藤栄道彦のレビュー一覧

  • 妖怪の飼育員さん 11巻【電子特典付き】

    購入済み

    妖怪なんだから人間の都合のいいようには動いてくれんないってとついつい今回もツッコミを入れたくなりました。世間で話題になった出来事を妖怪を絡めて面白おかしく皮肉る安定のお話が楽しかったです。

    #ほのぼの #笑える #泣ける

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    2022年04月19日
  • 最後のレストラン 3巻

    購入済み

    道標

    何回も読んでその度心に響く。哲学書の様な物なのに読みやすくなって面白い。

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    2022年01月21日
  • 最後のレストラン 1巻

    無料版購入済み

    バイブルになるかも

    最期の時の前偉人がタイムリープ
    心に響くやり取りで美味しく味わい
    帰り最期を迎える。
    店主はなりきりさんと思い続けるが、
    状況的に本物でしか有り得ないのでツッコミ所ですが
    前田さん最強すぎてもう神。
    店主も人生の指針となるような考えを示します。この人が言わないよねってツッコミ所ですが。
    心に響く言葉が多くお金の許す限り買いたくなりました。

    #タメになる #深い

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    2021年11月21日
  • 最後のレストラン 18巻

    ネタバレ 購入済み

    御奴さん結婚?

    話はいつもの如く面白いのですが、何よりキャリアウーマンぽい御奴さんが結婚しそうなのにはおどろきました。それも主人公と性格の良く似た駄目男。もしかしたら惚れてたのと勘ぐってしまいました、

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    2021年11月16日
  • 妖怪の飼育員さん 9巻

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    ネタバレ

    神野の登場が多い回。あまりに妖怪に詳しいことにおかしいと思う人はいないのかな。どちらかと言えば妖怪マニアと思われてるかも…
    鳥月とのデート回とか助けているシーンとかが好き。

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    2021年11月12日
  • 妖怪の飼育員さん 10巻【電子特典付き】

    購入済み

    妖怪は妖怪

    妖怪の習性を人間の都合の良いように利用しようとする話がこの巻には何度か出てくるけれど、妖怪は妖怪のルールで生きているので人間が利用とするたびにうまくいかなかったり、悪い結果になったり。人間の欲や業の深さを皮肉っているようで面白かったです。

    #感動する #ほのぼの #笑える

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    2021年10月19日
  • 妖怪の飼育員さん 9巻

    購入済み

    やっぱり風刺が効いている

    毎巻、連載時の時節風刺ネタが面白い。人の欲が反映された妖怪の生態を題材にした話も面白い。それを皮肉るオチも思わず笑ってしまう。

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    2021年03月13日
  • 妖怪の飼育員さん 2巻

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    烏天狗がちょいちょい要で出てくるのが好き。話の中では猫又や豆腐小僧が好きだった。
    出てくる妖怪は皆ちょっと親切で可愛らしい。

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    2020年12月30日
  • 妖怪の飼育員さん 7巻

    購入済み

    大源と色鳥

    大源と幼女型の座敷童である色鳥の意外な組み合わせが見ていて楽しいです。大源が石妖と川姫に生気を吸われてゲッソリした時に色鳥が助け舟を出すところ、こんな妖怪なら近くにいてもいいなあと感じました。

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    2020年11月11日
  • 最後のレストラン 16巻

    購入済み

    絵が良くなってきた!

    一時期、デジタル作画の移行で絵が変な感じでしたが、今巻ではあまり違和感無く読めました。
    絵が良くなってきた感じがします!
    ストーリーも面白かったので、次巻が楽しみです!

