黒川裕子のレビュー一覧

  • 奏のフォルテ

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    面白かった。音楽的なことなわからないけど、キャラクターが立っていて、リズム感が良くて、楽しい。細かいところがうまくて、しみる。

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    2024年04月27日
  • となりのアブダラくん

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    児童書というのはとても考えられて書かれているので、どれもこれもいい本ばかりです。
    この本はイスラム圏の子供が転校して、異文化との交流を描いている作品なのですが、リアルだなと思うのが、言葉が分からない、片言である事でその人を一人の人間として見ず、子供のように扱ってしまうことありますよね。特に片言で話す人をかわいく感じてしまったりしますが、母国語を完全に扱えて、多国語を片言というのは僕ら言語弱者からすると上手なはず。それなのに半人前の人間と相対しているような錯覚が生まれてしまいます。
    ブレイディみかこさんの本の中で「他人の靴を履いてみる」という言葉がありますが、共感ではなく、自分からその境遇になる

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    2023年01月05日
  • となりのアブダラくん

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    ネタバレ

    6年3組のクラスに転校してきたのは、パキスタン人でイスラム教のアブドゥル、通称アブダラくんだった。

    イスラムの教えを守るために
    学校でお祈りの時間を作ったり
    豚肉は食べられないから給食はもっぱらお弁当持参

    人物の絵は描けないから一人だけ消しゴムの絵を模写し
    修学旅行で行ったお寺に参拝出来ないといって
    一人でバスに戻って行ったアブダラくん。

    肌の色も目の色も言葉すら通じないアブダラくんに
    クラスのみんなが困惑し、不公平だと不満が募った。

    アブダラくんのお世話を先生に命じられた
    ハルすらも、最初は不満こそ抱えていたものの
    ハルがみんなに隠している大好きな編み物を
    アブダラくんはすんなりと認

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    2021年08月28日
  • 天を掃け

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    駿馬がいいキャラしてる。カガミくんが結局一番拗らせてるかんじで、しんどそう。みんな幸せになっておくれ

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    2021年05月21日
  • いちご×ロック

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    めちゃくちゃ良かった。

    いちご×ロックのタイトルの意味、
    表紙のイラストの感じ、
    読み終わったあとに最後にばちっと繋がります。
    最高にロック。



    ウルトラマリンブルーのカラコンに金髪のロクと
    なにもかも普通どん底女子高生、主人公いちごが出会った時、物語がはじまる。
    友情物語だし、自分を探す物語でもある。

    男とか女とか関係ない、自分は自分。
    ストレートなメッセージがまたロックでかっこいいの。
    これは作中に出てくるロックをBGMに読みたいな〜〜

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    2021年05月04日
  • となりのアブダラくん

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    ネタバレ

    「異文化を学ぼう」という子ども向けの、若干お勉強的な本としてはとてもよくできている。異文化を持っている子に対する衝突と共感から、今度はそれをとりまくまわりにたいする衝突と受け入れへ、という流れは王道だけれど、それで良いのではないか。こういう小説がたくさん出てきたら、また新しいパターンが生まれていくだろう。

    ただ「宗教による違い」だけが特別扱いされていて、個人の好みの多様性は許されないのはどうか、という「一般の親」の見方は理解できる。もし多様性の理解に舵を切るなら、そういう好みの多様性も受け入れるべきではないか。女子が肌を見せるのがいやだから、短パンはいやというのはダメで、宗教で禁じられている

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    2020年02月28日
  • YA! アンソロジー わたしを決めつけないで

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    ああこんな、1つのことをじっくり熟成して悩む時期があったなぁと思いながら読んだ一冊。
    今は、悩みすら高速に過ぎ去ってしまって、悩ませてももらえない感じ。時間の流れがすごく早くて生き急いでいる中に自分がいると思う。
    だからこそ、10代の頃の悩みが懐かし羨ましい。

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    2019年09月21日
  • 奏のフォルテ

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    絶対音感を持つ奏(かなで)は、一人のホルニストの演奏に魅せられてホルン奏者になることを決意する。しかし、周りと合わせることができない奏は、どこにいっても孤立していた。そんな時、ニューヨークのジュリアード音楽院であのホルニストが教えることになったと知り、入学試験を受けに単身ニューヨークに乗り込むが、不合格となってしまう。落ち込む奏は、そこでオーボエの天才少年と出会い…。
    音楽に打ち込む少年たちの熱い物語。ちょっと音楽用語が難しいところもあるかも。

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    2019年04月14日
  • 笑う飛竜と歌時計 - 空飛ぶ貧乏騎兵隊

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    続編出ちゃいました。今回もモートはヒドイ有様です。球根。マロイの当て馬っぷりも相変わらず非道い。
    話の練り込みは前作・前々作ほどじゃないですが、キャラクターが愛らしいのは今シリーズが一番だなあ。

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    2013年10月28日
  • 空飛ぶ貧乏騎兵隊

    購入済み

    モート母さん恰好良い!

