あらすじ
夢子のヒミツ……のぞいてみる?
クリスマス間近の12月。
月之木先輩のナマモノBL本が、生徒会に没収されてしまった!
天愛星さんは職員会議にかけると息まいていて、このままでは文芸部もただでは済まない。
そんなとき、志喜屋さんが協力を申し出てくれて――?
「天愛星ちゃん……落として……みる?」「はっ!?」
やり方はさておき、新部長の俺が取り返すしかないみたいだ。
八奈見には抜け駆け禁止と釘を刺されるし、志喜屋さんにはなにか違う目的もあるような気がするのだけど――。
ますます絶好調な大人気負け確ラブコメ、第4弾!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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Posted by ブクログ
揺るぎない魅力と誠実さで築かれる、ぬっくんハーレム
文芸部のメンバーに加え、生徒会からも新たな好意が寄せられ始め、ぬっくんの周囲は益々華やかさを増しているようだ。
しかし、その渦中にあっても、彼は決して流されることなく、独自のペースを保ち続けている。その確固たる軸の強さは、まさに彼の魅力そのものと言えるだろう。
これほどまでに多くの人々を惹きつけるのは、彼が一人ひとりと真摯に向き合ってきた結果に他ならない。もちろん、佳樹ちゃんの細やかな身だしなみサポートも一助となっているかもしれないが、根底にあるのは彼の誠実な人となりだろう。
これからも、多くの人々を魅了し、その中心で輝き続けるであろう、ぬっくんの今後の展開を心から応援したい。
彼のマイペースでありながらも、着実に周囲との絆を深めていく姿は、私たちに勇気と希望を与えてくれるはずだ。
Posted by ブクログ
志喜屋先輩、小鞠ちゃん、支えなきゃタイプの二人がヒロイン力高い辺りに妹の影がチラつく温水くんでした。ナチュラルに弱っている人にクリティカルな行動取るよねアナタ。 先輩とのモテ期の話の下りでコイツ昔からこんな調子だったんだなって分かるのが本当コイツ。
ナチュラルに馬剃さん口説くし、志喜屋先輩にはシンプルな主人公ムーブするし、小鞠ちゃんは明らかに今までの巻より好意丸出しだし、八奈見には意識的にやってるのかなって感じでおちょくってるのに最終的にちゃんと傍にいるし、この調子の癖に鈍感というか女心知らないムーブなの本当コイツ。 そういう所だぞ温水!でもそういう所が好きだぞ温水! あとは今までの頑張りで勝ちヒロインと彼氏組とも仲良くなってるのがわかるの良いね。他人の事情の為にあそこまで奮闘するお人よし取り合えず仲良くしときたいに決まってるからね。
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志喜屋さん回。今回は天愛星さんが裏のメインキャラとして大活躍。すったもんだあったけれど、志喜屋さんと古都さんの関係に決着が付けられて良かった良かった。感情をあまり出さない子はミステリアスだけど損しちゃうね。口角を指で上げ手ではあるものの志喜屋さんの笑顔はかなりレアで、そんな顔もできるんだと驚く。ラストの天愛星さんの勘違いとか、八奈見さんとのやり取りとか、ほっこりする。
匿名
アニメを見て原作が読みたくなり購入
からの4巻目
3巻までで3マケインの話が一段落し、生徒会の話に。
今度こそ地味になるのかと思ったけれど、志喜屋先輩が何故あんなに人気があるのか、それがわかるお話。
自身もアニメ勢なので八奈見派だったが、この巻にて志喜屋先輩派になりました
Posted by ブクログ
これまでは異性間の話がメインだったが、今回は同性同士の関係を描いているのが良い。
女性同士の連帯はこれまででも描かれていたが、温水と玉木が二人でクリスマスデートする羽目になったのはストーリーとして面白いし、男性同士の友情を描く意味でもかなり良かった。
志喜屋の無防備な振る舞いが、自他の境界が極めて薄いからという展開も面白い。
志喜屋さん回
志喜屋さんと月之木の過去の確執解消、ティアラ参戦回。
志喜屋さんには不思議な魅力があって好き。
温水の最後のモテ期の結末が気になる。
いったいどうなってしまうのか!
