あらすじ
舞台は英国。吸血鬼による暴虐な事件が横行していた。そこで結成されたのが、反キリストのバケモノを狩る機関 王立国教騎士団 通称「HELLSING機関」。その一員である主人公 アーカードは吸血鬼討伐のエキスパート。彼自身も吸血鬼であり、銃で撃たれようと、首をもがれようとその肉体は不死身。事件に巻き込まれ吸血鬼の体となってしまったセラス・ヴィクトリアも機関に加わり、団長 インテグラルの指揮のもと、今日も吸血鬼事件の鎮圧に向かう。
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「小便はすませたか? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?」「よろしい、ならば戦争だ」等々、数々の名台詞で全世界のマンガ野郎共の胸を熱くした『HELLSING』が満を持して配信開始だ!!
プロテスタントとカトリックとナチス第三帝国という、とんでもないメンツに、吸血鬼だのグールだの化け物だのが加わる、一心不乱の大戦争が読めるのは『HELLSING』だけ!主人公が強靭☆無敵☆最強の不死身の吸血鬼にして、人間を大量殺戮しながら「化物を倒すのはいつだって人間だ」と、人間に倒されたがっている超ド級なツンデレなのも『HELLSING』だけ!
とにかく人間に生まれたる者、一度も『HELLSING』を読まずに死んではいけない。なぜ人は戦争をしたがるのか?何かと戦わずには生きてゆけないのか?その答えを教えてくれるはず。
感情タグBEST3
怒濤の決着から…
ミレニアム大隊の第二次アシカ作戦が決着…よく閉じられたなぁという印象。
そのため狼男の中尉と婦警さんとの戦いがアッサリ決着して少し容量不足気味に感じました。
その後のアーカードの敗退、少佐との決戦と矢継ぎ早で決着をつけたから仕方ないです。
30年後は扱い微妙も残った組織や人物がその後どうなったか?まで決着をつけていて良かったです。
…巻末のミニコーナー、ルークとヤンは次の作品にも登場していますけれど
単行本の主役は最後の大トリで登場する山守義雄かな?
Posted by ブクログ
ドリフターズを読み、興味が湧いたので購入。一気読みしました‼︎
登場人物がみな魅力的で(敵キャラふくめ)、とにかく言葉の言い回しがカッコ良い。
巻数が10巻と少なめなわりにきちんとまとまっている印象がありました。
とにかく流血が多く、残酷な描写も多いので、苦手な人は苦手かと思いましたが、私はドツボでした。
Posted by ブクログ
完結巻。まったく引き伸ばすことなく終わらせてきたなあ。
とにかくすごいマンガだったね。
ストーリーとか、キャラとかじゃなくて、作者のセンスが迸ってこっちを圧倒してくるような、そんな圧力を持ったマンガでした。
これを書けるのは後にも先にもこの人だけだろうな。
Posted by ブクログ
殺し殺され、壊し壊され、迎えた完結。内容が、もうほんとにアレだった分、あっさりした終わり方で良かったなと思います。
もう最高にぶっとんだお話でした。みんな、みんな格好良かった。終盤は、血みどろのオペラでも観ているかのような、そんな気分。MVPは、やっぱヤンとルークで決まりでしょう。
何故だか分からないけど、少佐の語る人間論に共感できる部分がありました。不思議。戦争大好きのバケモノなのに。あそこまで突き抜けてしまっていたからでしょうか。個人的には、誰よりも人間臭く見えました。
闘争と暴力、そんな本能剥き出しのこの作品。未見なら全巻読むんだッ。元気でるからッ。
Posted by ブクログ
最終巻。
台詞まわしが本当に自分のツボに入った良い漫画だった。
巻数も少ないので、間延びがなくて読み飽きなかった。
結局人狼が何者だったのかとかマクスウェルの幼少期とか描かれないまま終わっている部分も多いが、そこは想像する楽しみとして取っておけるので良い。
Posted by ブクログ
キャラ全員が全員魅力的すぎる。あれだ、ここまで魅力的じゃない人がいないって奇跡だよね素晴らしい。
…ただ正直言うと、最後のシュレーディンガーはよく意味分からなかった。
少佐あいしてる。
Posted by ブクログ
セレスとベルナドットのやりとりが、血腥いのに愛しい。
そして最終話のギャグパートがもはや懐かしかった(笑。
頭がおかしいとしか思えない設定も展開も、全ては人間を賛美して未來に願いを託すためだった。だから読後感が良い。
あとショタウォルターがかわいくてかっこよくて切なかった。
Posted by ブクログ
若ウォルターイケメンすぎて、もうww シュレディンガー結構好きだったけど、なるほどああいう役割だったわけね。猫ね。そうかな、とは思ってたけどハッキリしてスッキリしたね。少佐はいいね。ほんといい。インテグラは年取ってもイイ女だわ。
Posted by ブクログ
ついに購入~。前々から買いたい買いたいと思ってましたが、買ってよかった。個人的にウォルターが若くなったのが残念だったなぁいい味だすジジイだったのに・・・だけど最終巻につれこれもアリだなと思えてきてしまう不思議。インテグラも思った以上に人間味あふれる女性だったんだなぁアニメのときとは少し印象が違いました。そしてロリになってしまうアーカード、どんどん巨乳になってしまうセラス、やっぱ巨乳がいいよね!
