雲屋ゆきおのレビュー一覧
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ネタバレあらすじとイラストに惹かれて購入。
貧乏伯爵令嬢であるが故に官僚の道を選んだマリー。仕事にバリバリ励む毎日が新しい上司の出現で大きく変わる。公爵閣下のユージンの前で恥ずかしすぎるミスをしてしまったマリーは何故か彼の執務室の掃除係を命じられてしまう。その上、外交の仕事などにも付き合わされるようになってしまい、ユージンと過ごす時間も増え、彼に惹かれていくが・・・。
マリーが記憶を失くしている理由や黒幕などは結構早い段階で分かってしまう。けれどキャラクターの魅力は良かった。途中、主人公目線から他のキャラの目線にいきなり描写が変わってしまうので、読んでてこれは誰なんだ??と分からなくなってしまう時が -
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ネタバレシリーズ2巻目。
初恋相手のユーフェミアにベタ惚れのヴィンセントが男装女王ユーフェミアを口説き落とし結婚し早1ヶ月。仲睦まじく王国の共同統治に臨む2人の前に行方不明だった元王子ガウェインが帰ってくる。彼の帰還がユフィとヴィンスの2人に嵐をもたらすことになる。その上、レイジエルドを訪れた「氷の王女」と呼ばれる隣国の王女ナターシャとガウェインにも何らかの因縁があるらしく・・・。
シリーズものですがメインの話は隣国の王位継承問題です。氷の王女と噂される王女ナターシャがレイジエルド王国を訪れたことで、ユフィたちも隣国の王位継承問題に巻き込まれてしまう、といった流れ。突然帰ってきた元王子ガウェインはナ -
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ネタバレ最初ラシッドがへなちょこ過ぎて、どうかなぁって思っていましたけど、そんなラシッドは仮の姿でした。掠われたエミーネ姫を追いかけるラシッドは、けっこうがんばってたと思います。
何より、記憶を失うことと、悪魔憑きの自分が姫の配偶者にふさわしくないのではという心の葛藤とか、最後に自分の記憶をすべて悪魔に渡して、エミーメ姫からも自分の記憶を消して欲しいって頼んでるとことかは、ちょっと切なくなりました。
ラシッドに憑いてる悪魔のジャンバラも、ラシッドに記憶を全部持っていってもOKって言われても、吐くほどおいしくない記憶ばかり選んで食べてあげたり、エミーメ姫からは記憶を消さなかったりと憎めないヤツでした -
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ネタバレシリーズ2巻目。
若干1巻の内容を忘れてたので軽く再読してから2巻読んだ(笑)
新キャラがいっぱい出てきた。主にメロウの友達。リーリのお金が関わると性格が変わるとこ良いなぁと思いましたwwあと、砂漠の王子様シャーディー。メロウのことが若干気になりつつもエイディがいるからどうなんだろう。料理上手なとこが意外性がありました。そして、カリスマ作曲家のヴェルグ。最初はあまりの性格の悪さに「何だこいつ!?」と腹が立ちましたが後半はなかなか良かった。ヴェルグにも期待とプレッシャーがすごそう。そして、期待といえばエイディ。彼は天才すぎて、その凄さ故に孤独になってしまうのでしょうか。読んでて切なかった。だから -
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ネタバレ精霊の力を借りた歌で植物を育てることができる「精霊歌士」
主人公メロウはそんな精霊歌士を目指す女の子。けれど、彼女は野菜しか育てることができない落第生で、精霊歌士になるための登竜門ムーサ音楽院への受験も失敗してしまう。どうしても精霊歌士になりたいメロウは予備学生として店をしながら精霊歌士を目指すことに。意気揚々と職場となるお店兼住居へ行ってみるとそこには何故かムーサ音楽院主席の天才エイディがいて・・・。
奨励賞&読者賞のW受賞ということもあり、文章は読みやすかったです。ただ序盤はなかなか物語に入りこめず、読むペースが遅かったような・・・。中盤ぐらいから物語が一気に動き出すのでさくさく読めまし -
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ネタバレシリーズ5巻で最終巻。
教員になるための最終試験の研修先が発表され、ナクシュデルひとりだけが首都から遠く離れた辺境の村に派遣されることになってしまった。そのことを不当に思うけれど、もしかしたらリュステムとのことが関係しているのかもしれない、とナクシュデルはリュステムにも相談できないままでいた。けれど出発間際になり、リュステムは茶会でパキーゼからそのことを聞いてしまい、荷造りをしているナクシュデルの元に飛び込んでくる。
リュステムとの仲を周囲に認めてもらうため、そして、何より自分の「教師になりたい」という夢のため、遠く離れた辺境の村で教師としての研修を始めたナクシュデル。旅立ちの日に喧嘩をし -
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ネタバレシリーズ3巻目。
