平野耕太のレビュー一覧
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ネタバレノブノブは楽しいんだか可哀想なんだかどうなんだかw
数世紀に一度のドヤ顔かましたかと思えば、脂汗ダラダラw そりゃぁ諸葛亮じゃないわなぁ…言いえて妙過ぎて笑うしかないw
ともあれ、見所しかないこの巻。
軍記ものとしても、戦術ものとしても、そして英雄クロスオーバーものとしても楽しいのなんの。
絶妙なのは、現状の世界にはないルール外の概念を持ち込みながらも、それだけでは圧倒できないというパワーバランスを実現している点でしょうか。
種子島に対して銃を知っている土方で対抗する。スタンドらしき特殊能力まで持ってるし。これはオソロシイ。
で。これを覆す策が………というより、上述の脂汗流しながら勝ち誇るノ -
Posted by ブクログ
一年半・・・前巻から、そんなに経過してたか?
もの凄く待たされても、その間に感じていたかもしれないイライラは、新刊発売の情報、そんで、実際に書店で見つけた瞬間に吹っ飛んじゃうからなぁ、その実感がねぇや
中途半端な漫画しか描けない漫画家に一年半も待たされたら怒りを通り越して見限っちゃうけど、平野先生レベルの腕力がある漫画家に襟首を掴まれていて、その手を剥がせる読み手はそういないだろ
この『ドリフターズ』と同じくらいに気長に新刊を待てるのは、『BLACK LAGOON』くらいかな?
オルテ帝都・ヴェルリナを陥落させる戦の中で見えた鬼二匹
島津豊久vs土方歳三の一騎打ちは、ホント、平野先生にしか描け -
Posted by ブクログ
御大将みずからが前線に立って敵と切り結ぶ、というだけでも危ない
大将が死んだら兵は戦う目的を失って散り散りになってしまう
その上、みずからデコイとなって
味方の散弾銃を背中に受けるなど、狂気としか言いようがないんである
なんでそんなのを総大将にしてしまったんだ
織田信長といえば、南蛮文化にも深い関心を示したことで知られるが
豊久を、戦場の新たなイエスキリストに仕立て上げようとでもいうのか
だとすればロマンティシズムである
しかし、だ
オルテとグ=ビンネンの和平が成り、信長と山口多聞が出会うとき
火砲は一気に発達をすすめることだろう
大量破壊兵器の発達が「大量死」というパラダイムシフトをもたらし -
Posted by ブクログ
織田信長は、体真っ二つで茶を点てる。
那須与一は、武器の方が有名。
いいですね。
量産火縄銃の仕様で、戦争を一変させた生前というかドリフ以前の信長。ドリフ以後でも同じことやっております。
新兵器というアドバンテージを、誰よりも有用に戦略・戦術と活用できて、天下布武をかじっていたわけです。そのアドバンテージがなくなったときにどうするのか。土方が試金石かと思いきや、個人の怨讐に駆られてしまいましたね。エンズは、怨讐ありきなので、仕方なしか。これは黒王の戦略にかかってくるでしょうね。
ま、新兵器によるアドバンテージもさることながら、基本は戦略・戦術を状況に応じてどのように運用していくか、ですので