Posted by ブクログ
ラストまで、ハイテンション。
そして、きれいに畳んだ感じですねぇ。
たった10巻だというのが、けっこう信じられないぐらいの密度でした。まあ、密度が濃いというのは、狭いところに圧縮されているからなんですが。
最後は、ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」にもっどっていくあたり、すごいしっかりした着地だったなぁと思います。
Posted by ブクログ
最後はあっさりだがこの作品にはふさわしい
『ヘルシング』の魅力は絵の見せ方すなわちマンガとしての力
単純に気に入るくだけ方ではあるけれども
まとめて★★★★★
Posted by ブクログ
凄まじい話だった。筆休めなんて辞書にないってくらいのものすごい勢いで、あれよあれよという間に全面戦争が始まってわけわからん勢いで展開して一気に完結してしまった
アーカードがもうでたらめもいいとこ。今まで苦戦して風なシーンがいくつかあったけどそんなものは窮地でもなんでもなかったんだな。歩く領地とはよくいったもので、あれじゃあ軍隊を相手にしてるようなもんだ。むしろそれより一層たちが悪い
ただただ「宿敵」を追い求めるキャラクターというのは他の作品でもたびたび登場する。彼らに目的はなく、真の「敵」を見つけ出し闘争することそのものが悲願でありそこには勝ちも負けも関係ない。だからこそ何でもできるしなんでも捨てられる。そしてそれ故に何よりも手強い
擬音も絵も独特な雰囲気が全開の読んだら絶対忘れないタイプの作品だった。おもしろかった!!
Posted by ブクログ
思いのほか綺麗にまとまった最終巻。結局アーカードを倒す手段が「シュレディンガー化」という概念的なものになったのは、正直『アリかよ!?』という気はしたが、まぁいいかなー。生命の存在と非存在とか生と死とか、そのあたりを巡るそれぞれの思惑の差異が面白い作品でした。
Posted by ブクログ
うーむ、オモシロイ。血まみれ、モツ関係が苦手な方はキビシイ描写が多いがセリフ回しモロモロは楽しめる作品。あと巨乳好き、メガネっ娘萌え、爺萌え、なヒトにもおすすめ。
Posted by ブクログ
いいですね。バカ満載で・・・なかなかのイカレポンチ振りで好きですよ。
独特のコマ割感覚と決め台詞満載マンガとしてなかなかよいです。
つぎの「ドリフターズ」にも期待してます。
Posted by ブクログ
アドレナリンが分泌されっぱなしのノンストップハイテンションなヒラコー節で、1巻から最終巻まで駆け抜けていった感があったなぁ…。
絵柄も飛躍的に上手くなっていったし。
シュレディンガーを残したということは、アーカードは、自己を肯定出来たと言うことなんだろうか。
だから、インテグラの元へ還ってこれたのだろう。
ともかく、無事に終わったのでホッとした。
Posted by ブクログ
遂に完結です・・・長いような短いような・・・10年立っていることにビックリです。
他のレビューにもあるように、まとめに来た分若干大人しめですが、面白さでは期待を裏切っていないと思います。
Posted by ブクログ
婦警セラスと対峙している相手は人狼だった。だからこそ強くて妙だなと思っていた。
その後、少佐とヘルシング卿と会いアーカードがこれからどうなるかを話をする。
これからあらゆる人達が最後を迎えていくのがなんとも物悲しい。
読み終わってからもまだ勢いの余韻があるけど、終わったんだなという感じだった。
Posted by ブクログ
そういえばヘルシングの最後ってどうなってるんだ?
昔、アニメを観たきりだった自分はある日疑問に思い、最終巻だけ買ってみました。ええ、邪道なのはわかっておりますとも。
ある意味王道な感じでした。血みどろで気分悪くなりそうなのはアニメ以上でしたが、根底が明るいので救われた気分になります。摩訶不思議。
Posted by ブクログ
8巻以降を古本屋で探してたけど、なかなか見つからなくて、結局漫喫で残りを読破。結局最終的に、自分にはどうしてもかっこいいとも面白いとも思えず、将来読み返すこともおそらくない。ラストに向けての盛り上がりも、それほど心に響くことはありませんでした。
Posted by ブクログ
1巻からザッと読み終わった。これまで読んだことのないタイプなため、なんかよくわからない作品やったけど、なんか気になるんでもう一度、今度は少し丁寧に読んでみる。
Posted by ブクログ
ヘルシング機関(英国)VSネオナチVSイスカリオテ機関(ヴァチカン)の吸血鬼戦闘もの。
アメコミ調の絵、魅力的なキャラ、テンポのいいストーリー…
どれをとっても非常に漫画的で、質の高いエンターテイメント。
特筆すべきはバトルシーン!
特に吸血鬼アーカードの表情や、使い魔を出す(?)シーンの格好良さは異常。
物語全体の個人的解釈をすると、戦争の結末は少佐の一人勝ち。
少佐は紛れもなく人間。オーケン風に言うなら、“狂い咲く人間の証明”をしたと思う。
「人間の定義」という命題に、サイボーグ009を連想させられた。
いい意味で過剰なキャラ達による名言が多い作品だけど、 結局私が一番ぐっときたのは、 何かの雑誌の漫画紹介でも使われていた、 序盤アーカードの、ルーク・バレンタインと戦ったときの台詞。
ただ全体としては物語後半の盛り上がりにいまいち感情移入できなかったのと、結局なんだったの?っていう伏線の未回収が多い気がしたので
評価は★3つで。