あらすじ
何の変哲もないレストラン「ヘブンズドア」に、時空を超えて偉人達がやってくる!しかもその偉人達は揃いもそろって死ぬ直前。彼らが生前最後に口にしたかった食べ物は一体?彼らの要求する無理難題にオーナー園場凌はどう立ち向かう??「コンシェルジュ」の藤栄道彦待望の最新作はタイムスリップ・グルメ・ストーリー!!1巻登場の偉人→織田信長、マリー・アントワネット、ガイウス・ユリウス・カエサル、坂本龍馬、ジャンヌ・ダルク。
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歴史に名を遺した人物が死ぬ間際に転移してきて最後の晩餐をするレストラン。
「異世界○○」とは少し趣向が違って別の面白さがある。
1巻に登場する人物たちは非業の死を遂げた人たちで、最後の晩餐に満足して元の世界に帰っていくという設定が良い。
人物ごとの歴史的な話も盛り込まれているし、
料理についても時代考証が反映されている。
レストランの名前が「ヘブンズドア」という点も粋ですね。
バイブルになるかも
最期の時の前偉人がタイムリープ
心に響くやり取りで美味しく味わい
帰り最期を迎える。
店主はなりきりさんと思い続けるが、
状況的に本物でしか有り得ないのでツッコミ所ですが
前田さん最強すぎてもう神。
店主も人生の指針となるような考えを示します。この人が言わないよねってツッコミ所ですが。
心に響く言葉が多くお金の許す限り買いたくなりました。
何度も読み返しています
ジャンヌダルクの話がとても面白かった。
偉人からの注文に対する料理の説明、ネタバラシも分かりやすい、かつ的を得ているというのが良い。
あと主人公のダメっぷりが可愛い。
まとめて数冊買ってしまったので、残りの巻もゆっくり買おうと思う。
Posted by ブクログ
古今東西の歴史上の偉人が、死ぬ間際に何らかの力で店を訪れ、料理を食べて満足を感じた上で死の瞬間が待ち構えている自分の『時代』へと戻っていく・・・そんな「よくありそうな」設定だったが、高い画力と滑らかなテンポで『ありがち感』を微塵も感じさせない
織田信長が好きな私だが、個人的には、ジャンヌ・ダルクの回が最も面白かった
主人公はキツい言い方をするなら、駄目人間ではあるが、その料理の腕は確かで、言う事も何だかんだで的を得た正論
そこが、この作品の魅力とも言えるか?
面白い設定
歴史上の人物に最後に食べて貰う料理とは?というお話。
やはり信長が印象的。出した料理自体は若干反則気味だが、そのあと園場に信長がかけた言葉が良い。
Posted by ブクログ
偉人の最後の食事を現代をベースに考えるという話。あまり蘊蓄すぎないのでサラッと読める。だいたい伝承通りの偉人になっているのでそれに合わせ悪戦苦闘するという流れは面白い。着眼点は間違いなく一流。
Posted by ブクログ
サクサク読めて面白かった!
やる気はないが出来るシェフ。
オールマイティな大学生と、若さ溢れる女子高生。
斬新な設定で、ゲストが楽しみ。
少しずつ客が入ってるのもいいね♪
Posted by ブクログ
@パンチみて購入。偉人たちの歴史ウンチクを語りつつ出身地の風土や歴史・文化を食に反映させててうまい作りだなぁと思いました。コンシュルジュもこれを機に買おうかな
Posted by ブクログ
歴史上の偉人が死の間際に現代にある主人公のレストランへ強制転送され、
偉人らが抱える悩みを料理で解決。
料理の対価として何かを受け取ったのち、それぞれの時代に戻り死へ直面。
というコンセプトは面白いし、
客として店を訪れたジャンヌ・ダルクが
そのまま居座ってウェイトレスとして店で働く。
という展開も重くなりがちな展開に花を添え、
登場する料理人、ウェイトレス、ソムリエらも一癖あるくせ者揃いで
とても読み応えのある漫画なのですが、、、
11巻辺りからでしょうか。
作者の政治信条・信念が露骨に本編に反映されてきて読むのを停止しています。
政治に限らず、個人の信条・信念を否定するつもりはありませんが
それを露骨に作品内に投影し、
作品の雰囲気・方向性をそれまでとは少し違う道に逸らすのは
例えそれがテコ入れだとしても間違っているのではないかな。と思うのです。
でも物語自体はとても面白いので、最終巻の大オチが気になるんですよね。
気持ちが切り換えられたら購読を再開しようかな。
Posted by ブクログ
『信長のシェフ』とは逆に、史実の人物が死の直前に主人公たちの営むレストランにタイムスリップして来て、無理難題を突き付ける。主人公がやる気ないネガティブ型なのは今いちだが、それゆえに歴史の偉人たちの無理難題に料理で応えるのが面白い。
Posted by ブクログ
歴史上の人物の中には、近代人によって人格を与えられた人物も多い。ここに登場するのは、その「作られた人格」を逆手に取り、「こいつらが人生最後に食べるとしたら、どんな料理が良いだろう?」をいうのを考えてみたというお話。
実際には、歴史上の「人格」などというのはナンセンスである。まして、それは自分たち自身が勝手に当てはめた現代人の希望にすぎない。エヴァよろしく「現実は夢の終わり」と言う事を思い知らされて終わるわけだが、この漫画においては、それは「偉人からオーナーへの一言」によってなされる。なるほど、「偉人の人格」とはこうして現代人に希望を与えるのか。
まあ、こういう仕掛けになっているので、以下のような「コテコテの偉人」だけがピックアップされています。日本からは、私の大嫌いなお二人が見事にエントリー。さすが、この作者は上記の「偉人の人格」がよくわかってます。
織田信長
マリー・アントワネット
カエサル
坂本竜馬
ジャンヌ・ダルク
・・・まあそれぞれが何を注文し、どんな会話をオーナーと交わしたのか、は中身に属する事ですが、これは比較的安全パイかな。
カエサル=禿げ・中年・ハッスル系→江頭2:50!という造形の発想は秀逸。実際、そんな感じのオッサンだったのかもしれませんね。
Posted by ブクログ
主人公のシェフが、実はへたれキャラだったのは意外だった。
なんとなく要領よく、難題を片付けていく人なのかと。
(まぁ、へたれとはいえ、結局は難題をこなしちゃうわけですが)
「信長のシェフ」の逆パターンですね。(客がタイムスリップしてくる)
しかし、ウエイトレスのお姉さんは歴史に詳しいし、フランス語、ラテン語なんでもいけるとは恐るべし。
色々残念
歴史上の偉人が、死の間際に現代の日本のレストランに現れ、最後の晩餐をするという話。
このアイデアは悪くない、いや、かなり良い。
が…、実際読むと色々残念。
まず、歴史考証がきっちりされていない。
本能寺の変に奥方とかって、誰ですか?
また、ストーリーの矛盾も多々ある。
まずは、フランス語やイタリア語が2コマ目からは会話できているところ。
「信長なら気に入らないと首をはねられそう」とか言っておきながら、最後に「本人のはずがない」という発言があったり、「マリーアントワネット」と認識しておきながら死刑になるという事にピンと来ていない点など。
要は、世界史の偉人というテーマを元に適当にストーリーをくみ上げただけという感じ。
このあたりもきちんと煮詰めていれば面白そうなんだけどな。
現状では、『異世界居酒屋「のぶ」』の方がまだリアリティがある。