御代しおりのレビュー一覧
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激動する社会情勢の中、若きヒーロー達の過信が悲劇的な事件を呼び、ついに超人登録法案が可決に向かって動き出す。
その活動を規制される事態にヒーロー達は、賛成派と反対派に分かれて対立。それぞれの派閥を代表するアイアンマンとキャプテン・アメリカの指揮の下、正義を求める者同士の悲劇の戦いが幕を開け た!
マーベルユニバースを、コミックシーンを揺るがした問題作、マーベルコミック最大のクロスオーバー大作、ついに邦訳なる! 『キックアス』のマーク・ミラーが贈る話題作、待望の邦訳が実現。
112人におよぶキャラクター解説も必見。これぞクロスオーバーの決定版。
「シビル・ウォー・キャプテンアメリカ」の元ネタ -
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「ヴィランとなってロングランシリーズとなる」未来を否定したら本当に打ち切られてしまった皮肉。でもその終わりも決して残念なものではなく、むしろ「これが真の姿」と思えるくらい良いものだった。おかげで「全話邦訳」で読めるというのはありがたかったり。
能力覚醒後のグウェンプールの戦い方は「ビジュアル重視かつロジカルな」さながらスタンドバトルのようなもので非常に楽しかった。Dr.ドゥームの侵入を許したりするあたりの限界も程よいバランス。
そしてラストはこれまで引っ掻き回してきた人物、世界と別れを惜しむことに使っているあたり彼女の変化が見えてきてよかった。万能の存在となりながらも「こんな設定のバトロッ -
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本シリーズの集大成とも言えるべき巻。彼女が自分の能力に気付く描写が圧巻。ある意味古い漫画で使い古された描写なのかもしれないけど、現代の漫画のリアリティの中で描かれるとその無体っぷりがよくわかる。
グウェンが「コミックの中の世界であると認知している」キャラということで、どこか現実感が希薄な危うさみたいなものがあるキャラに見えていたけど、まさにそこが拾われた感じ。そりゃあんな風に世界を捉えていたら狂うし、その果てのブラック(アラフォー!)の存在にも納得。
解説でも触れられているけど、「長期連載による設定のアレコレでブラックグウェンプールが誕生する未来」を否定したことで、現実の本編が打ち切られた -
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グウェンプール個人誌第4巻。コミックの外側から来たという特殊な設定を持つグウェンプールの本領発揮。
ややぼかされていたオリジンがはじまるのかと思いきや、一見ハチャメチャに見えるとんでもない展開に入りこんでいることに気が付くだろう。しかし、その実、この実験的な手法をとても魅力的に描いている。彼女にしかできないアクションを可能とし、絵的な面白さを追求できている上に、その設定を立ち向かうべきヴィランや読者がグウェンプールに抱いているどう転ぶかわからないヒーローとしての側面を活かした話の構成に活かせているのだ。
前巻の感想でもっと踏み込んだ話を作っても…という話をしていたが、ここまでやるとは、といった -
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読者サイドからコミックの世界に入ったヒロイン、グウェンプールの物語。自分がコミックの中にいることを自認しているせいで起こる出来事をゲーム的にとらえてしまいハチャメチャやらかしていく…と、イロモノ中のイロモノ。だが、それがどうにも面白い。
クスリと来るシーンが多くかなり読んでいて楽しかった一方、「主人公になれない自分」に悩んでみる一面もあり、この後この世界においてグウェンプール自身がどういう立ち位置を見つけていくのか期待させる面もあるため、ぜひ続きが読みたい。
続くものの、今回の邦訳でかなりまとまりの良いところまで読めるのでとっつきやすい。表紙を描いたグリヒルがアートを担当する回がほとんどであ -
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すでに刊行されていた『ワールド・ウォー・ハルク』の前日譚として、解説だけが載っていたこの『プラネット・ハルク』がついに邦訳された。この経緯から見るに、元々は邦訳の予定なんかなかったはずだ。『マイティ・ソー バトルロイヤル』の映画におけるハルクの元ネタである、という宣伝がなされている以上、おそらく邦訳の決めてもそこだろう。とてもありがたい話である。長文の解説書を読んでも、アート面で見る面白さは伝わってこない、ということが改めてわかった。それほど絵の力の強い一冊に仕上がっている。
ストーリーとしては、地球を追放されたハルクがたどり着いた異星で圧政を敷く皇帝に、数人の仲間とともに立ち向かうという展