御代しおりのレビュー一覧

  • プラネット・ハルク:地の巻

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    ハルク誌におけるストーリー展開「プラネット・ハルク」の後編を掲載した一冊。解説書にもある通り、異星での出来事であるが故、展開から結末までしっかりと収束している。

    わかりやすい悪の皇帝の圧政に対して、暴力的なハルクが仲間とともに反逆していく姿勢にカタルシスを感じないわけがないのだ。そういう単純な図式だけにとどまらず、叙事詩的に語られる「救世主」と「世界の破壊者」のどちらになるのか…という構図が組み込まれた結果、一層味わい深い雰囲気を作りだしてくれているのだ。

    このクライマックスが『ワールド・ウォー・ハルク』につながる。そちらを読んだことのある人も、これから読もうとしている人も絶対にこれは読ん

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    2017年10月30日
  • グウェンプール:こっちの世界にオジャマしま~す

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    文句なしに可愛いグリヒル絵で、アホで愉快なキャラがくり広げる楽屋落ちの楽しさ。意外に時々ビターな味わいも良いアクセント。ますます大物登場の次巻が待ちきれない。

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    2017年10月29日
  • ヤング・アベンジャーズ:スタイル>サブスタンス

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    今までの邦訳作に端々登場してきたヤング・アベンジャーズの単独誌がついに邦訳。一度ヒーローとして挫折した状態から状況に流されて再び結集する姿は、漂流する若者らしさが出ていてとてもよかった。

    扉絵や演出方法も独特な手法が使われていて、とても新しいものを読んでいる感覚になれた。

    この巻の終わりに「始まり」といった感じなので、ぜひ続刊が出てほしい一冊である。

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    2016年09月26日
  • X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト

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    映画『フューチャー&パスト』の原作が収録されたX-MEN個人誌のクラシックな一冊。映画で興味を持った人にはそれほどお勧めしないが、X-MENそのものへの関心が高い人は必読の一冊である。

    この時期のアメコミの邦訳は入手するのが大変な中、それが入手しやすい邦訳で出ているのだけでもありがたい。しかも、それだけではなくサイクロップスの回想という形で「#1」…本当に最初の最初からどんな戦いを繰り広げてきたのかというのが事細かに説明される話が掲載されているのだ。その資料価値たるや。解説書ではここまで時系列順にはわからないので、ぜひ一読したいところだ。

    表題作の「デイズ・オブ・フューチャーパスト」編はな

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    2016年08月16日
  • AVX:アベンジャーズ VS X-MEN VS

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    AVX中にあった「VS」…バトル展開に焦点を当てて描かれたバトル漫画としてのタイイン。この時点でアメコミ的には非常に珍しく、魅力を感じる部分は多いだろう。日本の漫画によくある形式なのでなじみあるし、それでいて日本とは表現がまるで変わってくる。そんな違いに注目しながら読み進めれば非常に楽しいこと請け合い。なにせ、一戦が短くてサクサク読めるのだから。

    本編のシリアスさが嘘のようにコミカルな作風なので、豆知識みたいなものを挿入してくるナレーション芸がうまく刺さる。最後の#6には非常にコミカルな短編も載っているのでこれまた楽しい。スクイールガールを邦訳で見たのはやっと2回目だ。

    個人的なベストバウ

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    2016年05月04日
  • ワールド・ウォー・ハルク

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    かつて宇宙へと追放されたハルクの帰還と復讐が描かれる大規模なクロスオーバー作品。…と聞くと、怒りとともに暴走するハルクの姿が思い浮かぶことだろうが、この作品のハルクは非常に"理知的に暴れる"。宇宙での経験から「王」としての風格を身に着けたハルクは本作に置いて打倒されなければならない敵のボスであるとともに、メッセージ性の強い存在として打ち出されている。

    それだけに、この前日譚にあたる『PLANET HULK』が翻訳されていないのは残念でならない。巻頭に詳しいストーリーの解説はあるのでわからなくはないが、ハルク側の仲間たちへの思い入れが一切ない状態で読むよりは間違いなく面白く

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    2016年01月01日
  • アイアンマン:ホーンテッド

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    S.H.I.E.L.D.の指揮官に就任した後のアイアンマン個人誌の初邦訳。あらすじもタイトルも「HAUNTED(呪われた)」という点を前面に押し出しているものの、本作の本質はそういう部分ではない気がする。事実、あらすじで「謎」と語られているその要素は中盤簡単に説明されてしまう。

    本作の魅力は、「シビル・ウォー」以来、体制側の責任を負い冷酷なまでに自分の信じる正義を推し進めてきた「アイアンマン=トニー・スターク」の「一人のヒーロー」としての姿を描きなおす、という点だろう。
     
     作中のトニーは『エクストリミス』で得た特有の能力を一時的に失ってしまう。『エクストリミス』において、「アーマーがあれ

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    2015年12月31日
  • X-MEN:デッドリー・ジェネシス

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    ハウス・オブ・Mの後にX-MENに起こった事件を描く一冊。これまでのものも十分シリアスな展開であったが、過去の展開の間に新しい話をはさむことで、解釈が変えるレベルのシリアスというのがすさまじい。正直、賛否ある展開だろう。ただ、少なくとも過去展開を知らないまま読んだ身としてはそのユニークな展開が非常に面白かった。

    本編の中では語れなかった4人のミュータントの過去話(エマの過去話もおまけについているが)が各話の間に挿入されるのも構成として面白い。

    惜しいとすればオメガレベル扱いされているバルカンと直接戦うシーンがほとんど無く、セリフで真実が明かされていくのを待つしか無いということくらいか。そう

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    2015年08月12日
  • X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M

