平野耕太のレビュー一覧

  • ドリフターズ(6)

    購入済み

    ゲンジバンザイ

    3
    2018年12月01日
  • ドリフターズ(6)

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    ネタバレ

    最高だった。

    冒頭、紫が言う「さだめなどない」という台詞が全体を貫いている。それは生前最期の役割を、自らの宿命なのだとして再び繰り返そうとする豊久を諌める台詞なわけだが、また一方「駒」であることを辞めつつあり、与えられた使命より自らの生き様を選ぼうとする土方を指す台詞でもある。もっと言えば、化物と対比する形で「ただの人間」たちが自らの意思に基づいて戦い、生き抜いていく様を描く、『HELLSING』にも通ずる平野漫画の哲学でもある。いい。これは人間の漫画だ。人間が「生きる」漫画だ。だから豊久はここで死んではいけない。

    黒王軍との大きな衝突ということで、魅せる画が多くて平野節をたっぷりと味わえ

    0
    2018年11月30日
  • ドリフターズ(6)

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    ネタバレ

    時代ごとに早々変えがたい死生観や倫理観というものがある。現代の私達にとって「死にに行く」という行為は、その後ろにどれだけのプラスアルファや利益が合理的にのっかっていても「素晴らしい」「良いことだ」とは思えない。どれだけ合理的・功利的に説明されても、現代の私達にはそういった行動は心の奥底で感情のブレーキが入ってしまうのだ。

    私なんぞは性根が捻くれているので、ヒーローの誰かが自分を犠牲にして誰かを助けにいっていても、どうしても心の隅で「こうすることによってこの物語が盛り上がるのだな」とかそういったことを考えてしまう、そう考えてやっと感情のブレーキを少し意図的に外してそのヒーローを称賛することがで

    0
    2018年11月30日
  • ドリフターズ(3)

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    那須与一>安部清明な知名度は言われてみれば
    そのはるあきさんだけドリフなのになぜ異能なのか
    のぶさんが頑張ってシヴィライゼーションしてるのに
    なんかファンタジーきちゃたよありなのそれ
    1年以上かけて一冊なのだから
    作者の脳内では膨大なおもしろものがたりが
    生まれ消えしているのだろうが
    頑張ってきれいに風呂敷畳んで頂きたい
    早めに

    0
    2018年11月13日
  • ドリフターズ(5)

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    黒王さまてきにはイスラムはどう評価しているのだろう
    かなりうまくやったほうなのではないか
    儒教の受容に見るように
    人間の現実から遊離しない賢さは自らの首が断頭台に乗れば気が付ける程度にあるので
    はるあきらさんの方が支持されるんじゃないかなあと思う
    もちろん気が付いても遅い場合の方が多いだろうけども

    0
    2018年10月19日
  • ドリフターズ(4)

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    ラスプーチンの能力!そして、ラスプーチンとノブノブの対決!
    おトヨと土方の対決!
    そしてスキピオ、かわいそうじゃねえか。ばかやろう!このやろう!

    0
    2018年11月03日
  • ドリフターズ(3)

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    ネタバレ

    信長と豊久と清明のプレイしてるゲームが違いすぎるwそして、黒王もまた今までの廃棄物とはプレイしてるゲームが違いすぎる!そして、むしろ信長と黒王が似てるゲームを・・・で、あのおかまは誰なのよ?そして、空の神様自嘲www

    0
    2018年11月04日
  • ドリフターズ(3)

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    本当は完結してから作品の評価を書きたいんだけど
    そうすると多分20年くらいは要する気がするので、いつ書いてもいいか。
    という悲しい思いで綴っています。

    古今東西を問わず、歴史上の名だたる戦士、兵士、軍師らが
    善と悪に別れてドンパチを繰り広げるのであれば、そりゃあ面白いですよ。
    血が騒がない訳が無い。
    ましてや味方の中心が織田信長、近接戦闘を島津豊久、遠距離を那須与一が担い
    軍師は半分痴呆のハンニバル。とオチまで付いて、平野節は全開。

    異世界転生なのかは知らないけど
    エルフやドワーフら原住民(?)たちと共闘する様は手に汗握らない訳が無い。
    戦力が整いつつある現状の戦いも面白いけど
    戦力なんて

    0
    2018年07月09日
  • HELLSING(1)

    購入済み

    最高!

    台詞がカッコいい
    女の人が男前すぎる。
    今まで読んでなかったのが、もったいないくらい面白い。

    #ダーク #カッコいい #ドキドキハラハラ

    1
    2021年06月19日
  • ドリフターズ(1)

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    うわっ!
    相変わらずハチャメチャな内容ですが、
    実はきっちり調べて書いているところがスゴイ!
    黒王ですか?
    ・・・・平野版「指輪物語」???

