御代しおりのレビュー一覧

  • シビル・ウォー

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    激動する社会情勢の中、若きヒーロー達の過信が悲劇的な事件を呼び、ついに超人登録法案が可決に向かって動き出す。
    その活動を規制される事態にヒーロー達は、賛成派と反対派に分かれて対立。それぞれの派閥を代表するアイアンマンとキャプテン・アメリカの指揮の下、正義を求める者同士の悲劇の戦いが幕を開け た!
    マーベルユニバースを、コミックシーンを揺るがした問題作、マーベルコミック最大のクロスオーバー大作、ついに邦訳なる! 『キックアス』のマーク・ミラーが贈る話題作、待望の邦訳が実現。
    112人におよぶキャラクター解説も必見。これぞクロスオーバーの決定版。
    「シビル・ウォー・キャプテンアメリカ」の元ネタ

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    2022年12月17日
  • マーベル怪獣大進撃

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    主要キャラは出ているし、お話としてうまくまとまっているし、変な身内争いはないし、いまのMARVELコミック入門には最適かもしれない。日本制作のテレビアニメ『MARVEL フューチャーアベンジャーズ』に登場していた「キッドカイジュウ」は、この話からなんだな。とてもいい感じだった。

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    2020年07月07日
  • フィアー・イットセルフ

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    も〜またアメリカが崩壊する〜、ともつかの間ビッグ3それぞれの見せ場とヒーロー達の再起が熱い。S.インモネンの端正な画も美麗。最後の逆転劇に焦点があるとはいえひたすら苦境続きで読んでてしんどめではあった。これだけの大型イベントがメインの一誌のみ邦訳なのはやっぱり寂しい。

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    2019年09月14日
  • ニューアベンジャーズ:パワーロス

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    窮地からの逆転というベタを自分流に料理できるベンディスの強みで、ケイジの普段の人の好さから人脈が活きるという言ってみればそれだけの事をクライマックスに仕立てるのがたまらない。爆弾のオチもスッキリ。S.インモネンの画はカッチリしてバランス良く、回が進むほど良い味が出て美しい。

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    2019年05月17日
  • アベンジャーズ:ディスアセンブルド

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    大雪崩のように悪化し続ける事態から目を見張る真実、しんみりした幕引きまですごい完成度。全くアンハッピーな1冊なので今まで邦訳されなかったのもむべなるかなだが、ベンディスの語り手力が活かされた価値ある巻。

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    2019年05月07日
  • グウェンプール:さよならするのはつらいけど

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    大団円! 本来なら打ち切り展開と言われるダイジェストを、メタを利用して自然な物語の一部にするヘイスティングスの凝った技の冴え。グリヒルの画も最高で(スクイレルガールが美人すぎる気はしたけど、美人だからいいか……)クライマックスを華々しく飾った。ここまで最終回と強調されると一抹の寂しさはあり、また別誌で読める日が来るといいな。

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    2019年04月30日
  • グウェンプール:さよならするのはつらいけど

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    「ヴィランとなってロングランシリーズとなる」未来を否定したら本当に打ち切られてしまった皮肉。でもその終わりも決して残念なものではなく、むしろ「これが真の姿」と思えるくらい良いものだった。おかげで「全話邦訳」で読めるというのはありがたかったり。

    能力覚醒後のグウェンプールの戦い方は「ビジュアル重視かつロジカルな」さながらスタンドバトルのようなもので非常に楽しかった。Dr.ドゥームの侵入を許したりするあたりの限界も程よいバランス。

    そしてラストはこれまで引っ掻き回してきた人物、世界と別れを惜しむことに使っているあたり彼女の変化が見えてきてよかった。万能の存在となりながらも「こんな設定のバトロッ

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    2019年04月21日
  • ニューアベンジャーズ:ダークレイン

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    ワケありヒーロー大所帯だけにまさかの、かつ納得の急展開の連続。またベンディスが多キャラのかけあいを楽しく描く名手。子供絡みと聞いてこれまでの反目を忘れるFFのヒーロー性が爽やか。

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    2019年04月06日
  • ダークアベンジャーズ:アセンブル

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    背景もパワーもバラバラな連中が顔を合わせる化学反応が面白いのはさすがのベンディス。オズボーンやドゥームの悪の/支配の美学はそれなりに共感できて、妙に気の合う共闘シーンやセントリーの説得シーンがハイライト。デオダートの端正な画風とスタイリッシュなポージングも目に心地いい。

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    2019年04月06日
  • アイアンマン:ホーンテッド

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    いわゆるヒーローコミック離れして、本格派犯罪スリラーの文脈でアイアンマンを描いた力作。シリアスで重いラ・トーレの画の下、トニーの手持ちのカードで何とかする苦闘がリアルで逆転劇が痛快。巻末のアニュアルは一転肩の力が抜けた娯楽作で後味もいい。

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    2019年02月16日
  • キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー

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    シビル・ウォー本編が本来のキャップ編ということか、地味〜で話も動かない1冊だが、バッキーのワンショットは流石ウィンター・ソルジャー編のブルベイカーで失われた過去と友情、遺されたものが哀しくも暖かい傑作。

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    2018年12月13日
  • グウェンプール:第四の壁、破っちゃいました

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    本シリーズの集大成とも言えるべき巻。彼女が自分の能力に気付く描写が圧巻。ある意味古い漫画で使い古された描写なのかもしれないけど、現代の漫画のリアリティの中で描かれるとその無体っぷりがよくわかる。