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    2020年10月12日
  • 妖怪の飼育員さん 3巻

    購入済み

    コロボックル、ジェット婆

    特にランニングシューズを履いたジェット婆と首無しライダーの勝負が笑えました。シリーズを通して水木御大が描いたように不気味な印象しか無かった妖怪が人間社会で共存していく流れがいい。ジェット婆に限らずコロボックルのレルラもウォシュレットを喜んで使う頑張り入道も微笑ましい。

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    2020年10月10日
  • 妖怪の飼育員さん 7巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この『妖怪の飼育員さん』も、『からくりサーカス』や『終末のワルキューレ』と同じく、自分の感性を信じて、「面白い」と言える、言わせてくれる作品の一つ
    あくまで、私個人の印象だが、藤栄先生は、単に笑える「面白さ」だけではなく、読み手に自分の考え方を持たせるキッカケとなる深さも意識して、この作品を描いているように思う
    妖怪が単なる悪いヤツだったり、気軽に付き合える隣人だ、と断定せず、人の方が適切な距離感を保つことを意識しておかねばならない存在、と感じさせる表現は秀逸じゃなかろうか
    大抵の日本人なら知っている有名な妖怪から、こんなのがいるんだ、とビックリさせられる認知度が低めな妖怪も登場するので、それこそ、『奇異太郎少年の妖怪絵日記』と同じく、妖怪の事を知る入門書としてはピッタリかもしれない、と私は思う

    この(7)は、初っ端から、読み手をハラハラさせてくれた
    空中で激しい戦闘を繰り広げる餓者髑髏と蛟龍ってのは、私みたいなタイプの漫画読みの心をイイ感じに刺激してくれる
    前巻から出された、数多いる妖怪の中で最速は何なのか、って答えも出た
    まさか、姥ヶ火だったとは
    マッハ12って、それこそ、ウルトラマン達よりも速く飛べるんじゃないだろうか。それでいて、ソニックブームで周囲に、甚大な被害を発生させないってんだから、妖怪って、ほんと、不可思議
    助っ人ならぬ助っ妖怪の姥ヶ火さんの援護で、蛟龍の奪熱による行動強制停止に追い詰められていた餓者髑髏が押し返すって、戦いの流れも、これまた、セオリーを抑えていてくれて、グッと来る
    勝てる事が確定しているために、無駄に接近戦を仕掛けてこない蛟龍に対し、強力な威力の一方で有効範囲が狭い餓者髑髏が、荒っぽく見えて、実に理に適っているやり方で、戦意を喪失させるほどの一撃を喰らわせたのも見事
    トドメの一撃を刺そうとする餓者髑髏を制止し、蛟龍を逃す判断を下した鳥月さんの心、これにも強さを感じる
    この太い芯があるからこそ、彼女は大物感がある妖怪に気に入れられるのか
    そんな彼女の優しさに触れていく事で、餓者髑髏に、今後、どんな変化が起きていくのか、楽しみ。それこそ、会話が可能になるんじゃないだろうか、と期待している
    オチも、これまた、藤栄先生らしいものだった
    この作品を受験生が読んでいるのか、その辺りは微妙にしろ、予防の一手をきっちりと打っておくあたり、さすがの一言だ

    この(7)のラストでは、鳥月さんを気に入っている一体である神野さんが、人の姿を模し、妖怪園の職員として潜入している
    ほんと、これまた、私個人の勝手な印象だが、烏月さんは亞の正体が、神野さんだ、と察した上で、新人さんとして接しているんじゃないだろうか
    ぽやぽやしているようで、その手の勘が鋭い彼女なら有り得るんじゃないだろうか
    彼女を含め、多くの人間を知っていくことで、神野さんの意識に、どんな変容が生じるのか、この辺りも、今後、楽しみな一つ
    私としては、鳥月さんと同じくらい、大源さんと絡んで欲しい
    BL的な意味合いじゃなく、大源さんは、鳥月さんとはベクトルが違うにしても、妖怪からの信頼と信用をガッツリ掴み取っている人物
    この(7)でも、しっかりと出番を確保している大源さん
    ここまで、個性がブレず、自分がやりたいように暮らせる心の強さと強かさは実に羨ましい
    まぁ、同じ男として、「おいおい」と思う事はあるんだが
    神野さんに、「こいつぁ、只者じゃねぇな」と呆れられながらも、一目置かれるような活躍をしてもらいたいトコ

