【感想・ネタバレ】三国志 英雄ここにあり(上)のレビュー

あらすじ

後漢・霊帝の皇基衰えて天下は乱れ、劉備玄徳は、関羽、張飛と義を結んで、黄巾賊討滅に起き上がった。都の洛陽で大将軍何進の後を襲うは、曹操か、袁紹か? 河南では大軍を擁する菫卓が、はるか洛陽の空を望んでいた。治乱興亡――国造りの戦国絵巻を雄大なスケールで描く、興趣横溢の長編小説。吉川英治文学賞受賞作品。<全3巻>

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

実は他の三国志をちゃんと読んだ事が無い。

正確に言うと、シリーズの完結まで読んだ事が無い。
つまり王道の吉川三国志も読んでなければ、正史も演義も違いがわからない。
俺にとっての三国志基準は、この本と、横山光輝の漫画がベースになってます。
現在は北方三国志を読み始めた所ですが。

この柴錬三国志は確か中学の時に読んだので、そう考えるとかなり古い作品と言える。もう二十数年もの昔になってしまった。

記憶も定かじゃないが、今思い返せば、ちょっと劉備がオトコマエに描かれ過ぎてるような印象が(笑)
そして諸葛孔明の人間離れさよ(笑)

でもかっこいい!
中国の歴史物をよく読みますが、この本がきっかけであるのは間違いないです。
個人的記念作品。

0
2012年01月08日

Posted by ブクログ

数ある三国志モノの中でも、個人的には一、二を争う傑作。吉川版に比べて武侠小説的色彩が濃く、ダイナミックかつエネルギッシュで一気に読ませる。中学生の頃、横山光輝のマンガとコレを読んだだけで三国志マニアを気取っていたのも今では良い思い出。

0
2012年01月04日

Posted by ブクログ

空から人が降ってくるなんて、面白い始まり方だ。
こちらの作品では余り反応を示さない劉備が気になるけど
趙雲と関羽がそこで出会っていたかという設定とか無理なくて良い。

0
2016年09月27日

Posted by ブクログ

学生時代に読んでこれで三国志好きになりました。
かなり古い本ですが文章がたいへんすばらしくて、面白いです。

0
2011年09月26日

Posted by ブクログ

柴田錬三郎は なぜ 三国志を書こうとしたのか?
そのことに興味がある。

上巻を読んで いちばんショックだったのは、
北方謙三の三国志と比べて、
呂布が 俗物的に 描かれていることだ。
たしかに 義理の父を殺したということや
董卓を殺めたりすることや
徐州での挙動など 客観的に見ると
呂布の行動は なぜということに答えることができない。

呂布の赤兎馬にたいする愛情も薄いのだ。 
貂蝉への思いも ふーむ。
ちょっと違うなぁ という感じである。

張飛は ありのままのすなおさがあるが
関羽は やはり うまく描けないのだね。

劉備玄徳は、格好良すぎ。
曹操は えげつなさが 十分でていていいなぁ。

さて、中巻で、やっと 諸葛孔明が本格的に
でてくるのですね。どんな諸葛孔明になるのだろう。

0
2015年06月07日

Posted by ブクログ

私はもの凄く好きなんですけど(さっきからそればっかり)三国志の哀しい語り口が好きならちょっとどうか(笑)

0
2009年10月04日

「歴史・時代」ランキング