北原尚彦のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズの建築
    シャーロック・ホームズが捜査した事件に登場する建物は、
    どのようなものだったのか?ホームズ研究家と建築家が、
    タッグを組んで、検証し、考察する。
    CASE01 ホームズ&ワトスンの住む「ベイカー街221B」
    CASE02 ブライオニー・ロッジ  CASE03 ストーク・モーラン屋敷
    CASE04 ポ...続きを読む
  • 初歩からのシャーロック・ホームズ
    わたし、いちおう「正典」はすべて読んだのですが、本書を読んでみたらまあみごとに忘れてましたね。一度読んだくらいじゃとても身につかない(身につけるものなのかもわからないけどw)。

    そういう意味で本書は、読んだことのない人に配慮してネタバレなしの、とても読みたくなるレビューを全作分収録してあるほか、読...続きを読む
  • ジョン、全裸連盟へ行く
    おもしろかった❗️
    ほかのかたのレビューにもあるように、ドラマ「SHERLOCK」のパスティーシュ短編集でした。知らずに読んだけどすぐにあれ⁇似てる⁇と思いました。ドラマの脚本かと思うほどよく描けていてとてもおもしろかったです☆ドラマを見てるかたならぜひぜひオススメしたいです。
    お気に入りは題名にも...続きを読む
  • ジョン、全裸連盟へ行く
    2019/12/24
    BBC版シャーロックにドハマりで調べまわったらこんな本を見つけた。
    あまりにいい出来で私の脳内ではこれが正式な彼らの歴史として刻まれそうです。
    なるほど象がおったってそういうことですか、と。
    実際ドラマの新作はもうほぼ期待できないのだし、この調子で私の未来の空虚を北原さんが埋め...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの蒐集
    私はコナン・ドイルが書いたホームズ物語(正典:短編56、長編4)が大好きで、正典中にある「語られざる事件」(注2)をテーマにしたオーソドックス(正統派)・パスティーシュ(注1)も大好きです。
    そして、本書は良くできた「語られざる事件」のオーソドックス・パスティーシュであり、英訳して逆輸出しても面白い...続きを読む
  • ジョン、全裸連盟へ行く
    ドラマ「シャーロック」の設定を元にしたホームズ短編集。
    キャラクター達の動きの面白さと意外な真相を楽しめる作品。表題作の真相はいまいちだったかな。と思いきやそこから……。
  • 首吊少女亭
    どれも後味が悪くて、その後の登場人物が一体どうなったのかが気になるお話ばかりでした。

    有名なお話を元にしたお話が沢山あるので、知っているとにやりとします。
    個人的にはマリー・テレスト号の話に惹かれるので、それが出てきて嬉しかったです。

    前に読んだ死美人辻馬車は好きな話とあまり好きじゃない話がばら...続きを読む
  • 首吊少女亭
    文章の美しさもさることながら手品のように綺麗に足元を掬われる恐怖がたまらんです。すこんと地面がなくなっている。気付くと背骨につめたいものをあてられている。
    本来は翻訳家さんなんですかね。イギリスの雰囲気が色濃く感じられてほの暗く美しいです。『眷属』とか特にもう。
    後半急ぎ足だったり付け足しっぽい...続きを読む
  • ホラーセレクション 平成都市伝説
    「都市伝説」テーマのホラーアンソロジー。「都市伝説」そのものがもともとホラーなんだから、このテーマは面白くないはずがない!
    ユーモアの効いた梶尾真治「わが愛しの口裂け女」、異形テイストがとことん溢れる井上雅彦「飢えている刀鋩」などなどどれをとっても逸品ぞろいかなあ、という気がするけれど、個人的に気に...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの建築
     読友さんにご紹介いただいた本。想像していたものとまったく違っていた建物も多く、楽しく読めた。〜様式などと書かれていても、なかなか立ち止まって検索するまでに至らず、また検索してもうまくイメージできないので大変参考になる。未読作も多いので、これから読む際にすんなりイメージできそう。やはり小説を読んでい...続きを読む
  • ジョン、全裸連盟へ行く
    「北原尚彦」の短篇ミステリ作品集『ジョン、全裸連盟へ行く──John & Sherlock Casebook 1』を読みました。
    「アンソニー・ホロヴィッツ」、「グレアム・ムーア」の作品に続き、名探偵「シャーロック・ホームズ」関連の作品です。

    -----story-------------
    注目の...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの建築
    シャーロキアン、いろんなことにこだわるな。でもこれだけこだわるのも楽しいのかも。ヨーロッパは昔の建物多いらしいから、まだこんな間取りで暮らしてる人もいるのかな?不便そう。
  • シャーロック・ホームズ語辞典:ホームズにまつわる言葉をイラストと豆知識でパイプ片手に読み解く
    ニヤニヤしながら読みました。中に散りばめられているイラストがキュート。
    正典(コナン・ドイルの書いたホームズシリーズ)読んだことがあるならもちろん、ない人も結構楽しめるかも。映像作品の解説とか懐かしい…
  • 初歩からのシャーロック・ホームズ
    舞台をきっかけに新潮文庫版を一読してからこちらを。もう一度読み返したいし、ほかの訳本も読みたい!
    コンパクトにまとめられているので、指南本として横に置いておきます。
  • 初歩からのシャーロック・ホームズ
    これを読んだら、全部読みたくなる。こちらを参考に今まさに読み始めている。シャーロック・ホームズの世界に浸れる楽しさを教えてもらえた本。
  • ジョン、全裸連盟へ行く
    4-

    BBC「SHERLOCK」のパスティーシュ。つまりパスティーシュのパスティーシュ。先に本作と同時期に書かれた「ホームズ連盟の事件簿」も読んでいたが、意外と(と言うと失礼だが)小説も上手いんだなあ、北原さんは。翻訳や評論、編纂の印象が強かったのだが。やるなあ。
  • 初歩からのシャーロック・ホームズ
    皆様ご存じと言われるものほど、実はよく知らないものでして。コラボやパロディで引っ張りだこ、世界一有名なシャーロック・ホームズ。聞いた事はあるけど原作は未読、と言う読者に向けて、初歩的な内容から説き明かして丁寧な導線を引く著作。パロディ・パスティーシュの紹介は怒濤の情報量で、どれだけ読んだことがあるか...続きを読む
  • モリアーティ秘録 下
    上下巻を読んでの感想です。
    モリアーティ教授(シャーロック・ホームズのライバル)の片腕「バッシャー」モラン大佐を主人公にした、いわゆるホームズのパスティーシュ本なんだけど、ホームズと同じ時代を舞台にしている他の作品からも色々とネタを持ってきているから、そのあたりの小説も読んだことがある人なら、思わず...続きを読む
  • モリアーティ秘録 上
    ホームズの宿敵モリアーティ教授の活躍を描いたモラン大佐の手記、という形のホームズパスティーシュ。
    犯罪者に計画や助言を与える教授のもとにはさまざまな事件が持ち込まれるが、依頼人も悪党なので一筋縄ではいかず、モランも翻弄されることになる。
    上巻には4つの事件が描かれており、どれも元祖ホームズを知ってい...続きを読む
  • ジョン、全裸連盟へ行く
    気に入っていた「SHERLOCK」のパスティーシュ。原典にも「SHERLOCK」にも愛情が感じられて、おもしろかった。あまりパロディやパスティーシュを読んだことがないけど、いいのを探して読んでみようかな。