    どの回も面白かったが、個人的に、藤栄先生への好感度がドッカンと上がったのは、番外編「つぶらの方式」だった
    確実に、ヒロインの立場を強めてきている彼女の信念と言うか、揺るがぬモノが、この番外編で描かれている
    藤栄先生の、漫画に対する考え方はこうなのか、と知れたのも嬉しい
    押しつける感じはないが、ストンと嵌ったのも、これまた事実
    面白いモノは面白い、それでいいのだな、と思わせてくれたことに感謝
    果たして、これから、つぶらちゃんと地田くんは、どうなっていくのか、楽しみ
    つぶらちゃんの、中学生にしては過剰の感はある漫画愛に対して、驚かされながらも、ドン引いてしまったわけでもなさそうだ、この地田くんは
    アオハルなラブコメっぽくなるのであれば、それはそれで、大歓迎
    ただ、つぶらちゃんの単眼に映っているのは、今、意外な男らしさをちょいちょい発揮してくる大源さんっぽい
    ほんと、どうなるのかねェ

    この台詞を引用に選んだのは、深いなぁ、と感じたので
    困難に立ち向かっていくのに必要な勇気ってのは、怖いものがあるからこそ、心に生まれ、鍛えられていくモノだ
    悪い意味で、怖いもの知らずである人間の胸に巣食うのは、勇気ではなく、蛮勇もしくは無謀さだ
    世の中には怖いものがいっぱいあるし、自分なりに上手いこと折り合いをつけていかなきゃいけない事が溢れている、と自覚していなきゃ、人は己の傲慢さに溺れていき、いつか、手遅れになる
    まぁ、とっくに、越えちゃいけないラインを越えているのかもしれないが、人間は
    今なら、ギリギリ間に合うかもしれないので、人々が幸せで笑える世界を作るのが自分の使命だ、と信じているリーダーさんは、どうか、今一度、「怖い」って感覚を取り戻してほしいもんですね
    子供に悪い事をしちゃいけない、と教える時、堅苦しい説明をするのではなく、子供が自分で納得できる、なおかつ、「怖い」を知れるような説き方を、大人としてしたいんですが、これが実に難しい
    「妖怪っていうのは、人間が人知の及ばないものを恐れる事、その事実なんです。恐れるものが無くなったら、人間は傲慢になる一方ですよ。オバケがいなかったら、小さい子に夜更かしをさせないのだって、大変です」(by鳥月日和)

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    2020年08月23日
  • 妖怪の飼育員さん 8巻

    購入済み

    面白かったです

    前巻のアクションものっぽいものも良かったけれど、この巻のヒューマンドラマっぽい話や、時節ネタでちょっとヒヤヒヤする話とかがとても面白かったです。飼育員さんの妖怪を大切にお世話しようとする行動から、滑稽な話の流れになったり、真剣な話になったり、人生の教訓がピリリと効いていたり楽しめました。

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    2020年08月08日
  • 妖怪の飼育員さん 7巻

    購入済み

    珍しく続きもの

    前巻の最後の話の続きから、まるでアクション映画と怪獣映画を一緒に見ているようで面白かったです。そしてまた最近の世相や流行を皮肉ったお話も。妖怪の生態に何か人間にとって役に立つ意味のあるものを求めようとして、かえっておかしな結果になってしまうところが面白かったです。

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    2020年06月09日
  • 妖怪の飼育員さん 6巻

    購入済み

    世相の風刺が面白い

    妖怪の生態などの紹介を通して、最近話題になっていたことなどを風刺している話の構成が面白いです。うわっきわどいなという風刺に思わずクスリと笑ってしまいます。テレビ番組でやっていた沼の水を抜いて生態系がどうのという最初の話など皮肉が効いていて面白かったです。

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    2020年06月09日
  • 最後のレストラン 14巻

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    今回の話のケネディ大統領、キャラがめちゃめちゃ好みだった!泣いた。
    正直ケネディってよく知らなくて、確かに作者が言っているように、「衝撃映像」系の話とマリリン・モンローの関係とかそういうのしか知らず……そして興味もなかった(キューバ危機の時の大統領がケネディだったというのも認識してなかった。歴史やってる者として失格)のだが、今回の話を読んで、ケネディは本当は何をなそうとしたのか真面目な本を読んでみようと思った。かなり本気で。
    もちろん漫画と実像は違うのは百も承知なのだが、ケネディって実際はどんな人物だったんだろう?と知りたい!と思わせる力があったな。
    悪人ヅラなのにこのキャラっていうギャップもいいなぁ……。自分の創作に生かしたい(笑)
    そして相変わらずぶれない主人公がいいな。
    ムッソリーニのヒストリエネタひどくね?(笑)ドゥーチェネタはよくわからないけど、なんか可愛いわこのムッソリーニ。

