柴田錬三郎のレビュー一覧

  • 決闘者 宮本武蔵(下)

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    上~中編にあったような怒濤の決闘はなく、いささか落ち着いてきた感のある下編。
    武蔵だけでなく、彼を取り巻く人たちのドラマもきっちりえがかれていますが、逆に、「あの人どこ行ったの?」という放置のおかたも……。

    真田幸村
    猿飛佐助
    夕姫

    この三人はふっつりと姿を見せなくなりました。
    まあ、別にいなくてもいいようなキャラなんですが……。
    記憶がちょっと定かでないんですが、吉川英治版の「宮本武蔵」には、幸村は出ていなかったと思いますので、やはりこれは、作者のお気に入りってことで出したのでしょうかね。
    幸村と佐助目当てに読み始めたのですが、いなくても、充分におもしろいんですが。

    あと、喜和も後半、

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    2009年10月12日
  • 眠狂四郎虚無日誌(上)(新潮文庫)

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    風邪をひいて熱があるにもかかわらず、ふと手にして読みはじめたら、面白くて止められなかった。市川雷蔵主演の映画も大好き。主人公の眠狂四郎は、バテレンの外国人がお父さんという設定。理屈では説明できない魅力がある。

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    2009年10月04日
  • 御家人斬九郎

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    ネタバレ

    柴田錬三郎 後期の作品。
    眠狂四郎とは違い、明るくユーモアたっぷり。
    大食漢で食通の「麻佐女」のような存在は柴錬の作品では珍しい。

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    2025年05月11日
  • 花嫁首 眠狂四郎ミステリ傑作選

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    柴田錬三郎の連作時代小説『花嫁首 眠狂四郎ミステリ傑作選(英題:Head of the Bride)』を読みました。
    柴田錬三郎の作品は3年半くらい前に読んだ『御家人斬九郎』以来なので久し振りですね。

    -----story-------------
    時代小説の大家が贈る、孤高の剣士の名推理
    異色の探偵の活躍を描く珠玉の21編

    ころび伴天連(バテレン)の父と武士の娘である母を持ち、虚無をまとう孤高の剣士・眠狂四郎。
    彼は時に老中・水野忠邦の側頭役から依頼を受け、時に旅で訪れた土地で謎と遭遇して、数々の難事件を解決する名探偵でもあった。
    密室状態にある大名屋敷の湯殿で、奥女中が相次いで不可解な

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    2025年01月19日
  • 眠狂四郎殺法帖(下)(新潮文庫)

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    とりあえずやーっと読み終わった感あり。
    どうやらこういう短編的連載で成り立っていた作品みたいで、本作人気になった過程そのものにある模様。
    でも短編特有のオチ的な感じがあんまりないので、読み応え感がない。キャラの登場も若干散漫かなぁ。

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    2023年07月22日
  • レジェンド歴史時代小説 江戸っ子侍(下)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    江戸から追いかけて行く途中に
    さまざまな人々と出会い・すれ違いを重ね
    最終的に堺屋を打ち果たす事ができました。

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    2022年02月21日
  • 真田十勇士(一) 運命の星が生れた

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    作者らしいとんでもな設定満載の真田十勇士もの。
    もう、講談の話とかは忘れて楽しむべきなんでしょうね。(^^;
    まだ十勇士がそろっていませんが、すでに活躍している組と活躍していない組が分かれているのが気になるところ。
    オリジナルキャラがエラい活躍しているのも、今後どんな感じになるかな。
    割と説明をほっぽり出している文章も好き嫌いがありそう。
    自分はさくさく読めてこれはこれで良いと思いますが。

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    2020年11月19日
  • 花嫁首 眠狂四郎ミステリ傑作選

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    眠狂四郎シリーズの中からミステリチックな21編を収録した短編集。
    密室殺人、消えた凶器、書類の紛失など不可能犯罪もあるが、週刊誌連載だったせいか波乱万丈なストーリーに謎解き要素を加えたという感じで、同じく創元推理文庫から出ている木枯らし紋次郎の作品集よりミステリ度は低い。
    シリーズの中のセレクトなので、ときどき言及される人物と狂四郎の関わりが飛び飛びで気になる。
    大坪砂男がトリック提供をしていたというのは驚いた。

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    2020年06月24日
  • 幽霊紳士/異常物語 柴田錬三郎ミステリ集

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    柴田さんといえば剣豪娯楽小説シリーズしか思い浮かばなかったわたし
    「へえ~~」と本屋で衝動買い

    創元社文庫で復刻版の由、書かれた時代は1960年
    ストーリーの時代背景も同じく50年末から60年の昭和レトロ
    というかわたしの若いころのなつかしき風景・風物が多々の
    古風に言えば、探偵もの、ミステリー物語で

    前に「笑うセールスマン」なんてコントドラマがあったが
    その「セールスマン」が「灰色の幽霊」になった感じで
    謎解きをしてくれる『幽霊紳士』シリーズと
    異国情緒趣味豊かな異常事件収録の『異常物語』

