【感想・ネタバレ】AVX:アベンジャーズ VS X-MEN VSのレビュー

あらすじ

アベンジャーズ対X-MEN、無制限一本勝負のゴングが鳴る!

全世界をリングに繰り広げられたアベンジャーズとX-MENの死闘の中から選りすぐりの名勝負の数々がここに集結! アイアンマン対マグニートー、キャプテン・アメリカ対ガンビット、シング対コロッサス……かつて例のない無制限一本勝負のゴングが鳴る!
AVXの物語を補完するウェブコミックスも網羅した超娯楽編、いざ試合開始!

【収録】AVX: VS 1-6 + Avengers vs. X-Men: Infinite 1, 6, 10

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Posted by ブクログ

AVX中にあった「VS」…バトル展開に焦点を当てて描かれたバトル漫画としてのタイイン。この時点でアメコミ的には非常に珍しく、魅力を感じる部分は多いだろう。日本の漫画によくある形式なのでなじみあるし、それでいて日本とは表現がまるで変わってくる。そんな違いに注目しながら読み進めれば非常に楽しいこと請け合い。なにせ、一戦が短くてサクサク読めるのだから。

本編のシリアスさが嘘のようにコミカルな作風なので、豆知識みたいなものを挿入してくるナレーション芸がうまく刺さる。最後の#6には非常にコミカルな短編も載っているのでこれまた楽しい。スクイールガールを邦訳で見たのはやっと2回目だ。

個人的なベストバウトは巻頭のアイアンマンVSマグニート―。そして本編でも大事な対立であろうブラックパンサーVSストーム、ホープVSスカーレットウィッチ辺りは読んでおかないと損だ。

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2016年05月04日

Posted by ブクログ

結果的に何も起きてはいないものの、重たい本編と逆に軽く読めて一線級アーティストの競演も楽しい。日本版編集部はなぜかバトル漫画と位置付けるが、知力・能力・ドラマ力を駆使する日本バトル漫画の文脈ではかえって見劣りする。むしろWizard誌のLast Man Standing的な、素朴な夢の力比べを楽しむものだろう。特に#6のショートショートこそ、日本バトル漫画にない愉快な味。

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2020年02月11日

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