井上ひさしのレビュー一覧
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笑劇の基本的なパターンは、「騙す者」vs「騙される者」の対立
コミュニケーション手段であるはずの言葉が、逆に、ディスコミュニケーション、あるいは「対立」のための手段に、さらには、人をペテンにかけるための方策になり変わっていく
言葉は、日常生活の中で何の疑問もなく使用する場合には、いわゆる極り文句として、表面的な意志の疎通手段として便利なメディアである。しかし、それは絶えず、陳腐で弾力性のない表現手段に転化する危険性を帯びている。そうした陳腐な媒体に成り下がることから言葉を救うのが、狂言を始めとして井上作品に至るまでの笑劇の伝統に連綿として伝えられた使命
同音異義、つまりダジャレは、言葉及 -
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先日井上ひさしさんが亡くなって、あわてて読んでみる私。
私は井上ひさしさんの戯曲がとても好きでしたから、
この人がどんなことを考えているのか知りたくなりました。
そして分かったのはたいそうな勉強家でおられたということ。
そしてそんな中から様々な角度をもって発想され、
今日まであれらの戯曲を書き連ねて来られたのだと分かりました。
吉野作造の「兄おとうと」読んでみたくなりました。
ただ、野球の話題が多かったり、私にはよく分からないことですから笑、
その分退屈に思う箇所もございました。
一般の方だと思うのですが、その方のお書きになった「解説」が、
これまた素晴らしい解説です。
解説が一等上等 -
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新刊のとこにあったけど、これ脚本だね。舞台の脚本だ。そういえば蜷川さん演出で藤原竜也×小栗旬で武蔵&小次郎やるってな、芸能ニュースで前みたっけな。。。たぶん。杏ちゃんブログでも見たような。。今年の3月から、2箇所ハシゴでで5月までやってたような舞台だからほんと最近。 私のダイスキな白石加代子さんが出てるからさぞ面白かったろうこの舞台。巌流島のあとで小次郎が生きてて、その6年後、恨みを晴らそうと武蔵の前にふたたび現れた小次郎。てな設定。まあ全体としては、「命大事に生きようぜ」というわかりやすい芯のあるストーリー。たぶんやっぱこれ文字で見るより演技を観てこそ楽しめると思う。脚本の勉強とかしてる人に
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伊能忠敬を見つめる井上ひさしの視線がいい。
「忠敬さんは、いい意味で愚直」
そういいきってくれて
おろかな毎日を過ごす、
でもそれを決して嫌っていない
私自身の生き方も認められたような気がする。
生きているはずのない伊能忠敬の3番目の奥さんと
対談をしたり、
伊能忠敬本人とも話をしている
そういうユニークさを持ちながらも
非常にまともな対談もありで
飽きない。
肝心の小説『四千万歩の男』には
まだ手をつけていないけれど、
予備知識として、読んでおくのもいいかも知れない。
さぁ、凶と出るか、吉と出るか
いよいよ伊能忠敬ワールドに入ることになりそうだ。
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〜舟島で武蔵に敗れた佐々木小次郎は小倉細川氏の看護を受け,武蔵に復讐すべく二千二百日を過ごし,武蔵が作事を務め,女性の大旦那が寄進をして鎌倉・源氏山に建てられた法蓮寺の寺開きの場に姿を現し,果たし状を手渡すが,立ち合った沢庵禅師は参禅参籠の後にするよう提案し,住持である平心・柳生宗矩らと二泊三日の共同生活を始める。旦那である乙女は父の仇を見つけ,剣術の指南を柳生宗矩・佐々木小太郎・宮本武蔵に求めるが,三日後に予定していた仇討ちは,敵側が寺に迫って,武蔵の無策の策で撃退する。柳生は「争いごと無用」を信条とし,小太郎は剣名を挙げることを第一とし,武蔵は日々生死の分かれ目に身を置くことを心掛けている