    『幽霊紳士』のほうの背景、古き昭和が懐かしい
    自動車がまだ高根の花だったころの後楽園スタジア

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    2020年02月26日
  • 花嫁首 眠狂四郎ミステリ傑作選

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    先日読んだ、木枯らし紋次郎シリーズのミステリー傑作選がなかなか良かったので、たまたま見つけたこちらの作品も読んでみた。

    初めて読む眠狂四郎シリーズ。
    円月殺法くらいしか知らなかったので、どんな男かと思っていたら、紋次郎とは真逆のキャラクター。
    編者あとがきによると、作家さんが当時流行っていた正統派時代物ヒーローとは真逆にしようと、眠狂四郎というキャラクターを作り上げたらしい。

    水野忠邦の側頭役・武部仙十郎の依頼で様々な事件の解決に取り組むことが多いものの、武部に飼われているというわけでもなく、好奇心のままに事件に首を突っ込むこともある。
    何より女好き。気ままに女に情を掛けておいて気を持たせ

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    2019年12月12日
  • 幽霊紳士/異常物語 柴田錬三郎ミステリ集

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    大坪砂男がプロット提供してんだろうなあと想像しながら読んだ「幽霊紳士」、面白かった。登場人物をそれぞれ短編の中で出入りさせることで連作風の雰囲気作りとか好み。
    結局最後までこの「幽霊紳士」の出自が判らない辺りも幽霊っぽくて。
    『異常物語』の方はミステリというより、奇譚モノに近い感じで。ホームズのパスティーシュと、ヒッチコックの奴がお気に入りです。

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    2017年11月20日
  • 三国志 英雄ここにあり(中)

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    孔明が少年の頃から曹操と関わりがあったというのが演義と異なり斬新。後半で孔明が主役になる事を考えればエンターテイメントとしては正しいように思われる。

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    2017年08月09日
  • 幽霊紳士/異常物語 柴田錬三郎ミステリ集

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    初読の柴田錬三郎。
    読点の打ち方に癖があって、読み始めはかなり抵抗が…。
    それでも慣れてくるもので、「幽霊紳士」は戦後の影が残る風俗やこの時代の多くの男性に共通していたであろう女性観、お色気描写などを今の小説と重ね合わせて隔世の感がある。
    唸らせられるところは特別には無かったけれど『カナリヤが~』に出てくる目白の譲というキャラクターは飛びぬけて良かった。
    ある意味異常な時代を生きた若者の凄味をさらりと託してある。
    後半の「異常物語」は実在の人物を登場させ、嘘か真かのあわいを読み手にうろうろさせる巧みさが良かった。

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    2016年12月05日
  • 御家人斬九郎

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    柴錬をたくさん読んでいるわけではないんだけど、ちょっと作者の印象と比べて緩い感じの話。
    やはり、母親が良いキャラクターですね。(^^
    中編より短編の方が介錯役という設定が効いていて良かったと思います。

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    2016年08月25日
  • 猿飛佐助 真田十勇士

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    奇想天外の歴史小説。猿飛佐助を各編に登場させ真田の忍者らを描く。柴田錬三郎ならではの描き方、柴錬世界の醍醐味。

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    2016年07月26日
  • 猿飛佐助 真田十勇士

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    ○○って△△の子だったんだ!?っていうのが何度かあった(笑)もちろん真実かどうかはわからないが、モラルもセキュリティーも人権もなかった時代、忍者が暗躍すればそんなことがあったかもしれない(笑)

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    2016年01月26日
  • 三国志 英雄ここにあり(上)

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    柴田錬三郎は なぜ 三国志を書こうとしたのか?
    そのことに興味がある。

    上巻を読んで いちばんショックだったのは、
    北方謙三の三国志と比べて、
    呂布が 俗物的に 描かれていることだ。
    たしかに 義理の父を殺したということや
    董卓を殺めたりすることや
    徐州での挙動など 客観的に見ると
    呂布の行動は なぜということに答えることができない。

    呂布の赤兎馬にたいする愛情も薄いのだ。 
    貂蝉への思いも ふーむ。
    ちょっと違うなぁ という感じである。

    張飛は ありのままのすなおさがあるが
    関羽は やはり うまく描けないのだね。

    劉備玄徳は、格好良すぎ。
    曹操は えげつなさが 十分でていていいなぁ。

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    2015年06月07日
  • 幽霊紳士/異常物語 柴田錬三郎ミステリ集

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    灰色ずくめの紳士、読み進める内にだんだん夢幻魔実也のイメージになってきてしまって、一人で楽しくなってました(笑)。

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    2015年04月29日
  • 眠狂四郎異端状

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     表紙のイラストに惹かれて購入、30年以上前の作品である。表紙も新たにリニューアルすることで読者も増えることだろう。時代小説とあって、面白く読むことができた。眠狂四郎の晩年を知ることは出来ないが、彼は永遠にスーパーヒーローなのである。

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    2014年01月26日
  • 由井正雪 柴錬痛快文庫

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    柴錬初期の少年向けの作品であり、表現は易しい内容になっている。幕府を転覆しようとする風雲児を描くものであり、奸計も当然出てくるがかなりおとなしめで物足りなさを感じる。

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    2013年08月31日