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    2020年02月21日
  • 妖怪の飼育員さん 1巻

    購入済み

    なかなかきわどい次節ネタが

    知ってる妖怪から、初めて知った妖怪まで色々出てきて、その妖怪の特性まで紹介されているので面白いです。そしてちょいちょい出てくる際どい次節ネタに笑いが我慢できませんでした。

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    2020年01月18日
  • 最後のレストラン 13巻

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    ネタバレと言うほど、大袈裟じゃないが、この(13)で来店するお客様は美女オンリー
    これまでも、大勢の女性客が、「ヘブンズ・ドア」で園場たちの料理に舌鼓を打ち、人柄に触れ、言葉で満足して逝った
    一巻丸々で女性客ばかりってのは、初の試みではあるが、当然、この巻でも、お客様をガッカリはさせていない
    満足する死とは何だ、その質問に対する、ドンピシャな答えはなく、人それぞれであるのは言うまでもないけど、少なくとも、自分のリクエストにしっかりと応えてくれた料理で舌、腹、心が幸福感を覚えたのなら、不満足ってことはなかろう

    どうして、藤栄先生が、この(13)を女性客のみにしたのか、その理由は、私なんぞにゃ察せぬけど、アリだと思う
    藤栄先生は、女性を女性として見てるんだなぁ、と感じられた
    男より劣っている存在であると蔑まず、男より優れていると妬まず、自分にしか出来ない生き方をしている女性に対しては、対等な敬いの心があるからこそ、この(13)で来店した女傑らの生き様を、藤栄イズムで描けるのではないか
    世界と歴史には、まだまだ、日本人がよく知っていない、偉業とまではいかないにしろ、確固たる覚悟を持っていた女性がいるもんである
    彼女達のキャラクターを教えてくれた、この(13)も、実に良い味だった

    来店したお客様を料理と接客で満足させる、料理人かつ経営者として、当たり前だけど難しい事をやってのけている園場には、素直に感服する
    とは言え、女性問題に対する進展が、ちょっと参るな、とは心配に
    元からの性格や、これまでの経験もあって、恋愛や結婚について、どこか及び腰である園場
    ジャンヌと好美に二股をかけている訳ではないにしても、どちらからも特別な感情は、ハッキリと向けられている訳だから、その時が来たら、答えは出さなきゃならない
    まぁ、何だかんだで、彼なら腐った行為はしないだろう、と思えるだけの信頼はしているんだけど

    この台詞を引用に選んだのは、園場らしい、と感じる一方で、仕事をしている人間にとっては大事かもな、と考えたので
    失敗はしない方が良いに決まっている
    しかし、綿密に準備しても、失敗は起きてしまう事もある
    では、準備はするだけ無駄なのか
    そうじゃないと思う
    準備はしておいても、失敗は起きるかもしれない、と気を付けておく事で、行った準備の粗が見えて、直す事が出来る
    それによって、偶発的な要因から生じた失敗が、致命的なものになってしまう事だけは避けられるんじゃないだろうか。また、そういう人は、失敗から、ちゃんと学んで、次の人が失敗しないフォローが出来る
    逆に言えば、その意識がない人間は、取り返しのつかないミスをして、自力で挽回も出来ないだろう
    こうやって飄々と、悪びれもせずに言ってのけられる園場凌と言う男だからこそ、何気に、大失敗はしてないのだ
    「失敗はおり込み済みだったの?」
    「まあ、いくら、ベストを尽くしても、失敗する時はするので仕方ありませんよ」(byアメリア・イアハート、園場凌)

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    2019年12月12日
  • 妖怪の飼育員さん 6巻

