あらすじ
シエラ公爵家の跡取り男子として育てられたユフィは、誰よりも強く賢く凛々しい美青年。突然の王太子出奔により、彼女は次期王の候補者として挙げられる。そこに現れたのがもうひとりの候補、クロヴナー公爵家の貴公子ヴィンセント。そして彼は、ユフィの真実を知っており、彼女をひそかに愛していた……。無二の親友として絆を深める2人だったが、ヴィンセントの一途な想いは止められなくて!?
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Posted by ブクログ
男装ものが好きなので、読んでみました。
男装ヒロインが王位に固執する理由がちょっと弱いかな?と思ったのと。
ヒーローが王位を目指す理由が、ヒロインと結婚するためだけ…っていうのが、ちょっと…と思ってしまいました。
でも、おおむね面白かったです。
男装ものの小説がもっと増えることを期待します。
Posted by ブクログ
面白かった……と思う。
ただ、名前がなぁ……。某アニメと主要人物三名がかぶるのはどうかと思う。偶然だと思いたいが、主要人物でかぶると微妙な気分になる。
Posted by ブクログ
男としてヴィンセントと友情を築きたいユフィと、そんなユフィを女性として好きで彼女を振り向かせたくて堪らないヴィンセントとのずれた掛け合いが可笑しい。ヴィンセントが1人でヤキモキしている様子とか。
でも、ユフィが女だって骨格とかでバレるんじゃないの?とか思ったり。
健気で一途なヴィンセントを読んでいて応援したくなりました。雲屋さんのイラストも素敵。その後、ユフィがヴィンセントを好きになって甘々な様子の2人の話も読んでみたいと思いました。
Posted by ブクログ
シエラ公爵家の跡取り男子として育てられたユフィと、対立するクロヴナー公爵家のヴィンセント。ヴィンセントは早々にユフィが女性と知り、しかも自分の初恋の相手と知りますけど、そこは黙って男のふりをしているユフィにつきあってます。
ユフィが嫌々男を演じているのではなく、納得して男になっているので、嫌な感じはせず、ヴィンセントのもんもんとした悩みも理解できます。
ユフィが女であることを好評して、ヴィンセントと結婚したらうまくいくのに・・・って思っていたら、まさか彼があんな形で暴露するなんて・・・。予想外でした。
結局ヴィンセントはユフィを妻にできたのですけど、まだ男としての癖や考え方が抜けないユフィに、ふりまわされているヴィンセントが不憫です。