黒川裕子のレビュー一覧
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「異文化を学ぼう」という子ども向けの、若干お勉強的な本としてはとてもよくできている。異文化を持っている子に対する衝突と共感から、今度はそれをとりまくまわりにたいする衝突と受け入れへ、という流れは王道だけれど、それで良いのではないか。こういう小説がたくさん出てきたら、また新しいパターンが生まれていくだ...続きを読むPosted by ブクログ
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帝国軍対決するが、味方も巻き込んだ破壊兵器の使用で、竜が捕らわれ主人公は第四界へ流される。皇帝は竜を操ると同時に大軍で第四界へ攻め入り、主人公は黒竜を復活させた対抗する。竜を取り戻し、皇帝を倒して大円団。
決戦な感じが盛り上がったが、個々のキャラ描写には不満もあり。
初期の海洋ファンタジーな雰囲気は...続きを読むPosted by ブクログ -
続編出ちゃいました。今回もモートはヒドイ有様です。球根。マロイの当て馬っぷりも相変わらず非道い。
話の練り込みは前作・前々作ほどじゃないですが、キャラクターが愛らしいのは今シリーズが一番だなあ。Posted by ブクログ -
独特の世界背景が作品に深みを出していて、キャラクターが無理なく活きている感じ。年頃の娘の筈のモートがお母さんみたいに働いてしまってるのには苦笑。駄目な男共に活を入れてやってくれ。
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完結。
天馬同士の戦いで最後かと思ったら、それからがけっこう長かった。
底のものを蹴散らし、混沌を封じ、外殻を吹き飛ばし…で最後は…
まぁ、納得の結末ですね。始祖も巨兵もそれなりに報われたし。Posted by ブクログ -
《古縞》
海の上を走る波頭馬の準騎士である青年シルッカは、近年甚大な被害をもたらしている海の巨獣トゲウオを討伐する戦艦オルムネアに配属され、同じく準騎士としてオルムネアに配属されたルドゥン帝国の第一皇子リンゼイ・ヴォーの形ばかりの相棒となった。ところが、トゲウオとの戦闘中にその幼生を拾ったシルッカを...続きを読むPosted by ブクログ -
前シリーズがとても私好みで面白かったので、今回も期待。
正直、最初は意味がわからないというか、いきなりいろいろ始まり、世界観を把握するまでに時間がかかったのだけど、やっぱり面白い。
ようやく役者が出揃ったところで一巻が終わり、という感じだったので、続きが楽しみです。
イラストの雰囲気もいい。Posted by ブクログ -
久々にいいファンタジーを読みました。一見、平凡な主人公の周りにはすごい人たちが沢山いるわけですが、ツンデレ王子がやっぱり気になりますね。今後が楽しみです。Posted by ブクログ
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最後のゴモットモ校長先生の言葉が良い。
文化の違いを子ども達に分かりやすく伝えるには良い作品。
ハルと美夜のような兄妹が現実に居るのか?と考えると、ここまで単純ではないと思う。
そのため、物語としては星⭐️3にしました。Posted by ブクログ -
これは、どんな世代のどんな子が手にとる本なんだろう。
ハルとアブドゥが仲直りした時の、アブドゥの涙にグッときた。
息子は来年小学校にあがる。限られた世界の幼稚園とは違う世界が始まり、いろーんなひとに出会っていくだろう。息子はなにを感じ、どんな友達をつくるんだろう。一緒に悩み、喜ぶ親でいたいな。Posted by ブクログ -
小学高学年からの児童書だけど、大人にも読んでもらいたい作品です。
ある日、パキスタンからの転校生がやってきて、その転校生がムスリムであることから、浮いた存在になります。主人公の男の子は彼の世話係を任命され徐々に友達になっていきますが、まわりの目が怖くて逃げてしまい、どうすればよいか迷うというお話。
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