藤栄道彦のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
御奴さん結婚?
話はいつもの如く面白いのですが、何よりキャリアウーマンぽい御奴さんが結婚しそうなのにはおどろきました。それも主人公と性格の良く似た駄目男。もしかしたら惚れてたのと勘ぐってしまいました、
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購入済み
大源と色鳥
大源と幼女型の座敷童である色鳥の意外な組み合わせが見ていて楽しいです。大源が石妖と川姫に生気を吸われてゲッソリした時に色鳥が助け舟を出すところ、こんな妖怪なら近くにいてもいいなあと感じました。
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購入済み
絵が良くなってきた!
一時期、デジタル作画の移行で絵が変な感じでしたが、今巻ではあまり違和感無く読めました。
絵が良くなってきた感じがします!
ストーリーも面白かったので、次巻が楽しみです! -
購入済み
コロボックル、ジェット婆
特にランニングシューズを履いたジェット婆と首無しライダーの勝負が笑えました。シリーズを通して水木御大が描いたように不気味な印象しか無かった妖怪が人間社会で共存していく流れがいい。ジェット婆に限らずコロボックルのレルラもウォシュレットを喜んで使う頑張り入道も微笑ましい。
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Posted by ブクログ
ネタバレこの『妖怪の飼育員さん』も、『からくりサーカス』や『終末のワルキューレ』と同じく、自分の感性を信じて、「面白い」と言える、言わせてくれる作品の一つ
あくまで、私個人の印象だが、藤栄先生は、単に笑える「面白さ」だけではなく、読み手に自分の考え方を持たせるキッカケとなる深さも意識して、この作品を描いているように思う
妖怪が単なる悪いヤツだったり、気軽に付き合える隣人だ、と断定せず、人の方が適切な距離感を保つことを意識しておかねばならない存在、と感じさせる表現は秀逸じゃなかろうか
大抵の日本人なら知っている有名な妖怪から、こんなのがいるんだ、とビックリさせられる認知度が低めな妖怪も登場するので、それ -
購入済み
面白かったです
前巻のアクションものっぽいものも良かったけれど、この巻のヒューマンドラマっぽい話や、時節ネタでちょっとヒヤヒヤする話とかがとても面白かったです。飼育員さんの妖怪を大切にお世話しようとする行動から、滑稽な話の流れになったり、真剣な話になったり、人生の教訓がピリリと効いていたり楽しめました。
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購入済み
珍しく続きもの
前巻の最後の話の続きから、まるでアクション映画と怪獣映画を一緒に見ているようで面白かったです。そしてまた最近の世相や流行を皮肉ったお話も。妖怪の生態に何か人間にとって役に立つ意味のあるものを求めようとして、かえっておかしな結果になってしまうところが面白かったです。
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購入済み
世相の風刺が面白い
妖怪の生態などの紹介を通して、最近話題になっていたことなどを風刺している話の構成が面白いです。うわっきわどいなという風刺に思わずクスリと笑ってしまいます。テレビ番組でやっていた沼の水を抜いて生態系がどうのという最初の話など皮肉が効いていて面白かったです。
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Posted by ブクログ
今回の話のケネディ大統領、キャラがめちゃめちゃ好みだった!泣いた。
正直ケネディってよく知らなくて、確かに作者が言っているように、「衝撃映像」系の話とマリリン・モンローの関係とかそういうのしか知らず……そして興味もなかった(キューバ危機の時の大統領がケネディだったというのも認識してなかった。歴史やってる者として失格)のだが、今回の話を読んで、ケネディは本当は何をなそうとしたのか真面目な本を読んでみようと思った。かなり本気で。
もちろん漫画と実像は違うのは百も承知なのだが、ケネディって実際はどんな人物だったんだろう?と知りたい!と思わせる力があったな。
悪人ヅラなのにこのキャラっていうギャップも -
購入済み
なかなかきわどい次節ネタが
知ってる妖怪から、初めて知った妖怪まで色々出てきて、その妖怪の特性まで紹介されているので面白いです。そしてちょいちょい出てくる際どい次節ネタに笑いが我慢できませんでした。
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Posted by ブクログ
ネタバレと言うほど、大袈裟じゃないが、この(13)で来店するお客様は美女オンリー
これまでも、大勢の女性客が、「ヘブンズ・ドア」で園場たちの料理に舌鼓を打ち、人柄に触れ、言葉で満足して逝った
一巻丸々で女性客ばかりってのは、初の試みではあるが、当然、この巻でも、お客様をガッカリはさせていない
満足する死とは何だ、その質問に対する、ドンピシャな答えはなく、人それぞれであるのは言うまでもないけど、少なくとも、自分のリクエストにしっかりと応えてくれた料理で舌、腹、心が幸福感を覚えたのなら、不満足ってことはなかろう
どうして、藤栄先生が、この(13)を女性客のみにしたのか、その理由は、私なんぞにゃ察 -
Posted by ブクログ
印象は人それぞれだろうけど、やはり、私の中で、この『妖怪の飼育員さん』は上位
これに勝っているのは、それこそ、『うしおととら』や、みなぎ得一先生の各作品だ
藤栄先生の絵が上手い、それぞれの妖怪の“らしさ”を殺さないストーリー作り、ちょいブラック寄りの時事ネタをぶっこんできたり、あの芸能人に似てるな、と感じるデザインのキャラや妖怪が登場したり、と色々な魅力が詰まっている
それらが争わず、調和を保っているのは、やはり、藤栄先生が、これまでの経験をしっかり活かしてるんだろうなァ
笑える内容の一方で、妖怪よりも非道な行いをする人間の業にやるせなさを感じさせる回もあって、引き出しの多さにも感服する
妖 -
Posted by ブクログ
貶すつもりはないんだけど、ほんと、よく続くなぁ、この歴史×食漫画
英雄や偉人は星の数ほどいて、彼らが抱えていた悩みに絡む、現在の厄介事も尽きぬから、ネタには困らないんだろうけど、その二つを、どちらも活かすストーリーを考えるってのは、相当に難しそう
ただ、この『最後のレストラン』や『妖怪の飼育員さん』を読んでいると、何となく、藤栄先生が、ちょい変態なのかな、と思う事はあるので、その大変さも楽しめているのかも知れない
この作品に、私も含め、ファンが多い理由は、色々だろう
英雄が好きで、藤栄先生は、彼らの良さを活かしてくれているから、って人もいるだろう
凌が来店した偉人らの注文に応えて出す、アイデ -
Posted by ブクログ
ほんと、面白い
妖怪モノ好きとしちゃ、自信を持ってお勧めできる
極端な言い方をすれば、この『妖怪の飼育員さん』を読んでいないのに、妖怪モノが好き、と名乗る奴は偽物じゃなかろうか
藤栄先生は、そこまでじゃないよ、と言うかもしれないが、私にとっちゃ、それくらい大好きな作品だ
様々な魅力がギュッと詰まっているが、やはり、皮肉のエッジが効いているってのは、確かな強みだ
藤栄先生が、普段から、ニュースや新聞、ネットをチェックして、ネタ探しに手を抜いていない、と読み手に伝わってくるくらい、時事問題の扱い方が上手い
妖怪の個性を上手く絡める事で、世間を騒がせた事態をからかい、おちょくり、笑いに変える。これは