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    印象は人それぞれだろうけど、やはり、私の中で、この『妖怪の飼育員さん』は上位
    これに勝っているのは、それこそ、『うしおととら』や、みなぎ得一先生の各作品だ
    藤栄先生の絵が上手い、それぞれの妖怪の“らしさ”を殺さないストーリー作り、ちょいブラック寄りの時事ネタをぶっこんできたり、あの芸能人に似てるな、と感じるデザインのキャラや妖怪が登場したり、と色々な魅力が詰まっている
    それらが争わず、調和を保っているのは、やはり、藤栄先生が、これまでの経験をしっかり活かしてるんだろうなァ
    笑える内容の一方で、妖怪よりも非道な行いをする人間の業にやるせなさを感じさせる回もあって、引き出しの多さにも感服する

    妖怪はCGで作る必要があるので、ドラマ化は、何気に大変だと思うんだが、できりゃ、実現してほしい
    あくまで、私の勝手な要望なんだけど、筋と芯の通っている、大人の妖怪女性好きである大源は、『仮面ライダーゴースト』でアラン、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』で石上優を演じた、磯村勇斗さんに演じて欲しい
    磯村さんは、ここ最近、色々な役を任され、十分な経験を積んでいるので、大源のようなキャラも、しっかりと、自分の実力をアピールした上で、魅力を引き出してくれる、と期待している

    そんな大源に劣らぬほど、個人的にお気に入りのキャラが、陸奥先生
    陸奥先生のように、普段は、同僚の個性の強さに振り回され、自身もアクの強さを出しながらも、その過去には、重い失敗があるキャラがいると、作品全体に締まりが出るんだな、と学ばせてもらった
    誰に演じて欲しいか、と聞かれると、少し困る
    藤栄先生が、ドレッドヘアーじゃなくてもOK、と許可してくれるなら、武田真治さんに「やってくれませんか?」とお願いするんだが

    この(6)は、次巻への引っ張り方が上手い
    帰郷する鳥海さんが乗る飛行機が、中国妖怪の蛟龍に襲われてしまう
    積み込まれていた荷物から生み出された(?)ようだが、鳥海さんが乗っていた飛行機に積み込まれていたってのは、果たして、偶然なんだろうか
    また、気になる点は、もう一つ
    蛟龍が巻きついた飛行機内では、蝋人形のように、乗客がピクリとも動かなくなってしまう。また、物も不自然な形で、空中に固定されている
    しかし、意識がしっかりしている乗客もいる
    これは、どんな意味があるのか
    ともあれ、何もしなかったら、このまま、蛟龍に飛行機を落とされてしまうので、鳥海さんは空である事に不安を覚えつつも、餓者髑髏の召喚を試みた
    呼び出しは無事に成功し、開戦する餓者髑髏vs蛟龍
    作品のジャンルが変わっちまうなぁ(笑)
    それにしても、陸奥先生が問題として出していた、この世で最速の妖怪とは何だろうか
    光速で移動できるか、もしくは、自分の体を光に出来る妖怪なんていたかな

    どの回も、藤栄先生らしいな、と感じるが、個人的に推しなのは、#67「片輪車」
    ここ最近、運転マナーがなっていない輩や、判断能力の低下などで暴走する高齢者が増えてきているので、正しい運転意識をしっかり持って、安全運転技術を体得した片輪車さんは、尊敬に値する
    車がないと、生活に支障が出る、それも解かる。けど、自分の人生を台無しにする事も想像できず、他者の生活の平穏を脅かし、時に命を身勝手に奪う奴には、運転なんかして欲しくないもんだ

