いみぎむるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々に事前情報なしでライトノベル読んだけど面白かった。ハルヒがSFとしての土台があって面白かったのと同様、おれはこの作品が純文学として面白いと思う。
「思いを言葉にして伝えること」の困難さと大事さ、それをめぐる描写が面白く、そしていろいろ思い出して身にしみる。
昨年来、アニメ「リコリコ」にハマっており、そのキャラデザインのいみぎむる先生が挿絵をしてるという作品「負けヒロインが多すぎる!」って題名だけはあちこちで目にしていた。
この4月、愛知県豊田市から静岡県浜松市へ転勤したが、浜松市の西隣、湖西市も仕事の範囲なので車でときどき行っている。湖西市は愛知県豊橋市との県境で、ファミリーマートに寄っ -
購入済み
絵柄に魅かれました。
たまたまコミックコーナーにあった表紙に魅かれて、電子書籍で購入しました。
杏奈ちゃんの表情がとてもカワイイです。
ストーリーは読みこまないと、まだ人間関係が分からないですね。
主人公が、周りの女の子たちに振り回されていく話なのでしょうか。
温水くん、頑張れー。
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Posted by ブクログ
純粋に凄い小説だと思いました。アニメのスピンオフというか番外編のような性格の本なので、まあライトノベルだろうと気軽に手に取ったのですが……。
ライトノベルが決して程度の低い文芸では無いという事をはっきりと思い知らされましたね。
Ordinary daysと銘打つだけあって、本編のシリアス展開は控えめに、喫茶店で働く千束らの日常が描かれます。
特筆すべきは料理や珈琲の描写です。雑誌のグルメ特集も斯くやと言わんばかりの丁寧かつ食欲を唆る筆致はそれだけで一読の価値有りでしょう。こんなお店行ってみたい。
打って変わって銃器の描写と来れば此方もまた精緻。アニメ本編では描かれなかった細 -
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Posted by ブクログ
多分だけど。。まぁ、この作品自体スピンオフ小説だから
まず、アニメを見てから読まないと恐らくつまらんね❓️
アニメみて〝リコリコ〟を理解してから読まないと、
イマイチ、物語の内容が入ってこないと思ふ。
小説自体は短編集みたいな感じで、
喫茶リコリコの日常やここに集う面々のお話。
序盤は、少々個人的にはつまらんくて、遅々として
あんまり読み進めなかったが、不思議なもんで、
読んでるうちに、気が付けば面白くなってくるんだわ(笑)
第5話かな❓️マジで良かった❗千束とたきながね❓️
おまいら最高❗✨みたいなさ❓️
アニメ『ONE PIECE』の中でナミが初めて見せた弱さ、
ルフィーに『助け -
Posted by ブクログ
ネタバレこりゃまた切なすぎるーーー
小鞠知花が今回のヒロイン。
好きだった部長や古都先輩たちに文芸部を任された小鞠の想いと頑張りがなんとも胸に響く。
あーこれは、切ないよなあ。
自分が文芸部を守らなきゃいけない、自分だけがーーーと思い込む彼女の想いがほんと切ない。
そしてそんな彼女の姿を見守るだけだった温水くんが彼女のピンチに黙ってられなくて、ある意味切れた行動する所が良かった。
なんというかこれまで少女たちの恋にあくまで第三者的な立場だった彼だけど、今回は当事者として本当に主人公になった気がする。
ああ、この話はこういう方向に行くんだと思った。
うん、好きだな。
これは次巻も楽しみ。 -
Posted by ブクログ
いやあ面白い。
コミカルとシリウスのバランスがとっても良かった。
今巻は三人のマケイン中、前巻で唯一自分の気持ちを相手に伝えなかった檸檬に焦点を当てた物語。
やっぱり切ないよねえ。
もう負けヒロインという設定からして、そりゃ切なくなるでしょうよ。
しかも彼女は自分の気持ちを隠して二人を応援すると決めてたのに、ほんの一瞬過ぎった自分本位な気持ちに対して自分を責めるなんて良い子すぎる!
ラストはお互い気持ちを伝える事で吹っ切れて良かったけど、それでもお互いの気持ちを分かった上で今後も付き合っていくのはやっぱり心疼くこともあるだろうなあ。
彼女には幸せになってほしいよねえ。
それにしても八奈見