鳥原隆志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
当たり前のことを当たり前にやることが大事で、
それを継続してやっていくことが成功への近道だが、
目の前の仕事に忙殺されてしまってうまくいかない。
それを気づいてもらうために書かれた本のように感じた。
書いていることは、当たり前のことではあるが、
実際にいつも出来ているかと言われると微妙。
常に原則に立ち返るにはどうすればというところには、
あまり触れられていなかったが、そもそも何をすることが
世の中一般的に言われる当たり前のことなのかについては、
この本を読めばわかると思います。
【勉強になったこと】
・自分の価値を認めてくれないのではなく、
自分の価値を正しく理解して相手に伝えていない。
常に自分を売り込む姿勢を持って仕事に取り組むこと。
・失敗を成功に変えるためには、自分の失敗を直視する
努力、新しいやり方を模索するためにもがき苦しむ
努力が必要。
・仕事の基本は終わりの時間を決めて計画を立てること。
・定期的に整理整頓をすること。
整理整頓の対象はモノ以外に、
人脈:誰が何に強いかを理解する
自分の強み、弱み:何が出来て何が出来ないかを知る
情報:走り書きしたメモを体系化する
がある。
・「できません」で終わるのではなく、
代替案を常に提示出来ることが仕事の基本。
・お客さまのことを事前に調べておくことは基本。
これは面接であっても同じことで、相手に興味を持つ
人=仕事の基本が出来ている人である。
・何事もどこまでやるかのゴールを決めてから、
仕事に取り掛かること。時間をかけすぎて良いものを
提示するのではなく、仕事は必ず期限が存在する。
・誰も仲間に入りなよと誘ってくれることはない。
自分から飛び込む勇気を持つこと。
・悩みを持つということは、そこに問題意識があると
いうことであり、問題発見能力がある証拠。
ただ、解決出来ずに悩み続けるのが問題であり、
一人で解決できないならメンバーに相談するなり、
解決に向けて行動する姿勢が大切。
・影響度を定量的に測るための2つの物差し
利益または損失
どの範囲もしくは誰に迷惑がかかるか
・どこまで恐れるかは感覚によるが、恐怖の半分は
恐れなくてよいものである。
不安の98%は実際に起きないとの研究結果もある。 -
Posted by ブクログ
インバスケットの体系は書かれているが、詳細は書かれておらず、本気でインバスケットを身に着けるには、別途教材等に取り組む必要があることを分からせてくれた一冊。
ただ、「判断」に対する分析は鋭く、しっかりと学んでみたいとも思った。
《特におもしろかった内容》
判断ができない人のパターンは、下記3つ。
①考え方が堂々巡り,結論を出す中のあるプロセスで止まったり戻ったりして、結論にたどり着かない。
例)「仮説」を立てて「情報収集」に進むが、なぜか次の対策立案に行かず、また「仮説」に戻ってしまう。
→同じプロセスを繰り返す回数の制限を設ける。
必要以上に情報を集めない。
情報の裏付けが取れたら迷わず次のプロセスに進む。
②失敗が怖い。その結果、責任転嫁できるような伝達方法になり、結果的に相手に伝わらない。
例)「なるべくその方向で進めておいてください」などのあいまいな支持を相手に伝えてしまう。
→判断をしない判断」を下すことによって生じる、もっと大きな危険を考える。
③深く考えすぎて、本来判断すべきことを見誤る結果、判断できなくなる。
→判断することを明確にする。判断することの優先順位をつける -
Posted by ブクログ
インバスケットの問題解決プロセス
問題発見→問題分析→仮説設定→譲歩収集→対策立案→選択肢検討→意思決定→行動
会議の分類
何かを決める、報告や伝達による情報の共有、アイデアを出し合い新しいものを作り出す、教育する、方向性を合わせる、メンバーに当事者意識を持たせる
会議の出席者を動物に例えると…