    この台詞を引用に選んだのは、確かに、と感じたので
    身も蓋も無いな、とは思うけど、頭ごなしに否定する気も起きない事実だ
    逃げるな、とは言わんが、逃げた先でも、何も出来ないんじゃ、しかたない
    二つに分かれている道が目の前にあって、どちらも辛い道のりになると分かっているのなら、ちょっとでも良い方を選んでいいのだ
    よりキツい道を選べない人間を、私は軟弱者とは思わないけど、決断するために熟考している人を、強引に、そちらへ進ませようとする奴は許せない
    しかし、海座頭さんが、座頭市もとい藤虎に似ているのはともかくとして、被っている帽子が・・・・・・まぁ、こういうギャップも大事か
    「生きていても、死んでても、苦しむのなら・・・家族のいる分、生きてた方がマシでした・・・」
    「へえ、結局、マシな苦しみかたを選ぶのが、人生ってもんでさあね。ほいじゃ、まあ、娘さんに、特別、あっしからのプレゼントとしゃれこみやすか」(by自殺したサラリーマン、海座頭)

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    2019年09月27日
  • 最後のレストラン 12巻

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    貶すつもりはないんだけど、ほんと、よく続くなぁ、この歴史×食漫画
    英雄や偉人は星の数ほどいて、彼らが抱えていた悩みに絡む、現在の厄介事も尽きぬから、ネタには困らないんだろうけど、その二つを、どちらも活かすストーリーを考えるってのは、相当に難しそう
    ただ、この『最後のレストラン』や『妖怪の飼育員さん』を読んでいると、何となく、藤栄先生が、ちょい変態なのかな、と思う事はあるので、その大変さも楽しめているのかも知れない

    この作品に、私も含め、ファンが多い理由は、色々だろう
    英雄が好きで、藤栄先生は、彼らの良さを活かしてくれているから、って人もいるだろう
    凌が来店した偉人らの注文に応えて出す、アイディアが光る料理が面白くて、美味しそうって人もいそう
    どちらかと言うと、私は、凌の料理よりも、考え方や、それから生じる言動に好感が抱ける派
    小人物のように見えて、意外に懐が広く、器が大きく、底が見えない
    大物っぽさはないんだけど、妙なカリスマ性がある
    中々に愉快な人物だ、園場凌は
    そんな彼が作る料理だからこそ、クセが強く、一筋縄じゃいかない傑物らも満足し、そして、その料理に彼が込めた真意に納得するに違いない

    この(12)では、注目すべき新展開となっている
    ジャンヌを聖女と崇めすぎた結果、性根が歪んでしまったジルドレの放った火によってダメージを被ったヘブンズドアだけど、ついに、リニューアルオープン
    それに伴い、この店にも、新たな戦力が加わる事に
    これまでいなかったのは、美味しい料理に合うアルコール飲料を提供できるプロ・ソムリエ
    洋食店に必要不可欠なポジションに、かつて、ヘブンズドアの金を持ち逃げした奴を再雇用するって展開が、これまた、藤栄作品らしいんじゃないだろうか
    そのソムリエ・一瀬の愛娘、風美ちゃんも、何気に、味の濃そうなキャラになりそうだ
    言仁君の妹ポジションに収まる事で、どんな活躍(大暴れ?)をしてくれるのか、今から楽しみなような、ハラハラするような

    この巻で来店する偉人も、これまた、インパクトがある人物ばかり
    目玉と言えるのは、やはり、歴史上に何十人もいるであろう、逆臣の中でも、特に有名な明智光秀と西郷隆盛じゃないだろうか
    それぞれで来店するのではなく、共に来て、凌の料理と言葉で、かつては気付けなかった大切な物が、やっと、自分の目で視え、同時に、無二の親友を得るって展開が、実にグッと来る
    もちろん、ホセ・リサールやアレクサンドロスⅢ世の回にも、学ぶべきことは多かった

    この台詞を引用に選んだのは、藤栄節だなぁ、と感じたので
    さすがに、私は、まだまだ、こういう心持ちには到れん
    面白い小説を書けた、その自信を持って過ごそうとしても、やはり、事あるごとに不安に揺さぶられ、オロオロしてしまう
    中々に、チャンスを掴めないのも、私の精神的な脆さが、文章に出ているからなのかも知れん
    それにしたって、現実には、こんな政治家や大臣はいないってのが悲しいやら、呆れるやら
    「ま、やることはやったんだ。あとは、なるようにならあ。すべきことをしたなら、男はな、あとは大いばりで寝てりゃいいんだよ」(by岸外務大臣)

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    2019年04月20日