やっと告白しましたね(笑)見ている分(読んでいる分?)にはお互いの気持ちが分かりやすすぎてじれったく思っていました。でも今回はリュステム頑張ったのでは。ストレートな告白も彼らしく思いました。
教師の道に進む決意をしたナクシュデルですので、次の巻からは王太子の通う大学が舞台になりそうです。アイハンも頑張って踊りの道を極めて、イドリースとパートナーになったらいいと思うよ。彼女、最初はあんまり好きじゃなかったけど、ラスト辺り結構好きだったなぁ~。また登場してくれたらいいけれど。
王太子の行動がリュステムを常に焦らせてるのが可笑しかった。彼はなかなか策士ですね。4巻からはもっと積極的 -
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ネタバレ3冊目。皇帝の寵姫から舞踏団の一員となっていたナクシュデルですが、教師の道に進みそうです。リュステムが結構乗り気だなって思っていたら、確かに舞踏団の一員がカノジョっていうよりは、教師がカノジョの方が、万民受けしそうですよね。
リュステムとは相変わらず口べた二人で、なかなか先に進まないなって思ってたら、意外と今回はリュステムがんばりましたね。二人とも中学生レベルの告り方でしたけど、ちゃんと好きって伝えられたのはよかったです。巻末の漫画にもニヤニヤしちゃいました。
アブデュル先輩もいい仕事してますし、当て馬レオンティウスも、何気にリュステムを煽ってくれてて、彼の挙動にムッとしてるリュステムもか -
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ネタバレ『革命は恋のはじまり』第2巻。
副題にあるように今回はナクシュデルとリュステムの両者に縁談話が…。と言ってもナクシュデルは縁談ではないわなぁ~。例え話みたいなもんでしょうか。
リュステムは王子様の積極性を見習った方がいいよ(笑)ハンカチを理由に会う約束も良いですが、もっと直接的な行動に出ても良いのではwwナクシュデルも自分の気持ちを自覚しましたし、リュステムも父親に認めてもらえるよう頑張れ!そしてもっと積極的に!!(笑)お互い好きあっているんだから。次巻に期待しておこう。
そりゃそうとハディジェ(特に言いにくい名前ww)の性格の悪さに小田さんが書く悪役をみた気がします(笑) -
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ネタバレコバルト文庫で嫁恋シリーズを書かれている作家さんのビーズログ文庫初作品。あとがきにラブコメと書いてある通り、今回の話はコメディ要素も入っていてとても読みやすかったです。ラブはやっぱりちょっと少ないかも(笑)これから増えていくといいなぁ。ナクシュデルもリュステムもお互い惹かれ合っているのに素直じゃないんだから!(笑)本当にじれったいww
国王の寵愛を得るために日夜、自分を磨くことに努力してきたナクシュデル。ところがいざお召し上げになった当日、国王の政治に反感を持つ反乱軍により革命が起き、後宮が解散になってしまう。そんな慌ただしい中、ナクシュデルは革命軍のリュステムに出会うわけだけど、二人とも最 -
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ネタバレ2巻目。サブタイトル通り、ナクシュデルとリュステムの両方に縁談話(ナクシュデルの方は話に出たってくらいですが・・・。)が持ち上がってます。
ナクシュデルもリュステムもお互いに好きだっていうのは、周りにはバレバレなのに、本人たちだけまだ伝わっていないと思っているのがもどかしいです。言えばいいのにって感じ。ところどころでリュステムVSレオンティウスで火花バチバチもちょっとにやついちゃいました。
一番好きなシーンは、やっぱり、2回の暗殺未遂事件のあと、リュステムが怒りのあまりに言ってしまった、「他のやつらがどう思っていようと、こいつは俺にとって大切な人間なんだ!」っていう言葉。言った本人は気付い -
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ネタバレコバルトではおなじみの作家さんだったんで、買ってみましたけどおもしろかったです。何より主人公ナクシュデルが常に前向きがいいです。
皇帝の寵姫になるために日々努力していたのが、一瞬で後宮解散となったあとも卑屈にならず、そのときでできることをしているのは、猪突猛進で周りに迷惑をかける主人公が多い中、好感度高いです。
リュステムとは出会いが最悪だったけど、リュステムがナクシュデルに惹かれるのは分かるなぁって。ただ、ちょっと真面目すぎて、なかなか進展しなさそうな感じはしますけど。
結局最後は、ナクシュデルはアイハンと共に暮らしているし、ナクシュデルが処女だってことが分かったリュステムがもっと押し -
ネタバレ 購入済み
大きく
大きく話が動いた一冊でした。
ただのソフィーの元婚約者が他国や貴族に情報を売っていたり、その証拠を掴むためにヒーローとヒロインが協力したり、2人の婚約式があったり、ほかの貴族令嬢にソフィーが呼び出されて脅されたりなど読み応えがありました。ただの婚約破棄と思っていたら国が絡んでいたりして次巻が楽しみです。