黒川裕子のレビュー一覧

  • オランジェット・ダイアリー

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    みかんで有名な愛媛県宇和島市の中学生と遠くアフリカのガーナにルーツをもつ中学生が主人公。中学生なんてまだ何物でもないし、明確な夢を持てている子は少ないだろうなぁ。

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    2024年08月01日
  • となりのアブダラくん

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    最後のゴモットモ校長先生の言葉が良い。

    文化の違いを子ども達に分かりやすく伝えるには良い作品。
    ハルと美夜のような兄妹が現実に居るのか?と考えると、ここまで単純ではないと思う。
    そのため、物語としては星⭐️3にしました。

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    2022年08月07日
  • てのひら怪談 こっちへおいで

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    ネタバレ

    わずか、800文字以内で書かれた数々の怖い話達。それは、両の手のひらに収まるほどの小さな話ですが、途方も無く怖い話達なのです。あっという間に終わってしまう、短い話だからと油断していると、痛い目をみますよ。

    ***

    発売前から気になっていた一冊。ポプラ文庫、MFダウィンチ文庫を経て、ポプラキミノベルへと様々な本を渡り歩いているこちらの人気シリーズ。現在も第一線で活躍しているホラー小説作家、怪談作家が集まり織りなしていく。800文字以内、原稿用紙に換算してわずか2枚という短い物語たちであるが、流石、そうそうたるメンバーである。何とも恐ろしい物語がつづられていた。
    純粋に怖い話、不思議な話、意味

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    2022年07月03日
  • てのひら怪談 こっちへおいで【試し読み】

    購入済み

    考えられている作品

    この作品の一番のウリは、話ごとに読むページの数が少ないことで、短時間で読者に不思議なイメージや経験を与えられる、という点だと思います。必要以上の装飾や余計な飾りは省くことで、自ずと物語の本質に迫れるという特長からは、児童書を読む比較的年少の子供たちにとって情緒を発達するうえで役に立つ面があって良いと思いました。

    #怖い #タメになる

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    2022年07月01日
  • となりのアブダラくん

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    パキスタン人のイスラム教徒の転校生のお世話係になった主人公。異文化への接し方、受け止め方、多様性の現在を象徴したような物語。

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    2022年05月11日
  • 天を掃け

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    将来を嘱望された陸上少年の主人公は走れなくなり、小惑星を見つけて自分の名前をつけたい少年と出会い変化していく。YA向けひと夏の物語。

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    2022年03月25日
  • となりのアブダラくん

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    これは、どんな世代のどんな子が手にとる本なんだろう。
    ハルとアブドゥが仲直りした時の、アブドゥの涙にグッときた。
    息子は来年小学校にあがる。限られた世界の幼稚園とは違う世界が始まり、いろーんなひとに出会っていくだろう。息子はなにを感じ、どんな友達をつくるんだろう。一緒に悩み、喜ぶ親でいたいな。

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    2020年09月29日
  • となりのアブダラくん

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    小学高学年からの児童書だけど、大人にも読んでもらいたい作品です。
    ある日、パキスタンからの転校生がやってきて、その転校生がムスリムであることから、浮いた存在になります。主人公の男の子は彼の世話係を任命され徐々に友達になっていきますが、まわりの目が怖くて逃げてしまい、どうすればよいか迷うというお話。
    この中で、どこにでもいるような『母親』がでてきて、かなり腹が立ちました。主人公の両親も転校生に対して理解がなく、腹が立ちます。
    でも理解がないのはどうしてなのか?
    理解してもらうにはどうすればいいのか?
    この作品を読んで、そんな事を含め、人としての基本的なことや、私たちが忘れているようなことを教わり

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    2020年07月12日
  • となりのアブダラくん

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    パキスタンからの転校生のお世話係になったことで異文化について知る主人公。とはいえ様々な葛藤も抱える。多様性のとびらを開けてゆく姿を描く。

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    2020年04月04日
  • となりのアブダラくん

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    ネタバレ

    突然現れた、顔も言葉も信じるものも違うアイツ。

    多様性を受け入れる、というのは、言葉でいうのは簡単だが、実行するのは難しい。主人公・ハルのクラスにパキスタンからの転校生がやってきて、ハルがお世話係になってしまう。転校生"アブダラくん"と、クラスメイトや周囲の人々との軋轢に振り回されるハル。日本語教師兼多文化共生コーディネーターとして現れたネコスケ先生は、ハルがひそかに憧れるニット編みの先生でもあった。様々なトラブルに対応していく中で、ハルが気付いたことは――。

