【感想・ネタバレ】X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパストのレビュー

あらすじ

映画「X-MEN:フューチャー&パスト」原作!

2013年、ミュータントには処刑か強制収容所への拘留のいずれかの運命が待っていた。
この暗黒の歴史を塗り替えるべく、ケイト・プライドは、全ての悪夢の始まりである1980年へとタイムスリップを試みる!
歴史改変ストーリーの先駆けとして大きな反響を呼び、映画最新作の原作ともなった名作「デイズ・オブ・フューチャーパスト」を完全邦訳!

さらに、X-MEN誕生からの歴史を振り返る総集編、地上最強の魔導師Dr.ストレンジ、カナダのヒーローチーム、アルファフライトとの競演など、全7編を収録!

現代のアメリカンコミックスの原点となった、クリス・クレアモント-ジョン・バーン-テリー・オースティントリオの名作がここに甦る!

1980年10月:X-Men #138
1980年11月:X-Men #139
1980年11月:X-Men King Size Annual #4
1980年12月:X-Men #140
1981年01月:X-Men #141
1981年02月:X-Men #142
1981年03月:X-Men #143

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Posted by ブクログ

映画『フューチャー&パスト』の原作が収録されたX-MEN個人誌のクラシックな一冊。映画で興味を持った人にはそれほどお勧めしないが、X-MENそのものへの関心が高い人は必読の一冊である。

この時期のアメコミの邦訳は入手するのが大変な中、それが入手しやすい邦訳で出ているのだけでもありがたい。しかも、それだけではなくサイクロップスの回想という形で「#1」…本当に最初の最初からどんな戦いを繰り広げてきたのかというのが事細かに説明される話が掲載されているのだ。その資料価値たるや。解説書ではここまで時系列順にはわからないので、ぜひ一読したいところだ。

表題作の「デイズ・オブ・フューチャーパスト」編はなんといくつか掲載されている話の2話分でしかない。それでいて評判を残し、映画の元になるんだからすさまじい。映画で見たものを期待すると肩透かしを食らうだろうが、逆にそれだけ膨らませがいのある展開だったということを考えるに、とても面白いものだろう。

そのほかの話もかなり多様で、それぞれ面白みがあってよい。ダークな近年の世界観も面白いが、メンバーが明るくやっているような話を読めるというのもやはり大事なところだろう。

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2016年08月16日

Posted by ブクログ

クリス・クレアモント、話をこじらせる天才〜。そりゃ解説がメチャクチャな量にもなる。表題作から希有壮大な地獄編、一方孤軍奮闘のアクションサスペンスのクリスマス話までやっぱり稀代のストーリーテラーぶり。バーン&オースティンコンビの男っぽくも流麗なアートも魅力的。

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2015年01月03日

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