうなっちゃうのね。
    パターン化されているなー。
    それでも面白かったですけどね。
  • 大人のための嘘のたしなみ
    人間は環境に適応しながら嘘を覚えていく動物だと思う。
    嘘は人間が持って生まれた物ではない気がする。社会構造や学習によって
    嘘という概念が生まれたのだろうか。
    世の中には三種類の人間がいる。社会通念の中で生きている人、分かってはいるが共通の社会通念の中では生きられない人、社会通念すら理解出来ない人。そ...続きを読む
  • 最も遠い銀河<2>春
    一気に読み終わりました。
    不思議につながった糸がだんだんとたぐりよせられてきます。主人公をどうか陽のあたる場所に導いて欲しいのだけれど。。
    ドキドキの展開が続きます。
  • 最も遠い銀河<1>冬
    どっぷりハードボイルド。これから遠い旅に出るような気分です。
    なんとなくハッピーエンドじゃなさそうな予感です。
    冬から始まって、秋で終わるのかぁ。。
    夏のまま、できれば明るい光の常夏の世界に主人公がいければ良いなぁって。
  • 最も遠い銀河<4>秋
    ドラマ化されると聞いて、取り敢えず原作を読んでみようと思った。
    登場人物の誰に感情移入して読むかによって、府の落ちどころが随分違う話だった。主人公はどこをとっても悲しいの一言だが、賢いなら尚更最初の躓きさえ無ければ、すぐに修正してさえいれば、そう思うばかり。あ、これは小説だった。小説だからこれだけ悲...続きを読む
  • 天国への階段(中)
    この小説は誰の目線で読むかによって、感じ方が大分違ってくると思います。

    私は柏木目線で読んでしまう。

    何となくどうなるかは予想がついているのだけれど、救いがあるものであって欲しいなぁ。

    長いお話なので少しダレてしまったけれど、それでもやはり続きが気になる。
  • 天国への階段(上)
    一人の実業家と一人の犯罪者、その周りを取り巻く様々な話。

    括りとしてはミステリーなのですが、それを抜かしても充分面白い小説です!

    色々な人の視点から描かれており、とても長い本なのですが
    飽きる事なく読み進められます。

    しかし、膨大な物語を良くまとめているなぁーと感服しています。

    続きが気にな...続きを読む
  • 祈る時はいつもひとり(下)
    久しぶりにしっかりとしたハードボイルド物を読んだ。孤独、酒、暴力、タバコ、女。ヤクザの相棒(?)は珍しい設定。最後までハードボイルドだったが、自分には到底無理な生き方。生きていくのは辛いがそれでも耐え、自分をぶれさせない生き方。