    「異文化」というのは、何も国や民族だけではない。たとえば、ハルが悩んでいたニット編みという趣味。これを小学生男

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    2020年01月23日
  • 奏のフォルテ

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    ひとりよがりな天才はこの世代の小説によくあるタイプの主人公。続きがありそうな展開だけど、ここで終わるのもよしでしょうかね。

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    2018年11月07日
  • 飛翔 C★NOVELS大賞作家アンソロジー

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    大賞作家のアンソロジー6本。

    読んだ事がある作品は、最後の2品だけ。
    読んだ事がある人は、3人になりますが。

    4番目の真名の話は、何だか説明だらけ、という気が。
    他の作品と比べて、それを念頭においてくれないと、が
    あるからでしょうか?
    因果応報というか、きっかけになってよかったね、は
    最後の話。
    友情も確かめられましたし、良い事だった??
    代償はかなりのものがありますが…w
    しかしその後の関係が、あまり変わってないような…。
    頑張れw

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    2015年10月21日
  • イロニーの魔術師

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    孤児院育ちの少女が、ようやくありつけた仕事。
    それによって、濡れ衣を着せられた。

    小さな子供視点から、主人公の視点に。
    一体少女は誰なのか。
    まったく違う存在なのか。
    読み進めて行けば、謎は解決しないまま
    さらなる謎が掘り出されまくり。
    これ本当に収集つくのか?! と思うほどでした。

    すべてが繋がった時、びっくり~でしたが
    最後の最後のあれには、うわぁ…という感じです。
    これはやったら爽快ですが、やられたら
    怒り狂うどころではないです。
    恐ろしいほどの悪人っぷりな最後に
    拍手を送りたいかと思われます。
    あれのおかげで、何だか感動的な所があったはずなのに
    綺麗に無くなった気がします…w

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    2015年06月01日
  • 空飛ぶ貧乏騎兵隊

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    ネタバレ

    今年は予算がでなかった。
    しかし1ヶ月後にはお金がかかる式典が。
    そのために、とんでもない方法で
    お金を作る事に、した。

    考えるのもすごいですが、それを実行に移すのも。
    確かに、彼の実家が『何か』が気になります。
    なんでも屋? としか思えないw

    犯罪(?)はばれるわ、チャンスを得られたものの
    結局そうでした、という落ち。
    自国の王様は腰が軽いし、あちらの王様は短期。
    まぁそんなもの、と言われればそんなもの?

    しかし予想通りの弟、でした。
    そう見せかけて実は…という落ちもなく。
    兄の方はびっくり☆ でしたけども、あの口調。
    あれは女性に入っていたから??

    そして最初の人間って、人になった

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    2018年01月29日
  • 飛翔 C★NOVELS大賞作家アンソロジー

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    「躍進」に続いてアンソロジー本です。蓮華君の後日譚と音導師、貧乏騎士団のお話目当てに買いました。音導師の本編が気になって仕方ないです。4月が待ち遠しい。

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    2013年03月23日
  • 二人の護り手 熱砂の巨兵3

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    ネタバレ

    天馬の聚楽でアーカブに聚楽で起こったことや自分やジェリンのことを伝えられる。始祖のことも。
    カルスもタラマも絶体絶命だし、どうなるのだろうか。

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    2013年02月13日
  • 片翼の天馬 熱砂の巨兵2

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    ネタバレ

    だいぶ物語の核心に近づいたけど、わからないことはまだ多い。
    カルスは羽化して成獣となったけど、護り手はいないし…
    しかし、赤い砂は何ものだろうか。

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    2013年02月12日
  • 最果ての少年 熱砂の巨兵1

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    ネタバレ

    最初の方はなんだかよくわからない話だな…だったけど、話が進むにつれ、面白くなってきた。けっこう壮大な話のようだ。
    カルスの出自は明らかになってきたけど、姉ちゃんの方は?

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    2013年02月11日
  • 最果ての少年 熱砂の巨兵1

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    前作もそうだけど、なにしろテンポがいい。展開が早いのに置いていかれた感がない。お話も殺伐として辛辣で痛々しいのに情感で煽らないのでねちこくない。巧い。

    しかし女の子がかわいくないんだよな…

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    2012年07月10日
  • 最果ての少年 熱砂の巨兵1

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    前半の少年主人公にちょっとイライラしつつ…(個人的に少年が強がってギャーギャー喚いてるイメージのキャラがあんまり好きじゃないってだけだけど)
    百足航路とかシーバが好きだー。
    続き待ち。

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    2011年09月02日