あらすじ
『精霊歌士』の歌だけが植物を実らせるミュズラム王国。野菜しか作れない落第生のメロウは、相棒ラヴィと共にムーサ音楽院合格を夢見る。だが自主退学したという首席エイディが現れ、なぜか同居する事に!?
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Posted by ブクログ
音楽院に補欠合格した主人公。
割り当てられた住居に行ってみれば、そこにいたのは
主席合格した少年で。
補欠と、主席合格者という、本来なら会わないだろう二人。
9時に起きるのが辛いので自主退学、は
理由としてありなのでしょうか?w
昔は出来た事が、何故今できないのか。
何故できなくなったのか、と『なかった事』にした過去。
ちらちらと出てくる過去に、納得です。
こんな事があれば、なかった事、にしたいものです。
どうにかこうにか向き合って克服…なのですが
天然なのか計算なのか、どうなのでしょう?!w
いやもうこれ、突っ込む契約精霊が不憫でなりません(笑)
Posted by ブクログ
精霊の力を借りた歌で植物を育てることができる「精霊歌士」
主人公メロウはそんな精霊歌士を目指す女の子。けれど、彼女は野菜しか育てることができない落第生で、精霊歌士になるための登竜門ムーサ音楽院への受験も失敗してしまう。どうしても精霊歌士になりたいメロウは予備学生として店をしながら精霊歌士を目指すことに。意気揚々と職場となるお店兼住居へ行ってみるとそこには何故かムーサ音楽院主席の天才エイディがいて・・・。
奨励賞&読者賞のW受賞ということもあり、文章は読みやすかったです。ただ序盤はなかなか物語に入りこめず、読むペースが遅かったような・・・。中盤ぐらいから物語が一気に動き出すのでさくさく読めました。
キャラクターも魅力的なのですが、途中誰が喋っているのか分からなくなったり・・・。契約精霊が可愛いので、もっと彼らに活躍してほしかったなと思いました。
夢見る野菜はメロウということでいいんですよね?女王がメロウに対してどう思っているかはさっぱり分からなかったので1巻で完結というわけではなさそうです。2巻は来年春ですか。メロウは頑張り屋というか負けず嫌いというか結構気が強いですよね(笑)対してエイディは天才なのにやる気がなく、始終眠そうww天然ボンクラのようで天然腹黒のようで彼がどう化けるのかちょっと楽しみ♪エイディの兄たちや教師陣もいい味出しているので2巻でも彼らが登場したらいいなぁ。カーチスが最初嫌な奴と思っていたけれど最後には何だかいい人になってるし(笑)
イラストも可愛いです。2巻もたぶん買うと思う。来年春は結構遠いな(笑)内容忘れないといいけどww
Posted by ブクログ
タイトルの「野菜」が微妙で、しばらく積読状態になってましたが、読んでみたら意外と面白かったです。
国の頂点の女王の実の娘なのに、女王に見捨てられ、だけど精霊歌士になりたくて、ムーサ音楽院を受験したけど不合格になったメロウ。予備学生にはなれたけど、ここに才能はあるのに、全然動かないエイディが登場し、有無を言わせず同居。
正直、エイディに全く魅力を感じなかったです。普段寝てばかりなのに、歌っている姿が想像できないです。
こんなのに、なんであれだけ惹かれるんだろうって思ったけど、同じ才能を持つからってところでしょうか。
「のだめカンタービレ」で千秋がのだめに惹かれる感じ?ってちょっと思いました。