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    「ニューアベンジャーズ」と「アストニッシングX-MEN」という新しいシリーズ化した二大作品をクロスオーバーさせる大規模な展開を描き出した本作。しかも旧アベンジャーズ解散のきっかけとなった事件と大きく関わる展開とあって、これまでの設定全てを上手く使っている。

    ヒーローが本当に願う理想の世界を見せられ、本来生きていた現実に戻さなければならない、という展開はよくあるものだが、世界全体が変質してしまうという大きな規模で展開することで、「改変世界」という大きな変化をした世界の中でキャラクター一人ひとりが変化した様子を見ることができるのが非常に面白い。当然、そこからパーソナルな悩みも一人ひとり描き出すこ

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    2015年08月09日
  • シージ

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    長期シリーズの完結編っぽいです。

    ダークアベンジャーズのアスガルド侵攻。苦戦するソーを見て、アベンジャーズが再び集結!しかしその戦いの中で、真の最強の敵が目を覚ます…といった感じで、筋は実にわかりやすい。純粋にカッコイイシーンが多くて楽しかった。初心者にとっては知らないキャラが多いけど、「お、このキャラの活躍をもっと見たい!」となることでしょう。
    個人的には、強さでセントリー、設定的に駄犬が気になりました。

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    2015年02月11日
  • X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト

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    クリス・クレアモント、話をこじらせる天才〜。そりゃ解説がメチャクチャな量にもなる。表題作から希有壮大な地獄編、一方孤軍奮闘のアクションサスペンスのクリスマス話までやっぱり稀代のストーリーテラーぶり。バーン&オースティンコンビの男っぽくも流麗なアートも魅力的。

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    2015年01月03日
  • マーベルゾンビーズ 2

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    非道い無茶展開と思っていたのですが、まさかのヒーロー復活。
    スパイディ、ゾンビになっても、かっこいいぞ。

    恋するゾンビあり、家族思いのゾンビありと楽しいです。

    ルールとしては、食べ続けていると飢えが引かないということみたいです。
    しかし、食べないゾンビは、どういうエネルギーで動いているんだろう。

    そして、続く。
    続くんかい!!

    すばらしき、マーベルユニバース。

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    2014年07月28日
  • キャプテン・アメリカ:ロード・トゥ・リボーン

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    キャプテンアメリカが死んでから1年。残された者たちの想い、そして希望と共に、キャップの歴史が語られる。アイアンパトリオットら、ダーク・アベンジャーズにも出番あり。さすがノーマン・オズボーンは小賢しカッコイイ。

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    2014年04月21日
  • ニューアベンジャーズ:シビル・ウォー

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    色んなトップアーティストの絵が楽しめる素晴らしい本。話は一方のサイドから見た「シビル・ウォー」の物語であり、一部のキャラのファンにはちょっと辛いかも。

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    2013年08月14日
  • ソー:マイティ・アベンジャー

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    ソーのアメコミって何から手つけたらええんや?って人にまずオススメです。なにせ翻訳、ありがとう。ゲロが出るほど可愛いです。

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    2013年01月20日
  • マーベルゾンビーズ 2

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    『マーベルゾンビーズ2』良かった。ゾンビ状態とはいえ、グラディエーターに光が当てられたことには意義がある。冗談はさておき、ゾンビものの肝とも言える生き残り側の内ゲバとゾンビものではあまり見られないゾンビ側の内ゲバが重なりあって、文字通り腐ってますねマーベルユニバース。面白い上に、1より200円安い企業努力も買い。

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    2012年12月22日
  • ニューアベンジャーズ:シビル・ウォー

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    シビル・ウォー関連は読んでて辛い。あくまで各人が己の正義をつらぬいているのがまた悲しい。しかしスパイダーウーマンのエロさが全てを中和して、ルーク・ケイジの結婚式でハッピーになれるかもしれない。

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    2012年11月18日
  • マーベルゾンビーズ

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    みんな大好きめりけん国ヒーローの皆様がほぼ全員ゾンビになってしまい、かつての仲間を食べたりあらぬ所がちぎれ飛んだりしまくりしかも救いが無い系の話、という内容から何処のパロディ系同人誌かと思われる所だが公式。めりけん国は心が広いね。数少ないゾンビ化していないキャラであるマグニート様がなんとかしてくれるに違いない!と思わせておいてあっさり■■■■■■■■たり、同フォージがこの時点で登場という事はお得意の機械でなんとかしてくれるに違いない!と思わせておいて■■■■■■■■たり、まさかの展開だ愉快愉快。あと巻末の「昔の表紙絵をゾンビパロにしてみました」頁が格好良すぎる。

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    2012年05月24日
  • マーベルゾンビーズ

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    作者のロバート・カークマンの言葉を借りれば「こいつは酷い、酷すぎて素晴らしい」作品。何気にゾンビが主役のゾンビ作品って珍しいよね。ヒットしたホラー映画がシリーズを重ねていくにつれてどんどんしょぼくなっていくのを踏襲した2以降の続刊の翻訳も期待したい。あと投げ込みの解説チラシが何気に主要なマーベルキャラの紹介になっているのもポイントが高い。

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    2012年05月03日
  • マーベルゾンビーズ

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    うわあもう最低!(ほめことば) ゾンビパロディ、マーヴル世界のパロディとして素晴らしい完成度で、人気も納得。表紙絵も苦笑&眼福。

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    2012年04月08日