鳥原隆志のレビュー一覧
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失敗には許される失敗(=取り返すことのできる失敗)と、許されない失敗(=取り返しのできない失敗)の2種類がある。
その違いは、原因や指摘を受けて改善をする機会濃霧があるかどうかです。
そのためにはまず目新しいことなどに飛びつかず、まずは原理原則を理解してベースにすること。しかし残念な結果に終わる人の多くは、原理原則自体を理解できていないと指摘している。
そのためには自分の価値を相手に認めてもらう必要がある。(ダイヤは輝いているから価値がある。=光るために自分で行動する)
書いている内容には、初めて聞いたと言うことはないが、1冊にまとめられているという点ではよい本だと思った。
信用を積み上げ -
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成功する人とそうでない人は、何が違うのだろうか。
それは突き詰めれば、仕事の基本が出来ているかどうかに尽きる。
成功する人は、当たり前の基本を、ごく当たり前にやっているに過ぎない。
だが、この「基本」を実際にこなすのは難しい。
ほとんどの人は、自分では出来ていると思いつつ、出来ていないのが実情である。
なぜならば、この基本は人から教えてもらうものではないからだ。
社会に出てから会社が教えてくれるのは、名刺の渡し方や挨拶の仕方など、「会社が」恥をかかないようにするためのもの。
つまり、本当に大事なことは誰も教えてくれない。自ら学び取るしかないのである。
では、肝心の「仕事の基本」とは -
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インバスケットの入門書的な位置づけの本。
50項目を下記の4章に分けて解説している。
1.すべてをやろうとする流れから抜け出せ
2.抱えている荷物を開いてみる
3.自分の中の基準を作る
4.時間を生み出す流れを作る
限られている時間の中で、作業をすべてやることは不可能であるので、2割と8割の仕事に分けて、状況に応じた緊急度×重要度のマトリックス(行列)に分けてこなしていくというのが本書の趣旨である。
時間を限った方が能率が上がるなどの作業のためのTIPSもあるが、1人でパニックになる人には一読の価値があると思う。この本を読んだら、別途、インバスケットの実践編の本に進んでもよいかもしれな -
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当たり前のことを当たり前にやることが大事で、
それを継続してやっていくことが成功への近道だが、
目の前の仕事に忙殺されてしまってうまくいかない。
それを気づいてもらうために書かれた本のように感じた。
書いていることは、当たり前のことではあるが、
実際にいつも出来ているかと言われると微妙。
常に原則に立ち返るにはどうすればというところには、
あまり触れられていなかったが、そもそも何をすることが
世の中一般的に言われる当たり前のことなのかについては、
この本を読めばわかると思います。
【勉強になったこと】
・自分の価値を認めてくれないのではなく、
自分の価値を正しく理解して相手に伝えていな -
Posted by ブクログ
インバスケットの体系は書かれているが、詳細は書かれておらず、本気でインバスケットを身に着けるには、別途教材等に取り組む必要があることを分からせてくれた一冊。
ただ、「判断」に対する分析は鋭く、しっかりと学んでみたいとも思った。
《特におもしろかった内容》
判断ができない人のパターンは、下記3つ。
①考え方が堂々巡り,結論を出す中のあるプロセスで止まったり戻ったりして、結論にたどり着かない。
例)「仮説」を立てて「情報収集」に進むが、なぜか次の対策立案に行かず、また「仮説」に戻ってしまう。
→同じプロセスを繰り返す回数の制限を設ける。
必要以上に情報を集めない。
情報の裏付けが取れたら迷わ