    独特の世界背景が作品に深みを出していて、キャラクターが無理なく活きている感じ。年頃の娘の筈のモートがお母さんみたいに働いてしまってるのには苦笑。駄目な男共に活を入れてやってくれ。

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    2013年07月05日
  • 空飛ぶ貧乏騎兵隊

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    かなり素敵な残念ヒロイン無双でした。いやすばらしい。人としてはとても愛らしいのに、恋愛細胞死滅…

    前2作がけっこう辛辣だったので覚悟して読んだら、ずいぶん幸せ度の高い作品だったので驚きました。まさかのハーレム。お兄ちゃんウザ可哀想。続くとしたら今度は親子対決でしょうか。

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    2013年04月07日
  • 飛翔 C★NOVELS大賞作家アンソロジー

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    多崎さんは節回しのついた詞が好きなんだなぁ。
    「光の楽園」は本編出るのかな。長くなってもいいから出て欲しいな。

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    2013年03月27日
  • 暁の島へ 熱砂の巨兵4

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    ネタバレ

    完結。
    天馬同士の戦いで最後かと思ったら、それからがけっこう長かった。
    底のものを蹴散らし、混沌を封じ、外殻を吹き飛ばし…で最後は…
    まぁ、納得の結末ですね。始祖も巨兵もそれなりに報われたし。

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    2013年02月14日
  • 片翼の天馬 熱砂の巨兵2

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    ネタバレ

    大きく話が動き出した気がする。
    冒頭の拷問シーンに萌えた(笑)。この歪んだ主従関係がどうなるのか、次が楽しみかも~。

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    2012年02月18日
  • 片翼の天馬 熱砂の巨兵2

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    1巻より、面白かった。だが、ちょっとだけ主人公と白天馬の関係が重要なわかりにくい。気になる場面で終了…次巻が気になる。

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    2012年02月04日
  • 最果ての少年 熱砂の巨兵1

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    ネタバレ

    前シリーズがとても私好みで面白かったので、今回も期待。

    正直、最初は意味がわからないというか、いきなりいろいろ始まり、世界観を把握するまでに時間がかかったのだけど、やっぱり面白い。
    ようやく役者が出揃ったところで一巻が終わり、という感じだったので、続きが楽しみです。
    イラストの雰囲気もいい。

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    2011年11月25日
  • チャリを盗んで、夜明け

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    最後は希望が見える終わり方だったけど、ギリギリのところでなんとか持ちこたえたって感じだよね。結構重めのYA小説。

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    2025年12月16日
  • 奏のフォルテ

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    最初はよかったけど後半幼馴染の女の子がキーになってくるあたりでのドタバタ感が好きではなかった。主人公と女の子の関係が夫と私の関係に似てるのかも。自分に似てるから苦手なのかも。

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    2024年11月02日
  • 四界物語 下

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    面白かったけれど、戦の部分か多いのと視点が定期的に変わるので読むのがゆっくりになってしまった…
    戦略を練る部分は大事なの分かるけれど…小難しく多くの登場人物の名前が出てきて段々とどこかどいつで誰と戦う…?みたいな感じに迷子になり正直読むの苦戦した
    ほら、登場人物説明に載らない人達いるじゃない
    そういう人がね、誰だこいつ?ってなるのよ←人覚えるの苦手な私が悪い笑
    でも下巻の中盤から最後にかけては興味が尽きず、寝なきゃいけない時間にも関わらず一気に読み進めてしまった!
    中盤以降展開が早いのが印象だったが、その早さがとても良かった
    四界に行きながき眠りの竜を目覚めさせている間に、二界の物語悪役である

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    2024年10月24日
  • 四界物語 上

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    天と呼ばれる「第一界」、地上の「第二界」。海は「第三界」で、もう一つの地上と呼ばれる「第四界」は海のさらに下にあるという。
    この世界は四つの界で出来ていた。

    第二界の先住のアリシャーラン。第四界からの血脈を引くサクォーリアン。
    共に第二界に住み、海の中で突如現れる「トゲウオ」という大きな生物に悩まされてきた。

    主人公はシルッカという男の子。船の騎士見習いとして日々頑張っている。
    そして、その相棒は皇帝の息子のリンゼイ・ヴォー。
    小さなトゲウオの幼生を捕獲した頃から、二人の運命は変わっていく。

    自信がなく、おどおどしたシルッカ。
    サイコパスのごとき、狂気の持ち主のリンゼイ。
    このリンゼイが

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    2024年10月19日