クリスマスイベントの様相を見せながら、実は志喜屋先輩のポジションを説明するための巻だったような気がします。温水くんと仲良くなるのかなと思わせておいて、小鞠さんや八奈見さんや馬剃さんにまで、お誕生日プレゼントをもらっています。いったいどうなってしまうのか凄く気になります。温水くんは、文芸部内では完全にメインキャラになってしまいました。まだ教室では背景キャラから脱しきっていないようなのですが、だんだん話題を提供する側になってしまっているようです。
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ナマモノBLから始まる、志喜屋さんや月乃木先輩の過去や、天愛星ちゃんの新たな趣味を巡るお話。
ぽけーとして掴み所の無い志喜屋さんが中々に不思議な印象で、独特で中々に良き。
相変わらず恋愛要素が少ないが、既刊とも若干異なるテイストで、面白かったです。
で、本作、今までと違って負けヒロインが居ない、、、と思ったら、最後に急に負けヒロインが出てきてズッコケましたw
各キャラ毎に独特な動きをする為、物語の向かう先が中々に読めないですが、次巻も楽しみです。
匿名
ヒロイン一周して新しい展開
小鞠がかわいくてほっこりしたのと、妹が巻が進むごとにヤバくなってくのがすごいですね笑。
好みの問題ですが、先輩のノリがあまり好きじゃないのでメインストーリーは可もなく不可もなくという感じ。
ちょっと物足りないかも
もともとのスピードは良かっかけど、一巻に二人も攻略(?)すると、やっぱちょっと物足りなかったかも。サブキャラのためにヒロインたちを二巻も放置するわけにはいかないという配慮もあったかもしれない。
って言いたいのは志喜屋がどう月之木先輩に憧れたことが読みたかった。途中まではまさに真・ヒロイン登場って感じなのに、これが無きゃなんかただヤバい人になった。
まぁ、全体的にはまだ結構面白かったし、これからの展開も楽しみます。
Posted by ブクログ
みんな温水君の事、好きすぎるだろう!笑
今回のヒロインは文芸部ではなく生徒会のふたり、天愛星さんと志喜屋さんだった。
天愛星さんのツンデレ具合が実に良きですなあ^^
そして志喜屋さんはまさかの百合だったのか?
いや温水君に対する感じだと両刀使いかも(爆)
一冊で百合とBLを両方読めるのはお得かも(笑)
そして相変わらず温水君はヘタレじゃないだけにフラグ立てまくってるくせに超鈍感野郎だよなあ。
でも結局本命ヒロインはやっぱり八奈見さんなのかね?
次回は生徒会長と何かありそうな予感。
Posted by ブクログ
1〜3巻と比べると若干盛り上がりに欠ける内容だったかなと感じた。というのも1巻(八奈見さん)→2巻(焼塩さん)→3巻(小鞠さん)と、負けヒロイン3人のエピソードが一通り終わってしまったので、今回の4巻で新たな展開があるかと思ったらそうではなかったのが残念だった。
悪い意味で普通のラノベっぽい感じになってしまったように感じた。ラノベっぽいというのはつまり、全然さえないはずの主人公がなぜかやたらモテだし、しかも主人公は鈍感なのでまったく気づいていない、というどこかで聞いたような展開を指す。
まあこういう展開もほのぼのとして好きな人にはけっこう刺さるんだろうけど、個人的にはけっこう退屈だった。
現状、3ヒロインの主人公に対する恋愛ベクトルは
八奈見さん→自分では気づいていないけど、ちょっと意識している
焼塩さん→異性としてまったく意識していない
小鞠さん→割と意識している
といった感じで、今後の展開的を予想すると、イベントを通じてヒロインたちが主人公を異性として意識し始める、3人のうちの誰を選ぶ?となるのかな。
アニメの効果でいっきに知名度を獲得したけれど、ラノベ単体の本作の評価は「並」といったところかも。まあ7巻まで出ているみたいなので、とりあえずは今後の展開に期待したい。
Posted by ブクログ
**負けヒロインが多すぎる! (4)**
著者: 雨森 たきび
イラスト: いみぎむる
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### **あらすじ**
クリスマスが近づく12月、月之木先輩のナマモノBL本が生徒会に没収され、文芸部に危機が訪れる。職員会議で取り上げられる可能性が浮上し、部の存続も危うい状況に。そんな中、志喜屋さんが協力を申し出るが、その目的には何か裏がありそうな気配。新部長である「俺」は、この状況を乗り切るために奮闘するが、八奈見からは「抜け駆け禁止」と釘を刺され、天愛星さんの思惑とも向き合わざるを得ない――。
ますます盛り上がる、大人気の負け確ラブコメシリーズ第4弾!
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### **感想**
ライトノベルの魅力は、アニメを見るような感覚で軽快に楽しめるところにあると感じます。本作もその例外ではなく、気軽に手に取れる読書の箸休めとしてぴったり。特に、オーディオブックとの相性の良さが際立ちます。声優さんの演技が作品世界をさらに広げ、キャラクターたちの個性が耳を通じて深く伝わってきます。シリーズが進むにつれてキャラクターへの愛着が増し、どんどん物語に引き込まれていきました。耳で聞いた後に原作を読み返したり、映像化された作品を追いかけたりと、二度楽しめるのもライトノベルならではの醍醐味です。この「負け確ラブコメ」シリーズ、次巻も追いかけていきたいと思います!
Posted by ブクログ
自分らしくいることの大切さを教えてくれる小説
今回は志喜屋夢子の謎と自分にないものを求めてしまう話でした。
志喜屋さんは個人的に好きなので、この巻はかなり楽しかったです。
自分になく、相手にある個性を求めてしまう気持ちはとても分かります。
それでも、他の人のない個性を自分が持っていると分かるいいなって思います。
最近、この小説のヒロインがわからなくなります。(笑)
今はアニメもやっているので、今後が楽しみです。