黒川裕子のレビュー一覧
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転校生はパキスタンから来たイスラム教徒。
みんなと違うってどういうこと? 配慮するのは特別扱い? 合わせないのはワガママ? お互いガマンするのでなく、きいてみよう、伝えよう。
知らないことは怖いこと。だからブラックボックスに手を突っ込もう。Posted by ブクログ -
いい!すごくいい!
フィクションの中くらいは、こんなふうに悪意のない世界に居たい
読んでいる間も、みかんのいい香りが鼻の奥にただよってくるよ
夢はいつからでも、何度でも見ていいPosted by ブクログ -
子供向けだけど容赦なく怖い。舞台が小学校になってたり主人公が小学生なだけで内容はガチなホラーだった。
むしろ子供がひどい目に遭うのが苦手な人には大人向けホラーよりずっときついかも(基本的に想定読者と同年代の小学生が怖い目に遭うので)
ホラー作家の皆さんは大人向けに書いてるときと同じくらいの出力出し...続きを読むPosted by ブクログ -
人生どん底状態の高校生海野苺が出会ったのはエアギターだった。
自分に家族にわからない何かに対する怒り。ハミダシモノたちに巻き込まれながら、本当の自分になるために爆発する。
一気呵成の痛快青春小説!オールオッケーでなくとも、今この時光り輝いている。Posted by ブクログ -
初めはアブダラくんとうまくやっていけてなかったけれど最初は勇気を出して仲良くなったが、クラスメートからの非難を浴びせられて、また、あまり話せなくなってしまった。そんな中、ネコスケ先生によってまたアブダラ君とうまくやっていけ、自分の気持ちも父にはなせるように成長していたのが感動したPosted by ブクログ
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走れなくなった野生児少年が、引きこもりの天体おたくに出会い、刺激を受ける。登場人物がみんな個性的だし起こる事件も激しいし、モンゴルや天文など遠い世界もそこにあるように描く。情報量が多く興奮できた。Posted by ブクログ
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うわー!すき!となった。
ラストは泣きそうになった。
気持ちの葛藤や揺らぎが痛い、それがまた良い。
大きなうねる波のような1冊だった。
落ち着いたら読み直す気がする。Posted by ブクログ -
どう終わらせるのかと思っていたが、概ね大団円である。しかし、あのラストシーンに半笑いになってしまったのは許してもらいたい。何でこんなBL臭漂うシーンなのだ(笑)。悪くはないけど。石火矢が丸くなって可愛くなった。Posted by ブクログ
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久しぶりにがっつりファンタジーを堪能しました。
海を走る馬に敵対する海獣、そして性格がアレな女王様もよかったです。
彼女の鳴く声がまた可愛いv
ずっとちっちゃいままのほうが可愛かったのに!
シルッカと王子が次にラルファンに会った時、はたして聞く耳持ってくれるのか…そして、裏側を語れるのか。
ワルン...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な形で出版されている長寿シリーズてのひら怪談。児童書レーベルから出たこちらも容赦なくこわくて面白い。個人的には前の巻よりこちらの巻の方が好きな話が多かった。800文字でゾワッと怖い気持ちになれるお手軽な怪談本である。Posted by ブクログ
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表紙や挿画は可愛らしい絵で、だからこそ作品内で子供が犠牲になっていく結末が胸につまされる。
と言っても、怪談を読んで辛い気持ちになるのは正当なので文句じゃなく評価している。
怪談やホラー小説で有名である作家陣も、いつもとは違った筆致で児童向け怪談に挑み概ね成功しているように感じた。
『横断歩道には...続きを読む -
児童書というのはとても考えられて書かれているので、どれもこれもいい本ばかりです。
この本はイスラム圏の子供が転校して、異文化との交流を描いている作品なのですが、リアルだなと思うのが、言葉が分からない、片言である事でその人を一人の人間として見ず、子供のように扱ってしまうことありますよね。特に片言で話す...続きを読むPosted by ブクログ -
6年3組のクラスに転校してきたのは、パキスタン人でイスラム教のアブドゥル、通称アブダラくんだった。
イスラムの教えを守るために
学校でお祈りの時間を作ったり
豚肉は食べられないから給食はもっぱらお弁当持参
人物の絵は描けないから一人だけ消しゴムの絵を模写し
修学旅行で行ったお寺に参拝出来ないとい...続きを読むPosted by ブクログ