    1
    2017年10月20日
  • ドリフターズ(1)

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    シリアスな場面に容赦なくぶち込まれる独特のギャグ。壊されてもすぐに再生されるかっこよさ。画も何もかもかっこいい。与一が美少女枠で信長が萌えキャラ枠と思われる。

    1
    2017年09月16日
  • ドリフターズ(5)

    購入済み

    ドリフターズ

    素晴らしい

    0
    2017年03月12日
  • ドリフターズ(1)

    購入済み

    どーやっておわるんだろー

    怪作。
    ひたすらに突っ走って読者を引き摺り回し、息が切れたらどーしょーもないギャグで茶を濁す。
    にも関わらず、読者は結局はその奇妙な熱に炙られ煽られ、絶妙なアジテーションに自らのりにいってしまう。

    スキャンの見開きの処理がメチャクチャ悪いのが残念無念。
    少年画報社、客がいなくなるぞ。業者変えろ。良作揃いの出版社なのに勿体ねぇ。

    3
    2017年02月25日
  • ドリフターズ(1)

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    紀元1600年、天下分け目の関ヶ原……敵陣突破の撤退戦「島津の退き口」「捨てがまり」で敵将の首を狙うは島津豊久!! 生死の狭間で開いた異世界への扉……現在では無い何時か、現実では無い何処かへ、戦国最強のサムライは、新たな戦世界へ招かれる!! 異才・平野耕太が描く新世界が今、拡がる……

    1
    2016年12月11日
  • ドリフターズ(4)

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    オルテとの戦と廃棄物の思惑への対抗が絡み合って収束する第4巻。首都でのやり取りから意外にも長々とアクションが見られる方向に向かっていって熱い巻である。廃棄物側と大規模な戦闘というだけでも以前のジャンヌ戦以上の規模なので非常に面白い。
    とくに、表紙を飾る土方が廃棄物側にいる理由が本作のストーリー上どういう意味を持つかが見えてきて非常にわくわくする。どことなく前作をほうふつとさせる能力描写も格好良いのでいちいち満足度が高い。
    策謀の面でも信長一人だけの魅力だったものがハンニバル、サン・ジェルマンとの絡みによって魅力が広がっていくのでどこをとっても楽しい仕上がり。ここまでのファンならばきっと満足する

    0
    2016年11月06日
  • ドリフターズ(3)

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    「漂流者」がこの世界に連れてこられた理由が分かる第3巻。その理由というものが読者的にもこの作品に求めるところが言語化されて非常に良い。現実にも起きる異文化の接触の影響を時代すらも超えた形で表現されていく様は非常に面白い。豊久と信長の関係性が中核になることで戦を描く作品としての面白さもあがる。一方で与一の位置づけが少し難しいところに来てしまったか。
    さまざまな漂流者や廃棄物が登場し、絡み合い始めることでどんどん面白さが明確になってきていて期待が高まるほかない。

    0
    2016年10月31日
  • ドリフターズ(5)

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    毎度、言ってるけど、リアルタイムで読んでいない作品の中で、一、二を争う、いくらでも気を長く持って新刊を待てるのがコレ、『ドリフターズ』だ。むしろ、リアルタイムで読んでたら、コミックスが待ち遠しくて、下手すりゃ憤死だわ。ちなみに、これとバチバチ火花を散らし、鎬を削り合っている同格の作品は、みなぎ得一先生の『サクラコード』と『ルート3』である
    この(5)の表紙をブン獲ったのは、第343海軍航空隊 戦闘30飛行隊 新選組隊長 菅野直。ちょっと意外だった。てっきり、私は安倍清明か、サンジェルミが来るかな、と思ってた。まぁ、何だかんだで、彼はこれまで活躍してるし、キャラも濃い。表紙を飾っても違和感のない

    0
    2016年08月14日
  • ドリフターズ(5)

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    黒王という共通の敵を得て、オルテとグ=ビンネンは手を結んだが
    同じ理屈で誰もが仲良くなれるわけではない
    外の恐怖に耐えられないものは、身内に敵を求める
    そのことを、ドリフたちは知っていたし
    おそらくエンズの面々も身に染みて知っているだろう

    0
    2016年06月16日
  • ドリフターズ(5)

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    ネタバレ

    そして最新カーン!
    DVD付きにしようか迷っているうちにDVD付きが売り切れちゃったので通常版。
    わけがわからないまま読み続けているうちに、なんとなく世界観はわかってきた。
    よくあるファンタジーものの世界観なんだなと。
    よくあるところにドリフとエンズが関わってくるとこうも面白くなるのだにゃあ。
    早く続きが読みたい一気に読みたい。
    でも次が出るのはきっとはるか先の未来なのですね。
    来年の終わりくらいになっちゃうのかしら?
    マーテーナーイー!
    なんとかしてー!
    はーやーく!
    ゲンジバンザイ!

    0
    2016年06月12日
  • ドリフターズ(5)

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    ネタバレ

    こんなにワクワクする人類滅亡の危機、見たことない。

    支配人オダノブの止まらない悪だくみが楽しくて仕方なかったり、デストロイヤーと人殺しの相撲が切なくもかっこよかったり…あぁスキピオの「勉強は得意なのだ」もたまらないですね。軍略の祖が2000年を追いついちゃったらどうなるのか…想像するだけでこの後の活躍が待ち遠しい。

    何だかんだで皆が皆活躍してるっていうのがたまらなく楽しいんです。あの童貞ミルズ君さえも出来るヤツっていう描写。これが本当にいい。愚痴りながらも仕事はできる。それ以前に最善を尽くそうっていう精神の持ち主だと押しつけがましくなく描いているのが上手いなぁと。いつかドリフターズが窮地に

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    2016年06月12日