【感想・ネタバレ】御家人斬九郎のレビュー

あらすじ

本所に住む貧乏御家人・松平残九郎。表ざたにできない罪人の介錯を副業としていることから、ついたあだ名が「斬九郎」。腕はめっぽう立つのだけれど、酒と女、そして何より79歳になる美食家で大食漢な母親にはからきし弱い! ふつか酔いの今日も尻をたたかれ、依頼の仕事に駆けつける。江戸の町から東海道、京都まで、事件の裏の謎を解く短編10作と中編5作を収録した、型破りな傑作時代小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

時代劇が脳内再生されますわ。
配役は覚えていますからね。

まあ落ちとしてやっぱり金がねぇのよ。
そりゃあそうですよ、どっちも致命的な浪費家よ。
(飲む買う打つと大食らい)

そんなダメ男(?)の斬九郎だけど
その腕前は本当に確かなのよ。
最後の作品はとことんまでの悪人がいて
さすがに彼も苦労させられますが
ちゃんとこの悪人の思惑は見抜いていたようです。

最後はちゃんといいことあるよ!!
やったね、斬九郎!!

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2023年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

柴田錬三郎 後期の作品。
眠狂四郎とは違い、明るくユーモアたっぷり。
大食漢で食通の「麻佐女」のような存在は柴錬の作品では珍しい。

0
2025年05月11日

Posted by ブクログ

柴錬をたくさん読んでいるわけではないんだけど、ちょっと作者の印象と比べて緩い感じの話。
やはり、母親が良いキャラクターですね。(^^
中編より短編の方が介錯役という設定が効いていて良かったと思います。

0
2016年08月25日

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