藤栄道彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
権威、権力など今回は自分の内側だけでない、他人の目から見た自分をどう捉えるか。自分の中では他者がテーマだった4巻だと思いました。
他者の目。偉人というと確固たる自己と自信をもって自らの道を切り開いた人が目立ちます。しかし、そうした人々が思う他者の目ってどうなんだろうと思いを馳せてみると急に彼らが人間らしく思えてきます。リンカーンのように権威に憧れをもつもの、ガンディーのように他者に思いを伝えるための行動するものなど今巻は特に他者がキーワードでした。巻末にでてきたリチャードも騎士道を遵守することで他者が見る自分をいかに確固たるものにするかを大事にしていましたね。沢村栄治も期待という他者の思いを自分がどう叶えるかに悩み、自分だけではない誰にしもくる明日に希望を抱く。自分も偉人というとワンマンショーで突っ走るイメージが先行していましたがこうしてみれば誰よりも他者の気持ち、他者の目を気にしたからこそ偉人になったものもいるのではないかなぁと想像すると面白かったです。
普通の人間が十人十色ならば偉人もその枠からは外れず、いろんなタイプがいます。そうしたタイプをこうして順々にみるとまた違った偉人像がでてくるのは実に面白いです。なんだか学校の図書室で見ていた偉人伝記をまた見たくなってくる作品ですね最後のレストランは。 -
Posted by ブクログ
今巻も安定して時代、地域によって変わる食事と偉人を主軸にして作者の伝えたいことがしっかり描かれた話でした。
後悔を残せず人は死ねるか。偉人、一般人問わず後悔がなく死ねるということは稀な例だと思います。土方歳三の回での生の考え方、ナポレオンの失敗もまた英知というセリフ、エリザベートの気づけなかったものなど今回は後悔がテーマだったのではないかと思いました。生の役割を全うし失敗を恐れず他者と関わり続ける。そうした生き方が出来れば偉人と同等あるいはそれ以上の生き方だってできるんじゃないかなぁと今回読み終わったあとぼんやり考えました。
新キャラレギュラーキャラの安徳天皇と御奴さん。現代サイドの新キャラ御奴さんが増えることにより料理の解釈にも幅ができそうです。今回は鮭の話でしたが、誰のために作るかという部分が抜けた瞬間料理はただの飾り物になってしまうという基本に振り返ったいい話でした。安徳天皇の味覚も同じ日本に住んでいても時代によって違うことを描いた面白い話だったと思います。
最後のレストランはそれぞれ役割がハッキリしている分テンポよくすすみますが、安徳天皇のような存在がその輪に入った時どういう話になるのかけっこうこの先の展開が気になります。なにはともあれショタ?ロリ?は最高かわいいね!といったら恐れ多いのか・・・ -
Posted by ブクログ
ネタバレ歴史上の偉人が死の間際に現代にある主人公のレストランへ強制転送され、
偉人らが抱える悩みを料理で解決。
料理の対価として何かを受け取ったのち、それぞれの時代に戻り死へ直面。
というコンセプトは面白いし、
客として店を訪れたジャンヌ・ダルクが
そのまま居座ってウェイトレスとして店で働く。
という展開も重くなりがちな展開に花を添え、
登場する料理人、ウェイトレス、ソムリエらも一癖あるくせ者揃いで
とても読み応えのある漫画なのですが、、、
11巻辺りからでしょうか。
作者の政治信条・信念が露骨に本編に反映されてきて読むのを停止しています。
政治に限らず、個人の信条・信念を否定するつもりはありませんが
それを露骨に作品内に投影し、
作品の雰囲気・方向性をそれまでとは少し違う道に逸らすのは
例えそれがテコ入れだとしても間違っているのではないかな。と思うのです。
でも物語自体はとても面白いので、最終巻の大オチが気になるんですよね。
気持ちが切り換えられたら購読を再開しようかな。 -
購入済み
完結
日中妖怪対決終盤。
完全に西遊記のキャラたちの戦いになって、いろいろあって。
ここまで大掛かりなことになったらきっちり終わったことにして
良かったと思うのですが、なんだかラストらしくない締め方だし、
あとがきだとまた描くかも、だそうで。
うーん、ともあれ、お疲れさまでした。