藤栄道彦のレビュー一覧
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ネタバレほんと、この『最後のレストラン【ダンテ】』、面白い。
当然と言えば当然だけど、前シリーズとは違った面白さっつーか、読み手に異なる衝撃を与えてくる。
これから読み始めても、十分に楽しめるだろうけど、やはり、先のシリーズを読んでからの方が、より深さを感じ取れる、一ファンとしては思うので、お勧めしたい。
先のシリーズよりもブラックユーモアさが際立っているけど、その塩梅が絶妙で、読み手に不快感は一切、与えず、むしろ、人生で得られる幸せとは何か、どのくらいのものか、などを色々と考えせてくれる。
差異はあるにしろ、この(2)に登場、いや、来店しているお客様もまた、歴史に名を残しているが、やはり、クセが強い -
Posted by ブクログ
ネタバレ一風変わったグルメ漫画の代表格として、そのタイトルが挙がるであろう、『最後のレストラン』
この『最後のレストラン』は(23)で、「そう来たか」とファンを唸らせ、ぐぅの音も出ないハッピーエンド―少なくとも、私はそう感じているし、他のファンがこれは違うと感じている可能性もある―で完結を迎えた。
しかし、人は食べなければ生きていけないからこそ、レストランには新たな客は訪れ続けるものだ。
この『最後のレストラン【ダンテ】』は、『最後のレストラン』の良さを継承しつつ、先シリーズとは違った小粋なブラックさも醸しており、今後も買い続けよう、と強く思わせてくれる内容になっていた。
まぁ、そうでなければ、感想を -
購入済み
キュリー夫人
夫人2回に夫も娘もノーベル賞って凄すぎてもうわからない(笑)。
放射能で健康を害しながら研究を続け・・・、壮絶すぎる。
この巻は伝記などで有名な客達揃い踏みなうえ、ホテル進出もあり
現世(?)のほうも面白い。 -
Posted by ブクログ
ゆたぼんスタディ号までネタにしてあってニヤリ。
園場は今巻、デリバリーの用意をすると安土桃山〜江戸初期辺りにタイムスリップしてしまう仕様。
いつもはお客さんの方からタイムスリップしてヘブンズドアの店へ訪れるので異色。
キッチンカーと一緒に飛ばされたときは、食材も調理法も楽そうだったが、宅配バイクだけで飛ばされたときも難なく一皿を出していたので、かまどとかでの調理もできるのだろう。
出した一皿にダメ出しをされて、説教を受け、それこそが引き出されたものであると分かったときのニンマリ感。
死神呼ばわりされてるのもまたおかしみを誘う。
古田重然(織部)が通しで割と出てくるが、今巻のトリを務め