X-MEN：デッドリー・ジェネシス

エド・ブルベイカー / トレバー・ヘアシン / ャスダシゲル / 御代しおり

M-デイを機に激減した世界のミュータント人口。
人類の未来どころか、絶滅危惧種へと身を落としたミュータント達を待つ、さらに過酷な運命とは…。

同胞を取り巻く新たな世界秩序に戸惑いを隠せないX-MEN。行方不明の指導者、プロフェッサーXの消息も掴めないまま、憔悴の日々を送る彼らを驚愕の事件が襲う。それは……。
『ハウス・オブ・M』によって一変したX-ユニバースの姿とは？そして、知られざる3人目のサマーズとは？

激変した世界を舞台に、X-MENの師であるプロフェッサーXの忌まわしき過去が暴かれる！

収録：2006年01月：X-Men: Deadly Genesis #1
2006年02月：X-Men: Deadly Genesis #2
2006年03月：X-Men: Deadly Genesis #3
2006年04月：X-Men: Deadly Genesis #4
2006年05月：X-Men: Deadly Genesis #5
2006年06月：X-Men: Deadly Genesis #6

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 小学館集英社プロダクション
• シリーズ: X-MENシリーズ
• ページ数: 200ページ
• 電子版発売日: 2025年08月22日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 133MB

[ブクログ · ★★★★★]

ハウス・オブ・Mの後にX-MENに起こった事件を描く一冊。これまでのものも十分シリアスな展開であったが、過去の展開の間に新しい話をはさむことで、解釈が変えるレベルのシリアスというのがすさまじい。正直、賛否ある展開だろう。ただ、少なくとも過去展開を知らないまま読んだ身としてはそのユニークな展開が非常に面白かった。

本編の中では語れなかった4人のミュータントの過去話（エマの過去話もおまけについているが）が各話の間に挿入されるのも構成として面白い。

惜しいとすればオメガレベル扱いされているバルカンと直接戦うシーンがほとんど無く、セリフで真実が明かされていくのを待つしか無いということくらいか。そういう意味では、活躍しているX-MANが限られてしまっているのも気になる。キャラの魅力を楽しみたい人には不十分だろうが、シナリオ的には非常に楽しめると思われるので、シリアスな流れが好みの人はぜひ読んでおくべきだ。

[ブクログ · ★★★★☆]

すごく、読みやすい１冊でした。楽しかった。

割と、Ｘ－ＭＥＮ世界の大事件って、教授のミスが多い気がします。
この男、ちょっと策をめぐらしすぎなんですよねぇ。

結局、人の心を読めるテレパスは、人のことを全く信用していないという。皮肉です。

[ブクログ · ★★★★★]

クラコア事件の再生とは熱い！ 徐々に明かされる謎がスリリング。大人物という前提のせいで毎回「衝撃の展開」目的でしくじらされる教授が不憫。