あらすじ
何の変哲もないレストラン「ヘブンズドア」に、時空を超えて偉人達がやってくる! しかもその偉人達は揃いもそろって死ぬ直前。彼らが生前最後に口にしたかった食べ物は一体? 第23巻は、己の道を求めた権力者編!! ホテルへの出店も成功し有名シェフになった園場。一方、ジャンヌに異変が……。【電子版特典】巻末には『最後のレストラン Dante』プロローグを収録!
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Posted by ブクログ
辛い!悲しい!また、大切で大好きな作品が終わってしまった。。。。
でてくるキャラが魅力的です、歴史上の偉人をオリジナルに昇華し、違和感なくストーリーに落とし込む。主人公、園場のネガティブでリアリストだが、
実はとても優しい男。2人の女性で揺れるストーリーもハッピーエンドでよかった。
最後の作者コメントで、「少しの間、園場たちはお休みです。また、いずれお会いしましょう」とあったが、信じているからね!!また、会える事を!!
匿名
ラストは聖女の聖列のために。
ジャンヌの行く末を思って涙が出てきた。
本当は怖くて一回幻聴を認めてそれで処刑は免じられたのに
(そもそも貴族を処刑するのは本来できない)
牢番に乱暴されたんで男装を続けたら性を偽るのが聖書に背くって宗教裁判で有罪になっての処刑なんだよね(階級に関わらず協会に背くと重罪なの)
話し戻してジャンヌの神の声について医療説があるのを初めて聞きましたが
それだと三大教祖たちの神の声も全部脳の病気でおわっちゃいますねぇ ですが彼らは一部除き割かし長寿なので多少なり精神病質は認めつつも脳腫瘍は乱暴ではないかと思います
私が言いたいのはジャンヌが経験した女性らしい恐怖と劣勢で戦場を戦い巡った苦労は本物の経験なわけで、ときのフランスは権力争いでど田舎まで目茶苦茶だったわけで、その解決を王と宗教にすがり立て直す気持ちは真剣だったわけで脳の幻で済まないリアルだと思います
男装も周囲が許せば女のままで戦ったでしょうしね
そんなわけで本当にただの忠実な騎士ジャンヌが最後まで味わったであろう辛苦が少し救われたのであればいい話だと思います
まさか主人公の板挟みの恋がこう片付くかー、というのも面白いのでアリ!かと。
星一つマイナスなのは、久しぶりに読んでちょっとキャラの顔が分かんなくなった。
それぐらいゲストの他にも登場人物が多い。ちょっと多すぎる。
でも自作も楽しみにしながら本を閉じました。