馬 突然暴走する、牛 気づいたら寝ているかどうか分からない、犬 とにかく吠える、羊 全体の流れにただ従う、猫 優位な方に翻る、キリン キョロキョロと周りを見渡す、猪 ピントの外れた方に走り出す、パンダ 周りを和ます、ハイエナ 結論が出そうになったら自分も乗っかる、マントヒヒ 言葉より態度で相手に伝える、お地蔵 石のように固まっている、芸術家 ホワイトボードに他人が理解できない絵を書き出す -
Posted by ブクログ
「考え過ぎる」「相手のことを気にし過ぎる」ことで仕事の成果が上がらない人に向けた本。
以下が、私の共感した点である。
①洞察力を付ける。与えられた仕事の先を読む、本質を見極める。
②一度仮説を立てたら、その通り実行する。他のリスクを考えすぎない。
③加えるより「捨てる」判断を重視する
④相手への依存を捨てる。
⑤「シンプル化」する
⑥能力をコントロールする
⑦相手がどう見るか?は考えない。自己PRはNG
私は本来単純なものを、勝手に自分で着色して難しくしてしまっていると本書を読んで感じた。そういった自分の癖を把握し、常にシンプル化することに気を付けるべきだ。また、勝手に相手の考えを解釈するのも危険である。 一つの物事の本質を見極めていきたい。 -
Posted by ブクログ
著者は㈱インバスケット研究所 代表取締役インバスケット・コンサルタント 会社員時代に昇格試験時にインバスケットに出合い、トレーニングと研究を開始し、その経験を活かし、㈱インバスケット研究所を設立。
人を動かすには大きく分けて2つの方法がある。
「人や力によって動かす」
「自分の考えを伝えて動かす」
他人が自分の考えに基づいて、自発的に行うためには、人間性、つまり人柄の力が必要である。
インバスケット思考が高い=仕事が出来るではなく、そのバランスによってアウトプットは変わるのである。
本書の構成は以下の5章から成っている。
①人柄力とは何か
②人柄力を身につけるメリット
③実践 人柄力インバスケット
④積み重ねが人柄力を高める
⑤人柄力をさらに高めるには
インバスケット思考について連読。
仕事力はインバスケット思考・人柄力から構成されていると言っても過言ではない。しかし、どちらかが秀でていれば良いというものではなく、絶妙のバランスでそれを備えなければ効力は発揮せず、足し算ではなく掛け算で表される能力のように感じた。
どちらも成長させるには時間がかかる。
しかし、どちらもとても大切である。本書においては人柄力の身につけ方について重点的に書かれている。
色々な言い訳をつけて人柄力についてそこまで出来ないと言ってしまう自分はまだまだ人柄力について勉強そしてその分野について能力を伸ばす必要があるように感じた。
人柄力は余裕でもあり自信の表れでもある。
一朝一夕で身につけることが出来るものでもなく、その能力があがったと評価してくれるのは自分ではなく周りである。
仕事・生活は自分一人だけで行うものではない。
他人あっての自分ということを忘れずに過ごしたい。 -
Posted by ブクログ
業績が悪化して、社長を公募する会社の面談に訪れた4人の男たち。突然行方をくらました社長に成り代わり、山積みになった案件を解決するために、それぞれ意見を出して議論します。読者は彼らと一緒になって、解決策を考えながら読み進むという趣向になっています。架空の人物になりきって、制限された時間の中で、提示された多くの案件を、正しく処理することを目的としたバーチャル・ビジネス・ゲームを〝インバスケット〟というそうですが、本書はその〝インバスケット思考シリーズ〟の中の1冊です。すでに経営に携わっている人や、長年管理職を務めている人には、物足りないかもしれませんが、なかなか面白い読みものでした。ちなみにインバスケットのもとは、1950年代にアメリカ空軍の訓練結果測定のために開発されたもので、それが後に企業や官公庁の教育・研修ツールとして使われるようになったのだそうです。