御代しおりのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ゾンビと化した5人のマーベルヒーロー、ジャイアントマン、アイアンマン、ハルク、ルーク・ケイジ、スパイダーマン。マグニートー、ギャラクタス、人類を喰い尽くした彼らは、さらなる獲物を求め、宇宙の彼方に去った。
それから40年、ついに宇宙の全生命を腹に収めてしまった彼らは、再び、故郷である地球を目指す。40年ぶりの帰還の理由とは果たして…?おなじみのマーベルヒーローがゾンビと化す―そんな驚愕の設定で読者の度肝を抜いた大ヒットシリーズ。
「アルティメッツ」などで、スーパーヒーローの人間性をえぐり出したマーク・ミラーの原案だけに、それぞれのスーパーヒーローの特徴を元にブラックなパロディにした描写(メイお -
-
-
Posted by ブクログ
洗脳されて暗殺者だった過去をもつウィンターソルジャーが主人公。彼は贖罪の意識から、元ヒドラ構成員や犯罪者の更生支援を行っている。そこに、過去の自身を彷彿とさせる暗殺術を仕込まれた少年があらわれ……というお話。
ウィンターソルジャーが、葛藤を抱えた弱いキャラクターとして描写されているのが印象的だ。暗殺者時代の記憶は断片的で、当時の自分と向き合うために苦悩している。更生支援もうまくいっているとは言えず、手伝いをしているシャロン・カーターから諫められている。物語も、すっきりしない展開だが、そこがいい。テーマとキャラクターに真剣に向き合ったら、すっきりした話になるわけがない。
苦悩しつつも、なんと -
-
-
Posted by ブクログ
ニューアベンジャーズ結成前、旧アベンジャーズの解散へと至った事件を描く一冊。
目を覆うような展開が一つや二つではなく矢継ぎ早に続く。メタ的な意味でニューアベンジャーズをはじめたいがためにやった展開であることが透けて見えてしまう気もするが、結末までふくめて「ありえそうな」悲劇をうまく構成している印象。
何よりも印象的なのが非常に目を引くデイビッド・フィンチのイラスト。爆発や残滓、悲痛な表情…悲劇を描写するのに必要なすべてがすさまじい技巧で表現されている様は圧巻である。
巻末のそれまでのアベンジャーズの表紙やブライアン・マイケル・ベンディスのインタビューもありがたい。
これ一冊で読むのはお勧めしな -
-
-
Posted by ブクログ
グウェンプール個人誌、第3巻。巻題にある通り、デッドプールと共演する。
第四の壁を突き抜ける者同士、会話が妙な雰囲気を醸し出すのが期待通りといったところ。お祭り展開のゲストレベルなのも食い合わなくてよい。デッドプール以外にも様々なゲストキャラ(しかもこれが妙に幅広い)と遭遇するので、飽きない魅力が発揮される。
しかし、前巻のラストがこれまでのグウェンには出せない感情だったように思うところから考えると、もっと突っ込んだ展開に入ってくれても良かったんじゃないか、とも思う。
巻末のHoliday Specialは名前のごとく完璧にスペシャルお祭り展開。クリスマスの風習そのものをパロディにしつつコメデ -
Posted by ブクログ
デッドプールがマーベルキャラクターを殺害して回る衝撃作、まさかの再び刊行。以前の3部作「キルロジー」とは独立した話なので、単体で読んでも問題ないが、その魅力は比較することでより際立つと思われる。
前作の殺害理由はデッドプールの「狂人」としての危険性、第4の壁を破れる能力ありきの展開であったが、今作は全く違う。作中の話として完結するのだが、だからこその切なさや衝撃がある。
もちろん、旧3部作が出た当時にはいなかったキャラクターをいかに殺害するか、という点も見どころの1つだ。並行世界設定を受け入れて楽しめる人、デッドプールの複合的な魅力を楽しみたい人にはおすすめ。