    グウェンが「コミックの中の世界であると認知している」キャラということで、どこか現実感が希薄な危うさみたいなものがあるキャラに見えていたけど、まさにそこが拾われた感じ。そりゃあんな風に世界を捉えていたら狂うし、その果てのブラック(アラフォー!)の存在にも納得。

    解説でも触れられているけど、「長期連載による設定のアレコレでブラックグウェンプールが誕生する未来」を否定したことで、現実の本編が打ち切られた

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    2018年10月06日
  • グウェンプール:第四の壁、破っちゃいました

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    想像以上にダイナミックなメタ&タイムトラベル。編集者の心配するほどには難解じゃなく(とはいえ親切な心遣い)ユニバースを揺るがしかねない大騒動、大いに楽しんだ。

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    2018年10月06日
  • グウェンプール:第四の壁、破っちゃいました

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    グウェンプール個人誌第4巻。コミックの外側から来たという特殊な設定を持つグウェンプールの本領発揮。
    ややぼかされていたオリジンがはじまるのかと思いきや、一見ハチャメチャに見えるとんでもない展開に入りこんでいることに気が付くだろう。しかし、その実、この実験的な手法をとても魅力的に描いている。彼女にしかできないアクションを可能とし、絵的な面白さを追求できている上に、その設定を立ち向かうべきヴィランや読者がグウェンプールに抱いているどう転ぶかわからないヒーローとしての側面を活かした話の構成に活かせているのだ。
    前巻の感想でもっと踏み込んだ話を作っても…という話をしていたが、ここまでやるとは、といった

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    2018年10月01日
  • デス・オブ・ウルヴァリン

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    大人気キャラクター、ウルヴァリンの死を描いたミニシリーズ。最も死からは遠いと思われていただけに、その衝撃はすさまじいものであった。
    影響が大きすぎて他の邦訳作品の解説でついつい顛末は読んでしまっていたので、話の構成は分かっていたが、それでも良い作品だった。全体的にアートが綺麗。凄惨なシーンでもどこか美しく描く辺りが、ウルヴァリンの行動を描くのにすごくマッチする。
    シナリオ的にも、因縁の深いものの活用方法が綺麗にハマっていて、色々な気持ちを考えさせられてしまう。ぜひ読んでほしい一冊だ。

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    2018年08月14日
  • グウェンプール:イカしたやつらが攻めてきた!

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    コミックの世界だからと好き放題やるとんでも系ヒロイン・グウェンプール第2巻。今回もハチャメチャやる…のだが、それだけではない魅力が出てきた印象。前巻にもセシルとのやり取りなど良い要素はあったが、協力してきたヴィラン達との交流が微笑ましく、それだけに最後の展開は非常に切なかった。何でも主人公だから乗り越えられると思っていたグウェンが経験する大きな挫折…これを経てどんな風に変化していくか非常に楽しみ。

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    2018年07月28日
  • 絶対無敵スクイレルガール:けものがフレンド

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    ブサカワで元気な魅力一杯のめっぽう楽しいコミック。#4冒頭は大笑いした。1コマ単位では荒く見えたE.ヘンダーソンの画が表情豊かでとてもいい。今秋邦訳されたマーベルNOWヒロイン誌がどれもコミック自己言及的なのは編集方針?

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    2017年12月02日
  • グウェンプール:こっちの世界にオジャマしま~す

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    読者サイドからコミックの世界に入ったヒロイン、グウェンプールの物語。自分がコミックの中にいることを自認しているせいで起こる出来事をゲーム的にとらえてしまいハチャメチャやらかしていく…と、イロモノ中のイロモノ。だが、それがどうにも面白い。

    クスリと来るシーンが多くかなり読んでいて楽しかった一方、「主人公になれない自分」に悩んでみる一面もあり、この後この世界においてグウェンプール自身がどういう立ち位置を見つけていくのか期待させる面もあるため、ぜひ続きが読みたい。
    続くものの、今回の邦訳でかなりまとまりの良いところまで読めるのでとっつきやすい。表紙を描いたグリヒルがアートを担当する回がほとんどであ

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    2017年10月30日
  • プラネット・ハルク:天の巻

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    すでに刊行されていた『ワールド・ウォー・ハルク』の前日譚として、解説だけが載っていたこの『プラネット・ハルク』がついに邦訳された。この経緯から見るに、元々は邦訳の予定なんかなかったはずだ。『マイティ・ソー バトルロイヤル』の映画におけるハルクの元ネタである、という宣伝がなされている以上、おそらく邦訳の決めてもそこだろう。とてもありがたい話である。長文の解説書を読んでも、アート面で見る面白さは伝わってこない、ということが改めてわかった。それほど絵の力の強い一冊に仕上がっている。

    ストーリーとしては、地球を追放されたハルクがたどり着いた異星で圧政を敷く皇帝に、数人の仲間とともに立ち向かうという展

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    2017年10月30日
  • プラネット・ハルク:地の巻

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    ハルク誌におけるストーリー展開「プラネット・ハルク」の後編を掲載した一冊。解説書にもある通り、異星での出来事であるが故、展開から結末までしっかりと収束している。

    わかりやすい悪の皇帝の圧政に対して、暴力的なハルクが仲間とともに反逆していく姿勢にカタルシスを感じないわけがないのだ。そういう単純な図式だけにとどまらず、叙事詩的に語られる「救世主」と「世界の破壊者」のどちらになるのか…という構図が組み込まれた結果、一層味わい深い雰囲気を作りだしてくれているのだ。

    このクライマックスが『ワールド・ウォー・ハルク』につながる。そちらを読んだことのある人も、これから読もうとしている人も絶対にこれは読ん

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    2017年10月30日