鳥原隆志のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
インバスケットの問題解決プロセス
問題発見→問題分析→仮説設定→譲歩収集→対策立案→選択肢検討→意思決定→行動
会議の分類
何かを決める、報告や伝達による情報の共有、アイデアを出し合い新しいものを作り出す、教育する、方向性を合わせる、メンバーに当事者意識を持たせる
会議の出席者を動物に例えると…
馬 突然暴走する、牛 気づいたら寝ているかどうか分からない、犬 とにかく吠える、羊 全体の流れにただ従う、猫 優位な方に翻る、キリン キョロキョロと周りを見渡す、猪 ピントの外れた方に走り出す、パンダ 周りを和ます、ハイエナ 結論が出そうになったら自分も乗っかる、マントヒヒ 言葉より態度で相手に伝 -
Posted by ブクログ
「考え過ぎる」「相手のことを気にし過ぎる」ことで仕事の成果が上がらない人に向けた本。
以下が、私の共感した点である。
①洞察力を付ける。与えられた仕事の先を読む、本質を見極める。
②一度仮説を立てたら、その通り実行する。他のリスクを考えすぎない。
③加えるより「捨てる」判断を重視する
④相手への依存を捨てる。
⑤「シンプル化」する
⑥能力をコントロールする
⑦相手がどう見るか?は考えない。自己PRはNG
私は本来単純なものを、勝手に自分で着色して難しくしてしまっていると本書を読んで感じた。そういった自分の癖を把握し、常にシンプル化することに気を付けるべきだ。また、勝手に相手の考えを解釈する -
Posted by ブクログ
著者は㈱インバスケット研究所 代表取締役インバスケット・コンサルタント 会社員時代に昇格試験時にインバスケットに出合い、トレーニングと研究を開始し、その経験を活かし、㈱インバスケット研究所を設立。
人を動かすには大きく分けて2つの方法がある。
「人や力によって動かす」
「自分の考えを伝えて動かす」
他人が自分の考えに基づいて、自発的に行うためには、人間性、つまり人柄の力が必要である。
インバスケット思考が高い=仕事が出来るではなく、そのバランスによってアウトプットは変わるのである。
本書の構成は以下の5章から成っている。
①人柄力とは何か
②人柄力を身につけるメリット
③実践 人柄力インバ -
Posted by ブクログ
業績が悪化して、社長を公募する会社の面談に訪れた4人の男たち。突然行方をくらました社長に成り代わり、山積みになった案件を解決するために、それぞれ意見を出して議論します。読者は彼らと一緒になって、解決策を考えながら読み進むという趣向になっています。架空の人物になりきって、制限された時間の中で、提示された多くの案件を、正しく処理することを目的としたバーチャル・ビジネス・ゲームを〝インバスケット〟というそうですが、本書はその〝インバスケット思考シリーズ〟の中の1冊です。すでに経営に携わっている人や、長年管理職を務めている人には、物足りないかもしれませんが、なかなか面白い読みものでした。ちなみにインバ
-
Posted by ブクログ
≪目次≫
第1章 現場で成果を出すインバスケット入門
第2章 判断力を高めるインバスケット36問
A.優先順位設定力
B.問題発見力
C.問題分析力
D.創造力
E.意思決定力
F.洞察力
G.組織活用力
H.当事者意識
I. ヒューマンスキル
≪内容≫
「インバスケット思考とは、限られた時間でより成果を出すための考え方であり、インバスケットはそのための道具」だそうです。
その実践のために問題36問を用意し、著者の考え方(正解とは違う)を示したうえで、解説を加えてあります。
私的には、平静時にやるとそれほど迷わないが、これが実際の場面だと同じ決定を下せ -
Posted by ブクログ
インバスケットのイントロの位置づけの本。
インバスケットとは、
「架空の立場になりきり、限られた時間内に多くの案件を
より高い精度で処理するビジネスゲーム」
のことであり、これを繰り返すことによって、
自分の中にある既存の能力やスキルをどれくらいアウトプットできるかを
測定し、既存能力、スキルを利用して最大のアウトプットを促す。
企業のリーダー研修等にも活用されており、
実際に効果も出ているらしい。
イントロレベルの本ではあったが、
自分自身の欠点についても何となく理解できた。
ちなみに、私の欠点は、
「相手に対して厳しく指導することが出来ない」
要するに厳しく言えず、やれないなら自 -
Posted by ブクログ
限られた時間の中で、次々と押し寄せる大量の案件をいかにしてさばいて行くか。
スピード感のある設定の中でユーモラスなキャラクラーが織りなす行動にドキドキヒヤヒヤ。
読み物として面白かった。
【ポイント】
・明鏡止水の精神で落ち着く
①すべての案件・状況を把握する
②今やるべきこととそうでないことを分ける
③期限と重要度から大まかな流れを把握し、案件の関連性を考えて順番を決める
④実際の行動に落とし込み、利害関係者と調整する
・判断はメリットデメリットを考える
・判断の際には必ず逆の選択を頭に入れながら判断する
・対策の時も同じで必ず複数の案を考える
・その課題解決に最適なメンバーをアサインす